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アンダー・ユア・ベッド の商品レビュー

3.7

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2014/05/17

強烈な本だった。。 主人公の行動の是非は置いておいて、 ページをめくる手が止まらなくなる 小説であることは確か。 これ、女性が読んだらどういう感想を持つのだろう というのを思わずにはいられないけど、 なんだかよくわからない吸引力を持った本だった。

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2013/10/09

ストーキングは決して許される行為ではありませんが、酷い境遇にいる対象女性を助けてあげたい一心で、ストーカーに感情移入してしまいました。とても巧い構成だったと思います。 ただ、「三井が風俗へ通うシーン」や「健太郎が同僚と浮気している描写」等、伏線と思える描写があったので、最後に何か...

ストーキングは決して許される行為ではありませんが、酷い境遇にいる対象女性を助けてあげたい一心で、ストーカーに感情移入してしまいました。とても巧い構成だったと思います。 ただ、「三井が風俗へ通うシーン」や「健太郎が同僚と浮気している描写」等、伏線と思える描写があったので、最後に何かしらの捻りがあると期待したのですが、結局何もなかったので消化不良でした。

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2013/04/24

理解に苦しむ思考回路(DVする男・DVされてるのに逃げない女・ストーカー)の3者に対して、読んでる内に気付いたら良き理解者になってしまう。

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2013/03/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

9年前の好きだった人を探し その人の生活をそっと見守る男の話。 大石さんのはどの話も映画やドラマに しやすそうなはっきりとした 風景とか環境が見えますね。 異常なのか、純愛なのか それは受け取る側に求められる質問だと 思いました。

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2013/03/06

ストーカーのお話 被害経験のある方は、たまらなく怖いでしょうね 結果このストーカーは相手を助ける結果となったのかもしれないけど すべてが良くない。不幸が不幸を呼ぶ こういうホラーもあるんだなぁ 後味がたまらなく悪い(笑)

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2012/12/18

最初の大石圭作品。 DV男vsストーカー男。 どっちも恐ぇ~と思いながらもストーカー男を応援してしまう。。

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2012/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ある雨の降る晩。僕は佐々木千尋を思い出した。19歳だった彼女と僕がテーブルに向き合ってコーヒーを飲んだこと。…9年も前の、僕の人生のもっとも幸福だった瞬間ー。そして僕は、佐々木千尋を探してみることに決めた。 彼の行為は度を越したストーカーでしかないけれど、彼の感情はどこにでもありそうなものだと思う。 読み進めるうちに、どんどんと主人公の気持ちに近づいて、異常だけれども応援したくなるような気持ちにさせられます。それは、ストーカーの対象が、夫からひどいDVを受けていたからかもしれませんが。 題材から予想されるような、嫌な読後感はありません。 盲目的な純愛なのか?それとも異常な執着なのか?表裏一体の感情は、誰にでもある感情。主人公に自然と感情移入してしまうはずです。

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2012/07/05

10年前の思い出を胸に、ストーカー行為をはたらく男の話。 角川ホラー文庫ですが、内容はホラーではない。主人公がとにかく純粋な男で、その好意の結末が知りたいために一気に読んでしまった。 ストーカー行為のインパクトが強く、序盤は嫌悪感を抱いたが、徐々に主人公を見守るような心境になって...

10年前の思い出を胸に、ストーカー行為をはたらく男の話。 角川ホラー文庫ですが、内容はホラーではない。主人公がとにかく純粋な男で、その好意の結末が知りたいために一気に読んでしまった。 ストーカー行為のインパクトが強く、序盤は嫌悪感を抱いたが、徐々に主人公を見守るような心境になってしまった。 主人公だけではなく、他の登場人物の視点でも書かれていてそれぞれの考え・性格の違いもまた面白い。

Posted byブクログ

2012/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ストーカーさんの話。 ストーカーにしても度がすぎていて、ベッドの下にもぐりこんでいたりするくらいの。 今のトコロ、大石作品ではこれが一番好きかな? ホラーとしての怖さ、ドキドキは私的にはあまりありませんでした。 気持ち悪さとかも。ただただ、続きどうなるのかな、とのめりこんで読んだかんじ。

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2012/04/25

ストーカーの主人公が昔好きだった女性の家に潜んで、いかれた暴力夫に酷い扱いを受けている彼女を歯ぎしりしながらただ眺めているというような話。 あらすじだけ見れば江戸川乱歩の『人間椅子』か、乙一の『暗いところで待ち合わせ』かといった風で面白そうに見える、んだけど、とにかく出てくるキ...

ストーカーの主人公が昔好きだった女性の家に潜んで、いかれた暴力夫に酷い扱いを受けている彼女を歯ぎしりしながらただ眺めているというような話。 あらすじだけ見れば江戸川乱歩の『人間椅子』か、乙一の『暗いところで待ち合わせ』かといった風で面白そうに見える、んだけど、とにかく出てくるキャラクターの行動や思考が類型的で薄っぺらく、主人公のストーカーも、暴力をふるう旦那も、ふるわれるヒロインもみんな予想のつくようなセリフしか言わないしやりそうなことしかしない。とにかくこちらの予測から一歩も足を踏み出してこない。 50頁ほど読み飛ばしてあとから不明な点をこちらの想像で補ったとしても大体当たってるから問題ないのではないかと思えてしまうような小説だった。 全体に平易な文章でまとまっていて読みやすくはあった。

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