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果つる底なき の商品レビュー

3.5

396件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    155

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    28

  5. 1つ

    2

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2019/08/08

今の作者の感じと違う。少しまだ素人っぽさがあるような。(失礼ながら)。 最後はハードボイルド。知的に解決する今の感じと違う。

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2019/06/18

1998年発行。第44回江戸川乱歩賞受賞作。 多少、殺人と暴力が多く、私のテイストに合わなかった所はありますが、ストーリーは良く練られており、どんどん読み進めさせられる感覚は、現在の著者の作品に通ずるものがありました。

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2019/06/14

経済ミステリでは経済的に騙された主人公が一発逆転やりかえす、という先入観で読んでいたためあまりにも人が死に過ぎでは、と言う印象は持ちましたが、とても読みやすく一気に読んでしまいました。元銀行員だけあり銀行内部の細かい点はリアルでとても面白かったです。少しずつ謎が解けていくはずなの...

経済ミステリでは経済的に騙された主人公が一発逆転やりかえす、という先入観で読んでいたためあまりにも人が死に過ぎでは、と言う印象は持ちましたが、とても読みやすく一気に読んでしまいました。元銀行員だけあり銀行内部の細かい点はリアルでとても面白かったです。少しずつ謎が解けていくはずなのにいくら読んでもさっぱり真相が見えてこなかったのでもどかしい思いもしました。処女作だということで確かにいろいろ気になる点は多いのですが、読み終えてみると賞を取るだけの勢いと濃さはあると納得しました。

Posted byブクログ

2019/05/26

元祖銀行小説…。内容は少し暗め。人の悪意や狂気に立ち向かう伊木の男気、非属の精神を丹念に描いた良作。後半のちょっとやり過ぎ感は否めないが楽しく読めた。

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2019/02/25

池井戸潤の推理小説にして、デビュー作。 この本も「半沢直樹」や「花咲舞がだまってない」のような銀行シリーズに変わりはないが、犯罪推理要素が強い。 主人公の友人はその原因を突き詰めて殺された。 その原因は何にあるのか。 果つる底なき人間の欲望が渦巻く、銀行と取引先、商社の関係...

池井戸潤の推理小説にして、デビュー作。 この本も「半沢直樹」や「花咲舞がだまってない」のような銀行シリーズに変わりはないが、犯罪推理要素が強い。 主人公の友人はその原因を突き詰めて殺された。 その原因は何にあるのか。 果つる底なき人間の欲望が渦巻く、銀行と取引先、商社の関係社会の中で横領が発生する。 誰が犯人で何が起こっているのか。 徐々に明かされる事件の原因と結末。 デビュー作で既にこの内容。 やっぱり池井戸潤はすごい。

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2019/01/27

池井戸潤といえば、やはり銀行。下町ロケットや陸王、アキラとアキラ、など中小・零細企業が大企業を相手に戦う、そして痛快に大企業を打ちまかすことが多いが、今回も大どんでん返しで弱者が挑戦し成功する、サクセスストーリー。 ただ、今作品ははサスペンスでぐいぐい引き込まれました。しかもこの...

池井戸潤といえば、やはり銀行。下町ロケットや陸王、アキラとアキラ、など中小・零細企業が大企業を相手に戦う、そして痛快に大企業を打ちまかすことが多いが、今回も大どんでん返しで弱者が挑戦し成功する、サクセスストーリー。 ただ、今作品ははサスペンスでぐいぐい引き込まれました。しかもこの作品は彼のデビュー作。 彼の作品は、銀行員出身らしく、金融に関する話が仔細に書かれているのですが、どの作品も、作品ごとに舞台となる業界をよく調べているところにいつも感心します。 今回も半導体業界ならではの裏話がキーとなっていました。 これからも、池井戸潤氏のサスペンス、読んでみたいです。

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2018/12/04

池井戸小説は読んでいて活力が湧くから好きで、期待して読んだ。ミステリーとしては面白かったけど、今作は固い描写で、底を這っていくような暗いイメージだった。

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2018/12/03

やはりぐいぐい物語に引き込む力の強い池井戸作品。 「果つる底なき」はまだ数々の名作を生み出す前の新人時代の本だけど、めちゃくちゃパワフル!銀行同僚の死からの謎解きから、関連する人物が何人も殺され、カーチェイスもあり、主人公が刺されて… とまあ、えらいことになってます。一気読み必至...

やはりぐいぐい物語に引き込む力の強い池井戸作品。 「果つる底なき」はまだ数々の名作を生み出す前の新人時代の本だけど、めちゃくちゃパワフル!銀行同僚の死からの謎解きから、関連する人物が何人も殺され、カーチェイスもあり、主人公が刺されて… とまあ、えらいことになってます。一気読み必至。

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2018/11/11

池井戸氏のデビュー作と知り購入。前半で経理用語がバンバン出てきてしばらく積ん読状態になっていた。後半はテンポが良く一気に読めた。組織の論理にNOと言い放ち突っ走る主人公が最高。洗練されているというよりは力強く疾走感のある文体には銀行員からの転身作家である著者の熱い思いが滲み出てい...

池井戸氏のデビュー作と知り購入。前半で経理用語がバンバン出てきてしばらく積ん読状態になっていた。後半はテンポが良く一気に読めた。組織の論理にNOと言い放ち突っ走る主人公が最高。洗練されているというよりは力強く疾走感のある文体には銀行員からの転身作家である著者の熱い思いが滲み出ている気がする。著者自身も主人公のような人なのだろう。好きな1冊になった。

Posted byブクログ

2018/10/20

おそらく、一気読みしなかったのが原因だろうが、あまり理解できなかった。 ただでさえ頭が足りないのに、それが敗因。難しかった。

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