ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット の商品レビュー

J.K.ローリング(著者),松岡佑子(訳者)

2012/02/11

KiKi は初読の時から「11歳になるまで自分が何者なのかを知らずに育ってしまった魔法使いの男の子が、ホグワーツ魔法学校を卒業する頃にはかつて魔法界を震撼とさせた『闇の帝王』な～んていう異名を持つような大魔法使いとどうやって一対一で対決させられるようになるんだろう？？」と思っていて、実は初読の際には1巻1巻の間に時間が開いていたこともあって、最後まで自分なりの答えを見つけないままにシリーズを読了しちゃって、「なんとなくご都合主義・・・・・」という印象を持ったままこの作品を一旦本棚に戻しちゃったんだけど、今回再読してみてこの「三校対抗試合」は言ってみればハリーの特訓の場だったんだなぁとちょっと納得してしまいました。

もちろんハリーが「三校対抗試合」に出ることになったのはヴォルデモート陣営の者たちの陰謀であり、ハリー自身はただ単に巻き込まれちゃっただけだし、自力のみで乗り切った課題はほとんどなかった・・・・という体たらくなわけだけど、この課題準備の過程で彼ら（ハリー、ハーマイオニー、ロン）は授業では習ったこともなかった魔術を知ることになるというのが大事なポイントだったんだなぁ・・・・と。　　そして、他の2人はともかくとして命がかかっているハリーにとっては、それらを単なる知識として知るのみならず「使えるレベルまで習得する」ようにもなるわけで、どう考えても優等生キャラではないハリーを魔法使いとして成長させるための作者の苦肉の策だったんだなぁ・・・・と。

「小物」でビックリさせる手法 & 構成はそろそろ読者にも飽きられてきちゃうだろうこのあたりで、しかも学生としては中学年レベルだから○番煎じにしかなりえない学園生活がメインの話題になるしかない・・・・となれば普通に考えればダラダラとした一巻になりかねないところだったんだと思うんですよね。　　そこを大きなイベント（三校対抗試合）で目くらましさせつつも、彼らを魔法使いとして成長させ、ついでにお年頃の彼らのロマンスあり、自意識の目覚めあり、社会意識あり（≒　屋敷しもべ解放運動）、友情の輪の広がりありで、伏線を張り捲る著者には脱帽です。　　

しかも悪役トップのヴォルデモート（但しこの時点では何故か影が薄い　^^;）を復活させはしたものの、これに魔法界が一致団結してあたるようになるのか？と言えばさにあらず、明確に「闇の帝王陣営」に属しているわけではない、「そんな大事件に接してもどうしたらいいのかわからないフツーの魔法使い」たちも一枚岩とはいかない状況を作って終わらせているあたり、話を長引かせるための仕掛けとも言えなくはないけれど、まだまだお子ちゃまレベルを脱しきってはいないハリーの成長を待つ時間稼ぎとしては有効な手段だよなぁ・・・・・と。　　それにリアル社会にはありがちな構図だし・・・・・（笑）

（全文はブログにて）

2011/11/24

ハリーとロンの初めてのマジ喧嘩、、、。
初めての他の魔法学校との接触、、、。
そして、“例のあの人”の復活、、、。
もう、見どころは山のようにあって( ´艸｀)

それにしても、ハリーとセドリック、、、。
ロンとは違った良い友達になれそうやったのに残念(*_*)

2011/10/24

ついにヴォルデモート復活！
ハリーの平穏(？)な日々に終止符が！Σ（ﾟдﾟlll）
いけえ！ハリー。ヴォルデモートと直接対決だ！
dy「！」マーク使いすぎかな。

2011/10/13

今回の展開のスピードには驚いた。
特に下巻では、話が一気に紐解かれていき、読んでいてわくわくさせられた。終盤で、随分と話が大きくなってきたような印象を受けたので、その後どうなるのか、というのが気になる。

2011/08/29

後の作品に繋がる伏線が色々と張ってあり、繰り返し読める。

大人と子供の境い目辺りの三人の関係や、心境がイベントを通して描かれている。

2011/07/03

読み終わったーー
なかなか気が乗らなくて････
読み出してしまえば面白くなって1週間位で読めたけど、これって児童書なのに
最近のハードカバーより字は小さいし行間が狭い
ハリーポッター読めたら何でも読めそう

映画を先に見ているので、映画との違いにほーーっとなります
この長さの話を短くするんだから無理は出てくるでしょうが
ムギュッとしてあるなぁ映画

2011/06/23

ダンスパーティーのシーンがお気に入りです。どんなに誤解されても頑張り続けるハリーに勇気をもらいました。
彼に「つらくても頑張っていれば誰か必ず認めてくれる」と教えてもらえた気がします。

2017/10/16

上下巻と長いけど、あっという間に読んでしまいました。百年ぶりに開かれる三大魔法学校対抗試合17歳以上の生徒しか参加できないはずが、なぜか14歳のハリーの名前が炎のゴブレットから吐き出され・・・。もちろん名前を読んではいけないあの人が関わっています。14歳になったハリー成長を感じます。

2011/06/14

２回目です。
１回目は勢いで読んでしまいましたが、２回目は味わいながら
読みました。いたるところに伏線がはってあり、ああ～そうだったのか～というシーンがたくさんあります。
単なるファンタジー小説ではないといわれる所以だと思いました。

2011/05/02

凄く良かった！
シリーズの中でも一番好きなのが、この炎のゴブレット。

周りにどんなに冷たくされても、誤解されても頑張り続けるハリーに、とても勇気を貰えました！

ハリー、愛してるっ！