きみにしか聞こえない の商品レビュー
どの話もストレートかと思いきや歪みのある様な話。 その歪みが魅力。 どの話も甲乙つけ難い。どれもなんらかの救いがあるのはスニーカー文庫だからかな。 またいつか読み返すであろう1冊。
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頭のなかに携帯が出現して、声を出さなくても話せるという凄まじい能力を持った男女の話。 時間にズレがあるというのは不思議だったが、とても楽しく読み進めることができた。1日で読み終えてしまった作品のひとつ。
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切なさと透明感のある作品。 乙一の、どこかホラー的な要素も感じさせるのに胸がきゅんとなるような切ないラブストーリー的要素もあり、大好きな作品です。 また、短編が数話収録されており読みやすい一冊。
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『Calling You』 取り返しのつかない事、悲しいけれど、その出来事で前向きに転じる話 『傷ーKIZ/KIDS-』 痛みを分け合う事で生きる希望を見つけるお話。 『華歌』 傷ついた人達のお話。 これからどうなるか分からないけれど、大人だから、強くなった気がするから、きっ...
『Calling You』 取り返しのつかない事、悲しいけれど、その出来事で前向きに転じる話 『傷ーKIZ/KIDS-』 痛みを分け合う事で生きる希望を見つけるお話。 『華歌』 傷ついた人達のお話。 これからどうなるか分からないけれど、大人だから、強くなった気がするから、きっと自分で何とかできるでしょう。 というか、何故か性別が逆だと思いこんだまま読んでいました、この話。 小さな人間の姿をした植物が生えてくる話は、二つほど読んだ事があります。 (マンドレイクではありません)
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文書がおかしいところがあって、何か所も、変なところでストーリーがぶつぶつ切れてしまいました。文書もなんだか堅いんだよね~作文みたいです。期待しすぎて読んでしまったせいか、それほどでもなかったな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
学校の図書室で借りた本。 短編集。 きみにしか聞こえない・・・友達のいない女子高生リョウは、本当は寂しくて友達が欲しくて、頭の中に携帯電話を作りだした。あるひその頭の中の携帯電話が鳴って・・・。 傷・・・特別学級のアサトには、ある日不思議な力が宿った。それは、誰かのけがやあざを自分に写し取ったり、それをまた他の誰かに移せる能力だった。 華歌・・・。入院中の主人公は、ある日病院の敷地内の木の下でハミングをする不思議な植物を発見する。 どの話も、切ない話だった。
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不思議で切ないお話、三話の短編集。 挿絵が繊細でそれがまた良い。三話とも好き。 この本は残しておこう。
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基本的に軽いタッチの短編集です。 どの話も読みやすくすらすら進んでしまいました。 最後の話のタイトルが「華歌」というのですが、始めどう読むのか分かりませんでした。 しかし、読み進めるとこれほど綺麗なタイトルはないことが分かります。
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学生の頃、流行に乗って読んだ。 高校生や中学生の思春期のような心にとっても響く作品。 乙一さんの作品はその時期にいくつか読んだけれども、今になって読んでみたらまた違う感想を持つと思う。 今よりもっと純粋な気持ちで読書が楽しかったころの思い出。
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思春期に飛び込んできたリリカルな言葉たち 自分が今、生きていることに自信がなくてただ過ぎていく日々。そんな自分が嫌でも変える勇気もない。そこに沁みてくる物語。ときどき読みたくなる。
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