1,800円以上の注文で送料無料

ロジカル・シンキング の商品レビュー

4

301件のお客様レビュー

  1. 5つ

    97

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    4

レビューを投稿

2020/02/17

本書は、ロジカルシンキングを学ぼうと思ったら誰もが通る人気のベストセラーであり「ロジカルシンキングの名著」だ。 著者である照屋氏は、戦略コンサルティングファームであるマッキンゼーのエディターとして活動した経験を持つ。本書はそんな照屋氏がマッキンゼーを一躍有名にした書籍としても知...

本書は、ロジカルシンキングを学ぼうと思ったら誰もが通る人気のベストセラーであり「ロジカルシンキングの名著」だ。 著者である照屋氏は、戦略コンサルティングファームであるマッキンゼーのエディターとして活動した経験を持つ。本書はそんな照屋氏がマッキンゼーを一躍有名にした書籍としても知られる。 「ロジックツリー」や「ピラミッドストラクチャー」あるいは「MECE」など、今では当たり前のように使われるビジネスパーソンの「基本作法」を、日本に普及させた名著と言ってよい。 この書籍は多くのビジネスパーソンにとって「ロジカルシンキングの登竜門」的位置づけと言って良いだろう。 しかし、やや内容が古くなっているので★3つとした。

Posted byブクログ

2020/02/16

マッキンゼーにてコミュニケーション・スペシャリストとして従事していた二氏による共著。 前半で「伝えるとは何か」「答えに求められる要素は何か」に触れ、後半でそれを実現するための技術を解説するという構成だが、いずれも大変素晴らしかった。 前半については、提唱されている考え方自体に目か...

マッキンゼーにてコミュニケーション・スペシャリストとして従事していた二氏による共著。 前半で「伝えるとは何か」「答えに求められる要素は何か」に触れ、後半でそれを実現するための技術を解説するという構成だが、いずれも大変素晴らしかった。 前半については、提唱されている考え方自体に目から鱗の要素が多く、 ・結論は自分の言いたいことではなく、課題の答えを要約する ・課題の答えは、相手から期待する反応を踏まえて深さ・広がりを決める の2点はまさに自分の課題認識そのものであったため、強く歩留まった。 また、後半では、提唱されているMECE、So what?などの考え方自体は珍しいものではないが、具体例が豊富で「なるほど!」と膝を打つ瞬間が多々あった。 全体を通して一つだけ改善点を挙げるとすれば、各章の問題に解答がないことか。敢えてなのだろうが、それなりに難問なので、解答との比較によりより理解を深めたかった。 いずれにせよ、総合的には大変良い本であり、自信を持って勧められる。 雑感だが、世の中の「ロジカル」に対するイメージは「合理的」「賢そう」といったプラスの面に加えて、「無機質」「冷たい」といったマイナスの面も根強いように思う。ともすれば、「コミュニケーション」というソフトなものとは相性が悪そう、とも思われがちだろう。しかし、本書を読んでも分かるように、ロジカルであることは(特にビジネスにおける)コミュニケーションにおいて最大の武器になる。そのことがもっともっと多くの人に理解されれば、意思疎通のスムーズな居心地の良い社会になるのではと思う。

Posted byブクログ

2020/01/30

難しくてとりあえず1部のみは読めた。 ロジカルシンキングって具体的にどういうことか、知らなかったが、簡単に言えば相手に「なるほど」と思わせる技術のことである。 レポートを書いたりする大学生の身として、なんとか実践できそうなのは、相手に何かを伝える際は、①話のテーマ②テーマに対して...

難しくてとりあえず1部のみは読めた。 ロジカルシンキングって具体的にどういうことか、知らなかったが、簡単に言えば相手に「なるほど」と思わせる技術のことである。 レポートを書いたりする大学生の身として、なんとか実践できそうなのは、相手に何かを伝える際は、①話のテーマ②テーマに対して必要な要素を満たした答え③相手に期待する反応、この3つを常に意識することである。

Posted byブクログ

2020/01/18

事例とかもあり真面目にすれば身につくとは思う。この世は論理で全てがうまく行くわけではないが、幾らか大切なことはある。so what and why so.

