三国志(三の巻) の商品レビュー
北方三国志では最後まで呂布はかっこいい男であった。他の作品では裏切り、裏切り、最後には裏切られるのだけど、最後まで本当にカッコよく描いていた。 三国志の中で最強であろう男。作中でも後悔しているように劉備と呂布が最高の関係を結んでいたならもしかしたら劉備が早い段階で統一をしたのか...
北方三国志では最後まで呂布はかっこいい男であった。他の作品では裏切り、裏切り、最後には裏切られるのだけど、最後まで本当にカッコよく描いていた。 三国志の中で最強であろう男。作中でも後悔しているように劉備と呂布が最高の関係を結んでいたならもしかしたら劉備が早い段階で統一をしたのかな?? そうしたらレッドクリフは作られなかったってことに・・・。 他の作品で自分は呂布になんの魅力も感じなかったんだけど、この作品から三国志に入り込んだら確実に好きな人はいるでしょうね。 ただ、マザコンであるけど。まぁそれ以外は女性が惚れるであろうな~。一途な男だし。 そうして、クライマックスは 孫策・周瑜コンビによる好きな女の子を拉致強制結婚!!! おいおい!って、ツッコミを入れたくなりますが相手もなんだかんだと受け入れているのが・・・凄いぞ!! レッドクリフでは見事にヒロインの座を得ている小喬がここでもお姉さんと共にヒロインになって行きそうだけど、1・2巻で巻末のトリを飾った孫一族なのが今回は奪われているから今後の流れ次第だろうけど。 そして、周瑜が表舞台に出て来ましたね まだまだ若造ですが、この後の活躍が楽しみ!早く孔明と出会わないかな~
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一気読み とはいかず読了。呂布の闘死が山場か... ...。まだまだ続く北方ワールド、必読しやがれ!
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・袁術が劉備軍に狙いを定めた。袁術との圧倒的な兵力差に劉備は涙を呑みながら、大軍を擁する曹操へ助けを求めた。一方曹操は宛城にて張繍を降すが、それは偽りの降伏であった。袁紹の潜ませた張繍・雛氏の毒牙に曹操軍は大敗を喫する。それぞれの敗けを噛み締め、交差する劉備曹操それぞれの思惑。状...
・袁術が劉備軍に狙いを定めた。袁術との圧倒的な兵力差に劉備は涙を呑みながら、大軍を擁する曹操へ助けを求めた。一方曹操は宛城にて張繍を降すが、それは偽りの降伏であった。袁紹の潜ませた張繍・雛氏の毒牙に曹操軍は大敗を喫する。それぞれの敗けを噛み締め、交差する劉備曹操それぞれの思惑。状況を打開すべく劉備が盟を結ばんとした相手は呂布だった。しかし呂布はどこまでも軍人であり、劉備の狙いは失敗に終わる。呂布という人間に敵味方や天下を越えた何かを感じ取りつつも相容れられぬことを理解した劉備はついに呂布を討つべく立ち上がり、曹操もまた決死の覚悟で呂布に挑む。袁術から独立した孫策、動きを見せる益州の五斗米道、そして終焉間近な袁紹と公孫サンの戦い――群雄が動く。時代が動く。相変わらず熱い。 ・残虐で狡猾だが、そこから不意に漏れだしてしまう曹操の人間臭さ。呂布に怯えたり、息子を亡くした己を責めたり、女に溺れたりもしちゃう。作中にも書かれた「どこか抜けている」ところが曹操の魅力でもあるね。 ・劉備軍の戦は采配はもちろん、関羽張飛趙雲たち並みいる傑物たちの無双っぷりが爽快だ。呂布にひけをとらない騎馬戦は鳥肌。「男が廃る」理屈も勝算も跳ね退けて真正面からぶつかる劉備がかっこいい。 ・孫策周瑜の嫁取り合戦にニヤニヤしてしまう。「私は黄色を」「俺は青」のやり取りにワケ分からなくなってる二喬に笑った。位を掲げず無理矢理拐って心意気のみで嫁にしちゃう。戦とは別のワクワク感で読んだ。驚いて騒いでる太史慈がまた可愛い。 ・そしてなんといってもこの巻は呂布の最期に持ってかれちゃう。戦ばかり求めて、敵には容赦ないけど認めた身内には優しく、潔く、武人の道に外れたことは決してしない。最後は曹操の首よりも、己の半身ともいえた赤兎を救うことを選び、求め続けた「戦」の中で散っていった。漢すぎるわ呂布!死にそうな赤兎へ必死に語りかける呂布、離れた地でも主の死を感じ取り海へ潜ろうとする赤兎…泣く、本当に。二人の別れを敢えて成玄固に語らせるところに北方先生の呂布への愛情が見えた。曇りのない目で呂布という人を見つめ続けた成玄固には、君主劉備に対するものとはまた別のところに、呂布という一人の武人への尊敬や愛情があったんだね。そして成玄固のそんな目線は、書いている北方先生自身の目線であったように思えてならないです。
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今回は曹操のターン、そしてやはり呂布で締める。呂布かっこいい。 劉備影薄いけど大丈夫なんだろうか。 そもそも三国志の主人公って劉備?
