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きみにしか聞こえない の商品レビュー

4.1

434件のお客様レビュー

  1. 5つ

    145

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

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2013/07/11

友人を持てず、ひとり、とりとめなく自分だけの携帯電話を頭の中に夢想する少女。 ある日、その携帯からメロディーが流れ出す。 それが、同じ孤独を抱える少年との出会いだった…表題作「Calling you」。 優しさと残酷さに傷つく少年たちを描く「傷ーKIZ/KIDSー」。 恋人を喪っ...

友人を持てず、ひとり、とりとめなく自分だけの携帯電話を頭の中に夢想する少女。 ある日、その携帯からメロディーが流れ出す。 それが、同じ孤独を抱える少年との出会いだった…表題作「Calling you」。 優しさと残酷さに傷つく少年たちを描く「傷ーKIZ/KIDSー」。 恋人を喪った主人公と小さな花の中で歌う少女の不思議な交流を描く「華歌」。 御伽噺のような柔らかなストーリーと細やかな心理描写が、誰にも覚えのある孤独感、静かな憧れを切り取ってゆく短編集。

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2013/06/18

大好きな乙一さんのいちばんすきなお話 切ないお話がだいすきなのです 時間が一時間ずれてることにこんなに意味があるとは思いませんでした

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2013/06/04

まず、全体のタイトルがいい(^^)v 自分の中にも、こんな気持ちがあるのが 少し嬉しいかな(^_^;) 三編の中では、傷が一番好きです 人の痛みを引き受けた方が楽じゃないかと思う時が、こんな私でもあるんだよな…たまに でも、純真無垢じゃないからな 久々に、素直な気持ちになれた...

まず、全体のタイトルがいい(^^)v 自分の中にも、こんな気持ちがあるのが 少し嬉しいかな(^_^;) 三編の中では、傷が一番好きです 人の痛みを引き受けた方が楽じゃないかと思う時が、こんな私でもあるんだよな…たまに でも、純真無垢じゃないからな 久々に、素直な気持ちになれたかも(⌒‐⌒)

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2013/03/10

『傷』 話の設定から衝撃的。 大人に裏切られて、でも大人がいなくちゃ生きていけなくて。 子供はいつも立場が弱い存在だけど、心は大人なんかより強い。 麻人の自分の能力の使い方には尊敬させられた。

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2013/02/18

ところで乙一をラノベカテゴリにしていいのかどうか悩んでる。 失はれる物語にも収録されています。 なんか乙一さんの話のイメージは夏の川のようなかんじ。 冷たいけど心地いい。

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2013/02/14

「さみしさの周波数」とまとめて感想。 タイム・リープを薦めてくれた知人が、とにかく大好きだと言っている作家が乙一。 乙一は名前も評判が高いのも知っていたが、どうも「ホラー系の作家」という印象が強くて敬遠していた。 しかし、知人が「乙一には白と黒があるから。"白"...

「さみしさの周波数」とまとめて感想。 タイム・リープを薦めてくれた知人が、とにかく大好きだと言っている作家が乙一。 乙一は名前も評判が高いのも知っていたが、どうも「ホラー系の作家」という印象が強くて敬遠していた。 しかし、知人が「乙一には白と黒があるから。"白"乙一なら大丈夫!」と繰り返し強く推してくるので、読んでみることにした。 殆どの作品で読後、切なさとやりきれなさを感じた。 それは多分、作中で今さら覆しようのない出来事が扱われているからだろう。 「あの時ああすれば」というほろ苦い気持ちが、読み手である私の自分の過去の後悔を思い起こさせ、胸が痛んだ。 だがどの作品も暗い気分になるというよりも、切ないけれどもすっきりと爽やかな気持ちで読み終えられた。 これがこの著者の作風なのかな。 あと、挿絵がかなり好みだった。 気に入ったのは「Calling You」「未来予報 あした、晴れればいい」「失はれた物語」。

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2013/01/10

だいぶ前に読んだはずなのにcalling youだけすごく心に残っています。 自分が当時、長距離恋愛していて重ねていたのかもしれないが…繋がった時の高揚感や訪れる死別、他の乙一作品に感じない青春の香りがそこにはある。

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2012/11/23

乙一好きになったきっかけの本。 切ない系。 誰にでもコンプレックスとか、胸に抱えるものはあると思う。 思春期はそれが強く表れるけど、それに立ち向かうきっかけくれる本

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2012/10/23

「せつなくてあたたかい3篇」 不思議な設定を活かしたお話。再読なのに1作品目で泣いた。 最後のお話には騙されました。騙されたんですが、お話より設定のほうが際立ってしまった感がありました。 乙一さんは学生向きだと思います。

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2012/10/12

頭の中にある妄想のはずのリアルな携帯電話がある日着信する。電話の相手も妄想の産物なのかと思いきや、それは実在する人だった。現実的な中にある非現実的な設定ながら、その中で人とふれあうことでだんだんと変化していく人物の描写は白乙一の得意分野だなーと実感。

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