きみにしか聞こえない の商品レビュー

乙一(著者)

2011/06/25

　クラスに馴染めずいつも寂しい思いをしていた主人公が、頭の中だけのケータイを通じて、似たような思いを抱えた少年と出会う話。
　さすが乙一さん、切なさの達人という名は伊達じゃない！

2011/07/15

私にとっては初めての乙一です。短編集はあまり好きではなかったのですが、いいもんですね。2000年に発表された作品で、初期の作品だと思います。小説全体から青臭さのようなものが感じられますが…私はどういうわけか泣いてしまいました。泣かしにかかってるのかなとか、現実離れした設定だなとか、若々しすぎる…と思いつつも号泣。傷がテーマになってるからでしょうか。どれもそれなりに救いのある結末になってるので、自分の中の傷のようなものも癒されました。乙一に興味がわきました。3つ目の書き下ろし短編の「華歌」は最後まで読んで、アレ？となりました。まさかこういう風に驚かされるとは思っていませんでした。そういう意味でも楽しめました。

2011/05/19

もうドリカムの「君にしか聞こえない」しか思い出せない。
切ないですね。
５分後の未来を知っているのに、変えられないなんて。

2011/05/11

誰かと繋がってたい。
わたしはひとりじゃないって、誰でもいいから証明して。

とても切なくて胸が苦しいのに、結末の読めないラストは流石乙一。

2011/04/12

乙一さんの作品を読んだのはこれが初めて。気に入ってます。
映画も見たけど、やはり原作のが好きですね。

2011/01/25

きみにしか聞こえないの映画予告をみて、乙一を読みたくなりました。

この作品に入っている短編三作はどれもせつなくさせます。

三作目に関してはちょっとラストにビックリ！！
あとがきを読んで笑ったのもこの作者がはじめてかもしれない・・・。

2011/01/19

これは是非読んでほしい１冊!!特に傷はすごく心が暖まります(^^)本が苦手な人でもすらすら読めると思います。

2011/01/06

せつない。本を普段読まないひとに是非読んでもらいたい。読みやすいはず。よく本を読む人にはあまり向かないかもしれない。
表題作より、傷 -KIZ/KIDS-のほうがすき。
読了から時間の経った本はわりと忘れてしまいがち(あらすじを聞けば思い出します)な私ですが、この作品はすごくよく覚えています。5年ほど前のはなし。

2010/11/24

乙一作品は全部良いですよぉぉ！！！
最初に買ったのはこの本なんですが。
短編集なんで読みやすいかも・・・
切ないものから、ちょっとゾッとくるものまで多種多様です☆

2010/11/12

乙一さんの作品初めて読みました。
すごくキレイな文章だなあと思いながら読みました。文章の表現の仕方が素敵すぎる。ずっと読んでいたいなと思いました。
本の中にはイラストも数ページ入っているのでとても読みやすかったです。