虚貌 の商品レビュー

雫井脩介(著者)

2009/10/07

どんな仮面をかぶっても殺意だけは隠せなかった。21年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送会社を経営する一家が襲われた。社長夫妻は惨殺され、長女は半身不随、長男は大火傷を負う。まもなく従業員3人が逮捕され、事件は終わったかに見えたが…。

2009/10/04

はらはらドキドキ　最後まで気が抜けない　
雫井さんの作品はこれがはじめてでしたが　本当に面白かったです

2009/10/04

　おもしろかった。もっと軽い感じなのかと思っていたのですが、割と硬派な雰囲気で。その分、多少の読みにくさはつきまといましたが。作品全体の雰囲気がとにかく好みでした。　ストーリーとかトリックとか、その辺りはたぶんこれまであったミステリーの、割と王道だと思う。別に特異なものは何もなくて。ただ、タイトルがこんなにも容貌に関わるものをテーマにしているんだ、と言っていて、割と冒頭近くで容貌に関わる問題提起が為されているにも関わらず、終盤までそれがテーマなのだとあまり意識させない運び方がうまいなぁ、と感じました。トリックが見えてきた辺りで初めて容貌がテーマなのだということに気づかされるんですが、そういえば最初っから伏線でもなんでもなく語られていたことに同時に気づいて、あぁ！、って感じ。こういう展開の仕方って、テーマが後からとってつけたようになりがちなのに、すんなり納得させられてしまった。それがすごい感動。　ただ、ラストが微妙に死にオチだったのが、納得いかない。いや、正確には死にオチにはしてないし、たぶんそうじゃないと思うんだけど、しかし、復讐の対象が全員きれいに死ぬという展開はちょっときれい過ぎるんだよね。

2009/10/04

2006/12/24〜12/31
■夢中になって読んでたら、あやうく電車降り損ねるとこだったゼ。
推理小説もたまには良いね。
■後半は一気！

2009/10/04

21年前におきた一家惨殺事件の主犯格の男が出所後、当時の共犯者達が次々殺されて行く・・おもしろかった！ラストはどうだろう、そういうのもアリなのではないかと・・・・

2009/10/04

どんな仮面をかぶっても殺意だけは隠せなかった。21年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送
会社を経営する一家が襲われた。社長夫妻は惨殺され、長女は半身不随、長男は大火傷を負う。
まもなく従業員3人が逮捕され、事件は終わったかに見えたが…。書下ろし傑作犯罪小説

2009/10/04

実に良くできた作品だと思う。ストーリー展開も驚きの連続で、いったい最後はどうなるんやろ？と読み進んだ。けど最後はちょっとわかりづらかったかな。と言うかようわからん。でも傑作だと思う。

2009/10/04

ええっ？！そう来るか!!と途中声を挙げてしまったほど。
トリックには賛否両論あるようですが、個人的にはとても楽しめた作品。
ガンで余命幾ばくもない老刑事と激しい憎悪に捕らわれ次々へと犯行を重ねた犯人。人物描写がとても細かく、最後まで飽きることなく好感が持てた。

2009/10/07

ラストは実はよくわかってません。犯人の気持ちもものすごく理解できる。そこまでするか。っていうのもあるけど。面白かった〜。2006.8読了
大切なのは「表情」という言葉は自分にも、皆にもあてはまると思った。

2009/10/04

途中までは文句なく面白かった（夢中になれた）けれど・・ええ〜〜っ、ラストはこうきますか？？；；ちょっと抵抗があるな。