虚貌 の商品レビュー

雫井脩介(著者)

2014/12/30

雰囲気は嫌いじゃない。そのやり方がやや現実味に欠くというか。
でも善人は善、悪人は悪でわかりやすいし救いもあるが、その葛藤で変わって行く様子も見たかった。

2014/10/15

小さな町にありがちな知らないところで、人間関係が絡み合っているストーリー。
最後までドキドキしながら、読める展開がいい。

2014/06/15

図書館でかりました。
雫井さんの作品は、もっと読んでみたかったので。
私が好きなハッピーエンド・・・ではないのでしょうが・・・
でも、ちょっと気持ちが晴れるというか・・・
この気持ちを表現するのは難しいです。
でも、悪い最後ではなかったと思います。
残念なことは数々ありますが。
とても面白かったです。
特に半ばからは一気に読めます。文庫本だと上下巻だから下巻の方が面白いかも。

2013/09/13

それぞれの登場人物が抱える「顔」への思いとコンプレックスが巧く表現されていますし、二転三転する展開が非常にサスペンスフルで読み応えがありました。
真相は賛否両論ありますが、現実的に無理があるのでアンフェアだと思いました。
また、最後にある人物が言った言葉の意味が解らず、もやもやが残りました。

2013/08/01

雫井さんの作品は「火の粉」「犯人に告ぐ」しか読んでいませんが、どちらも、ぐいぐいと引き込まれる巧みな展開で続きが読みたくてたまらなくなる作品で、本作も同様でした。21年前の放火殺人事件が生んだ新たな悲劇に癌に侵された老刑事が巻き込まれていく・・・。「顔」をテーマにした不気味さが漂う作品ですが、人間にとって「顔」が持つ意味を考えさせられました。

2013/07/17

最初は登場人物が多すぎてこんがりそうになったけど、事件の21年後はとてもおもしろかった！結局犯人は誰だったんだろ？？

2013/05/12

ミステリーと言うかSF?
ただストーリーは引き込まれる。
時間軸がコロコロ変わったが、違和感なく引き込まれた。

2012/12/11

読後はたまらなく疲れた。内容が濃いというわけではないんだろうけど（一般的なミステリってこんなもの？）、全体的に重い。最後に誰もが報われない結末だからかもしれない。途中でだるくなる箇所もあったが、ハラハラさせられる部分もあり、のめり込んだほうだと思う、たぶん。
ハッピーエンドを好む人にはきついかな。

2012/08/13

読み終わると、ストーリーも犯人も、特別驚く展開ではなかったのですが、
本筋に絡む老刑事側のストーリーが話に厚みをもたせていて、
最後まで興味深く読み進みました。

2012/03/10

『たいやきのお礼』と最後の『白い花』

この言葉になんだか、２人の絆が感じられました。

まさに小学生の頃にハマッて読んだアルセーヌルパンシリーズが、基本にあるようなストーリーでした。