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★2009年65冊目読了『三国志3 玄戈の星』北方謙三著 評価B+ 漸く前段を終えて、乱立した各地の武将が絞られてくる。ただの戦好きの呂布は、そのあまりの強さから、各武将から恐れられ、曹操、劉備をも苦悩させる風雲の将となる。劉備は相変わらず5千程度の兵で、各地を転々とせざるおえ...
★2009年65冊目読了『三国志3 玄戈の星』北方謙三著 評価B+ 漸く前段を終えて、乱立した各地の武将が絞られてくる。ただの戦好きの呂布は、そのあまりの強さから、各武将から恐れられ、曹操、劉備をも苦悩させる風雲の将となる。劉備は相変わらず5千程度の兵で、各地を転々とせざるおえないが、その部下である関羽、張飛、趙雲の支えで、徳の高い英雄と評判は上がっていく。これに対し、曹操は順調に力を伸ばし、有能な幹部を集めながら、いよいよ力を見せ始める。結局呂布は、曹操の大軍と知恵に敗れて戦死することになる。
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典韋・曹昂・曹安民が亡くなる話は、どの三国志でも苦手なんで、一時期読むのを止めていた でも、曹操はやっぱり負けて強くなる人ですから!! そして、呂布の最期 最後まで強い人だったな、と 赤兎馬をふくめ、北方三国は馬の書き方が丁寧だと思う 重めの話が続いたところで、孫策&...
典韋・曹昂・曹安民が亡くなる話は、どの三国志でも苦手なんで、一時期読むのを止めていた でも、曹操はやっぱり負けて強くなる人ですから!! そして、呂布の最期 最後まで強い人だったな、と 赤兎馬をふくめ、北方三国は馬の書き方が丁寧だと思う 重めの話が続いたところで、孫策&周瑜の二喬誘拐(笑)がきて、ほのぼのしたというかなんというか 読んでる本を間違ったかと思った
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北方三国志の呂布には定評がある。 天下無双の豪傑。 戦いに生きた男だが、優しく、脆く。 仲間に対して憧れを持っていたんじゃないかな ってのが感想。 てゆか、黒に赤ってのがいいね 漆黒のなかの情熱。その色合いを見ただけで呂布を思い出す・・・ってのは冗談。 とにかく呂布が倒され...
北方三国志の呂布には定評がある。 天下無双の豪傑。 戦いに生きた男だが、優しく、脆く。 仲間に対して憧れを持っていたんじゃないかな ってのが感想。 てゆか、黒に赤ってのがいいね 漆黒のなかの情熱。その色合いを見ただけで呂布を思い出す・・・ってのは冗談。 とにかく呂布が倒されたもんで呂布フリークな僕は熱が冷めた。 少し三国志情熱を待とう。
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呂布が死んだ。 どの呂布よりも純真で強かった。 大きな軍隊の動き、戦う武将の矛先。 コントラストのある戦争描写が熱い。 傾城傾国の美女、鄒氏。 江東の二喬。 孫策、周瑜の嫁取り誘拐。 2009.06.14.読了
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混迷深める乱世に、ひときわ異彩を放つ豪傑・呂布。劉備が自ら手放した徐州を制した呂布は、急速に力を付けていく。圧倒的な袁術軍十五万の侵攻に対し、僅か五万の軍勢で退けてみせ、群雄たちを怖れさす。呂布の脅威に晒され、屈辱を胸に秘めながらも曹操を頼り、客将となる道を選ぶ劉備。河北四州統一...
混迷深める乱世に、ひときわ異彩を放つ豪傑・呂布。劉備が自ら手放した徐州を制した呂布は、急速に力を付けていく。圧倒的な袁術軍十五万の侵攻に対し、僅か五万の軍勢で退けてみせ、群雄たちを怖れさす。呂布の脅威に晒され、屈辱を胸に秘めながらも曹操を頼り、客将となる道を選ぶ劉備。河北四州統一を目指す袁紹。そして、曹操は、万全の大軍を擁して宿敵呂布に闘いを挑む。戦乱を駆けぬける男たちの生き様を描く、北方三国志第三巻。
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初めのころは嫌なやつと思っていた侶布・・段々読んでいくにつれ、実はとっても自分に正直で真っ直ぐな男らしい男って思えてきた。 今時こんな男いないなぁ・・ すっかり好きになった。 でも、曹操に「降伏してくれ」と言われたときの侶布の答えは「男には、守らなければならないものがあるのだ」「...
初めのころは嫌なやつと思っていた侶布・・段々読んでいくにつれ、実はとっても自分に正直で真っ直ぐな男らしい男って思えてきた。 今時こんな男いないなぁ・・ すっかり好きになった。 でも、曹操に「降伏してくれ」と言われたときの侶布の答えは「男には、守らなければならないものがあるのだ」「なんなのだ」と聞く曹操に「誇り」「おぬしの誇りとは?」「敗れざること」と言い、城に入った。 そして曹操との戦いで倒れた赤兎を劉備の家臣の成弦固に託し、曹操との戦いで命を落とした。 このあたりの件はなんとも男らしい、素晴らしい武将達だと感動すらしてしまった。 赤兎を連れた成玄固が海で赤兎の突然の動きで侶布の死を知り、泣くシーンでは思わず涙が溢れてしまった。 侶布の性格だけど、もったいない死に方をしたと思う。 曹操め・・・(ー'`ーメ) ムカッ
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