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死体を買う男 の商品レビュー

3.7

166件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    71

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2019/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作中作の形になっている。 作品と現実が入り混じって進んで行くのが良い。 このストーリーは斬新で大好き。

Posted byブクログ

2019/08/21

他の作品と立て続けに読みましたが、こちらはまた雰囲気が違ってよかったです。 早く結論を知りたくなってしまって、せっかくの綺麗な文章を若干斜め読みしてしまいましたので、時が経ったらまた読もうかしらと思っています。

Posted byブクログ

2019/06/14

江戸川乱歩の未発表作?雑誌に連載開始された「白骨鬼」。作中作として進むこの話は乱歩と萩原朔太郎が謎に挑むという、いかにもな乱歩の雰囲気を纏っています。一方で外側では、作家細田辰時がこの連載に固執します。「白骨鬼」の中の謎には読者としてはよくあるトリックを想像するのですが、さすが歌...

江戸川乱歩の未発表作?雑誌に連載開始された「白骨鬼」。作中作として進むこの話は乱歩と萩原朔太郎が謎に挑むという、いかにもな乱歩の雰囲気を纏っています。一方で外側では、作家細田辰時がこの連載に固執します。「白骨鬼」の中の謎には読者としてはよくあるトリックを想像するのですが、さすが歌野さん、そんなにすんなりとはいきませんし、それだけでは終わりません。外側の世界と作中作の世界が繋がったとき、思わずため息がもれました。葉桜のようなインパクトではありませんが、新本格らしいお話で十分に楽しみました。

Posted byブクログ

2019/04/08

小説の中で小説が展開し、ラストにはXXXXXになって、 どっちの小説か頭が混戦してくるという、凝ったお話。 最後の最後まで犯人が特定されなくて、 数度のどんでん返しには舌をまきました。 江戸川乱歩ほどのおどろおどろしさはないものの、 似たような雰囲気で、江戸川好は満足すると思わ...

小説の中で小説が展開し、ラストにはXXXXXになって、 どっちの小説か頭が混戦してくるという、凝ったお話。 最後の最後まで犯人が特定されなくて、 数度のどんでん返しには舌をまきました。 江戸川乱歩ほどのおどろおどろしさはないものの、 似たような雰囲気で、江戸川好は満足すると思われ。

Posted byブクログ

2019/03/13

江戸川乱歩を読んだ事が無いので、その辺りはなんともですが、純粋に面白かったです。 読んでいく中で、自分の中で出来たキャラを、上手く裏切ってくれました。 登場人物の描写が上手いのですかね。

Posted byブクログ

2019/02/07

作中作の文体、時代背景や人物描写に作者の拘りを感じる。本格作家なら誰しも乱歩トリビュートに挑戦したくなるのが性なのだろうか。

Posted byブクログ

2018/11/09

超有名な、葉桜に〜の次に読んだ歌野晶午。 乱歩が乗り移ってるのか?!と言うくらいの文章表現に驚き、何故か改めてこの理由でこの作家を尊敬してしまった。 肝心のミステリーも流石、と言える作品。

Posted byブクログ

2018/09/15

まあ面白かった。 江戸川乱歩とか読んだ事がないので、あまり分からない部分もあった。 珍しい構成で良かった!

Posted byブクログ

2018/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何層にも重なる謎にノスタルジックな文体と、どっぷり世界観に浸れる作品。古典的なようで新しさの光る、清々しい小説。

Posted byブクログ

2017/11/07

図書館 乱歩と朔太郎が謎解きをすると聞いて。始めて読む作者さんだったんですけど面白かったです。久しぶりにミステリー読んだわぁ

Posted byブクログ