パリ左岸のピアノ工房 の商品レビュー

T・E.カーハート(著者),村松潔(訳者)

2009/10/04

ポップが貼ってあったのでなんとなく買った本。
中古ピアノについてよくわかります。心温まる。パリ行きたい

2009/10/04

大きな展開があるワケでもない、ドラマもなにもない、
なのに深く深く、胸が熱くなります。
年月を経ることが輝いて見える本。

2011/09/17

パリの静かな地区にあるピアノ修理工房。毎日見かけながらも入る機会がなかったアメリカ人の著者が、自分のピアノを探しにその工房へ出かけ職人気質のフランス人、リュックと知り合いピアノへの情熱に目覚めていくノンフィクション。幼い頃ピアノを習っていた人がこの本を読んだら今度は自分の為にピアノを弾きたくなる事うけあいのピアノを心から愛する情熱に溢れた文章だった。（私も例外なくピアノを弾きたくなった/笑）大人になってからのお稽古事というのは、自分の意志で好きなことをやってみたいという純粋な向上心に溢れ、それがまた新たに人生を彩ってくれるようだ。フランス人は伝統を愛し、新しいものを受け入れる事に警戒心が強いが、一度友人として認めたらその後ずっと長く暖かい付き合いをしてくれる。そんな優しさに溢れたところもとても良かった。酔っぱらい調律師がその後どうなったのだろうというのが少々心残り。本全体からパリという街の香りが感じられた。こんな情緒に溢れたパリ左岸をぶらぶら散歩してみたい。

2009/10/04

音楽の好きな人なら、誰にでも薦めてしまう本です。
読むと必ずピアノに改めて恋をし、
ピアノ持ってない人はほしい病にかかります、
それもグランドピアノ。
わたしはこれを読んで、
スタインウェイ（アップライトだけど）を買ってしまいました・・・。
素晴しい本。迷いなく、素晴しい本。

2009/10/04

『パリに住みついた「わたし」は、子供の学校の送り迎えごとに、毎日「デフォルジュ・ピアノ店」の前を通りかかる。なんのへんてつもない店。だが、もう一度ピアノに触れたいと思っていた「わたし」は、ある日その店の扉をノックする･･････。思いもかけないパリの職人の世界を、愛情溢れる筆致で描いた、切なくも心温まるノンフィクション。』

個人的にはショパンが愛した(らしい)プレイエルに憧れが。
まぁそんなことは置いておいて、
『心温まる筆致』ってゆうのがピッタリくる雰囲気。

ストーリー自体はそんな難しいこともないし、
こうゆう雰囲気だから、すごく読みやすいです。

2011/07/17

ピアノが弾きたくなりますね。ついでにパリにも行ってみたくなります。オタクも、このような形で洗練されると、素敵です。

2009/10/04

音楽好き（特にピアノ好き）にとったら、宝物みたいな傑作ノンフィクション。
パリ（カルチェ･ラタン）でピアノってだけで、設定の勝利って感じもないわけではないけれど、とにかく全編、ピアノへの愛情に溢れてて、読み終わるのが勿体無いような本でした。
あ〜、素敵なベビーグランド、私も欲しい！！

原書も読みましたが、この邦訳、訳がとても綺麗でそういう点でもお勧めです。

2009/10/04

パリ左岸にあるひっそりしたピアノ工房。
ピアノを愛する職人と
アパルトマンに流れるかすかなピアノの旋律。

カバーを取ると、
ひんやりした漆喰の壁のような本が出てくる。

2009/10/04

音楽が、そしてピアノが好きな人にはとにかくお薦めしたい本。ピアノを弾きたくなる、また自分だけのピアノ（できればグランド）が欲しくなること請け合いのノンフィクション。

2009/10/04

とっても素敵な本でした。
特にストーリーが展開するわけではありませんが、ピアノへの愛がヒシヒシと伝わってきます。
パリに行くときには、カルチェラタンをぶらついて、リュックのピアノ工房を是非とものぞいてみたいですね。
読後感がとっても幸せな一冊でした。