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白蛇島 の商品レビュー

3.5

53件のお客様レビュー

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2009/10/04

夏に読みたい本です。 島にまつわる謎、「あれ」、祭り、神宮家に隠されたもの、そして本土から帰省した少年とその幼馴染が経験する、ミステリアスな話です。 伝奇が好きな人にはオススメかもだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

古くからの習わしやしきたりで守られている田舎の小さな島。白蛇の神様が「あれ」から島を守ってくれていると信じられている。13年に1度の大祭に里帰りした青年と幼馴染であり親友である青年が経験するひと夏の不思議。人智を超えた力が関わってくる話だけに、はっきりしないところもあるが、それで...

古くからの習わしやしきたりで守られている田舎の小さな島。白蛇の神様が「あれ」から島を守ってくれていると信じられている。13年に1度の大祭に里帰りした青年と幼馴染であり親友である青年が経験するひと夏の不思議。人智を超えた力が関わってくる話だけに、はっきりしないところもあるが、それでも最後まで飽きずに読めた。18歳の親友二人の関係がいい!

Posted byブクログ

2009/10/04

少年は友とともに一夏の怪異を――拝島の禁忌と伝説を体験する。 古来の伝説とか禁忌とか、凄く神秘的で 大好きな雰囲気が漂ってました。 ミステリアスで読み応えがあります。

Posted byブクログ

2009/10/04

初めは中々進まなかったんだけれど、事件が起き出してからはぐいぐい読めました。リアルに場面が想像できて面白かった。

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2010/02/06

ゾクゾクするような怖さとワクワクするような楽しさ。その二つが合わさったような作品です。「島」、「伝説」、「禁忌」…ものすごく好奇心を刺激するキーワードたち。ミステリアスな雰囲気が最高です。こういう作品は大好きです! とても神秘的な物語でした。物語の舞台となる拝島(おがみじま)は...

ゾクゾクするような怖さとワクワクするような楽しさ。その二つが合わさったような作品です。「島」、「伝説」、「禁忌」…ものすごく好奇心を刺激するキーワードたち。ミステリアスな雰囲気が最高です。こういう作品は大好きです! とても神秘的な物語でした。物語の舞台となる拝島(おがみじま)はもちろんなのですが、それ以上に登場人物たちが素敵です。三浦氏の描く少年や青年は、どうしてこうも魅力的なんだろうといつも思います。儚げだけれど強くて、ある種の色気みたいなものを感じさせられます。この作品の中では荒太がツボでした。 私が読んだのは単行本ですが、加筆、訂正と改題が施された文庫版「白いへび眠る島」には荒太と犬丸の物語「出発の夜」という短編が収録されているそうです。

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2009/10/04

甘くない少年文学。児童文学のような冒険譚なんだけど、児童文学のようなぬるさがなくて、するどい。やっぱり、三浦しをんさんはすごいんだなあ。

Posted byブクログ

2009/10/04

実は、三浦さんの小説で一番好き、だったりするんだなぁ! 夏休み、孤島、閉ざされた場所でのシキタリというか慣習、そして三浦さんに惹かれている理由のひとつ、”少年二人”!pecooの大好物が詰っていたりするのです。 色んな人に読んで欲しいなあ。

Posted byブクログ

2009/10/04

読み進めていくとその世界に捕らえられそうになる不安がよぎる・・・不思議な世界だけど全然不思議じゃない。そんな思いが最後に残る。

Posted byブクログ

2009/10/04

どうも私は閉鎖的な空間設定の本が好きなようですが、この舞台も海の中の孤島です。 やや軽めに感じたのは友だちがいたからかな?と思います。三浦さんの他の本も読んでみようと思った一冊。

Posted byブクログ

2011/03/05

「逃げ出したい場所があって、でもそこにはいつまでも待っててくれる人がいる。その二つの条件があって初めて、人はそこから逃れることに自由を感じられるんだ」 (P.126)  契約のいらない友愛、約束のいらない拘束。ぼくたちの自由はなんて不完全で、だけど愛おしい形をしているのだろう。...

「逃げ出したい場所があって、でもそこにはいつまでも待っててくれる人がいる。その二つの条件があって初めて、人はそこから逃れることに自由を感じられるんだ」 (P.126)  契約のいらない友愛、約束のいらない拘束。ぼくたちの自由はなんて不完全で、だけど愛おしい形をしているのだろう。 (P.280)

Posted byブクログ