Posted byブクログ

2020/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的には、観察と洞察So-Whatが、他とは余りない視点で勉強になった。 〈適用と感想〉 ・So-Whatに注目。示唆の出し方が描かれている(by 高松さん) ・注目ポイントを持ってくる→その他は線を引いた所を中心に確認 〈要点〉 ○So-Whatとは:手持ちのネタやグルーピングされた物から、課題に照らし合わせた時に言える点を引き出している →・So-What&Why-soで背中合わせの関係を作る。 └・なぜそのような事が言えるのか、具体的にはどういうことか →・2つのSo-What:観察と洞察  →①観察のSo-What:事象や事実のポイントを的確に説明する:So-Whatは全体集合の要約、Why-Soは全体の要素分解   →○方法は:まぜテーマ(課題)を確認する。  →②洞察のSo-What:事象や事実を踏まえて、共通項を引き出す   →○方法は:観察のSo-Whatで特徴を洗い出し、その特徴/キーワード、背景、で一定の法則性がないかを引き出す。最後Why-Soで検証。 ○どうすれば論理的に伝えられるのか →・質問(←論点)に答えられているかどうか。=課題、論点、答えはワンセット  ・その物事をどのように評価し、その結論に至っかどうかが重要=事実に対して、与えられた課題を基にどうのように見たのが重要 ○論理はどう構成出来るのか →○基本構成:結論が課題の答えになっている。縦方向を頂点として、What・Why so?の関係が成り立つ。横方向にMECE。 〈その他〉 ・文書を読むとき:その文書の目的について意識する

Posted byブクログ

2020/01/04

相手へのメッセージを、どのようにして納得させられるように伝えられるかが書かれている良本。メッセージの課題と相手に期待する反応の2つを十分に確認したあとに、論理的な構造でその課題に対する答えを考える。 様々な例題が載せられているため、ロジカルシンキングの良い訓練になる。

Posted byブクログ

2020/02/11

ロジカルシンキングと言いつつ、コミュニケーション、もしくは表現方法の本。並列型と解説型の件が面白かった。

Posted byブクログ

2019/12/19

要約 前半では、以下のような「相手に伝える」という行為の本質が述べられている。 相手とのコミュニケーションにおいて大切なことは「私が申し上げたいこと」ではなく「私が今答えるべき課題について相手に伝えるべきメッセージ」である。 メッセージとは ①課題②答え③相手に期待する反応 の...

要約 前半では、以下のような「相手に伝える」という行為の本質が述べられている。 相手とのコミュニケーションにおいて大切なことは「私が申し上げたいこと」ではなく「私が今答えるべき課題について相手に伝えるべきメッセージ」である。 メッセージとは ①課題②答え③相手に期待する反応 の3つが揃っているものである。 これらはこの後も本書で核となる部分であり、中盤ではこれらのメッセージを考える際に注意すべき点をMECEやフレームワークの考え方、So What?/So Why? を利用しながら述べている。 そして後半で、「答え」の要素を相手に伝える際の論理構成を ①並列型②解説型 の2つの型を用いて述べられている。 感想 新人コンサルのバイブル的な本であるため、時間をかけて読んでみた。 ロジカルシンキングと名前はついているものの、どちらかというとコミュニケーションに重きをおいた本であり、プレゼンテーションなどへの心構え的な本であると感じた。 「課題」を相手と確認した上で、「相手に期待する反応」を念頭に置きながら「答え」をMECEなフレームワークの切り口で探り、①並列型②解説型の論理構成で伝えるという全体の流れは、学生の身分からしたらよくできていると感じるものの、実際の現場では机上の空論にならないのか疑問であった。 ただ、私は相手に自分の考え方を時系列で伝える癖があるため、本書の論理構成を参考に今後コミュニケーションを図ってみようと思う。

Posted byブクログ

2019/11/03

昨今はアートだとか直感的なものが評価される時代になってきたように思えるけど、やはりロジカルシンキングのベースがあってこそのものだと思うのでベースを学ぶためには良い本だと思う。So WhatとWhy so?をMECEに考えていく繰り返しが上達のコツだろう。

Posted byブクログ

2019/10/22

ロジカルシンキングの手法が網羅的に解説してあります。そもそも、ロジカルシンキングとは、「知っている」ではなく「活用できる」まで定着化させ、日常的に活用しなければ意味がない。

Posted byブクログ