沈まぬ太陽(2) の商品レビュー
2017.01.18 小説として見ると無駄な文章が多い。 伝記なのか… とりあえず後半までは面白くなかった。
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内容が辛くて2カ月ほど置いていた。再び手にとって読み終えた。恩地の精神力は強靭だ。家族の負担も半端ないが。反撃始まるか。
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不当人事が認定されてアフリカを去るまで。 ややかっこつけすぎな感じがする。 本当のところはどうだったのか気になる。
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恩地さん、ナイロビ出向から日本帰国まで。 ひとつの事故が起こるには、数多くの要因が存在する。 その事故が起こっても気付きがない会社は、もはや見込みがないと実感できる。
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パキスタン駐在を終えた恩地を待ち受けていたのは、さらなる報復人事だった。イラン、そして路線の就航もないケニアへの赴任。会社は帰国をちらつかせ、降伏を迫る一方で、露骨な差別人事により組合の分断を図っていた。共に闘った同期の友の裏切り。そして、家族との別離―。焦燥感と孤独とが、恩地を...
パキスタン駐在を終えた恩地を待ち受けていたのは、さらなる報復人事だった。イラン、そして路線の就航もないケニアへの赴任。会社は帰国をちらつかせ、降伏を迫る一方で、露骨な差別人事により組合の分断を図っていた。共に闘った同期の友の裏切り。そして、家族との別離―。焦燥感と孤独とが、恩地をしだいに追いつめていく。そんな折、国民航空の旅客機が連続事故を起こす…。
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1人の人間に対して会社がここまで、嫌がらせするってどういう事なのよ!と怒りつつも、恩地の愚直さや頑固さが家族を巻き込んでしまったのは、不憫すぎて、イランの空港での別れのシーンでは思わず泣いてしまった。 自分が恩地の立場でも精神を病んでおかしくなるだろうし、りつ子さんの立場でも耐...
1人の人間に対して会社がここまで、嫌がらせするってどういう事なのよ!と怒りつつも、恩地の愚直さや頑固さが家族を巻き込んでしまったのは、不憫すぎて、イランの空港での別れのシーンでは思わず泣いてしまった。 自分が恩地の立場でも精神を病んでおかしくなるだろうし、りつ子さんの立場でも耐えられなくて私ならとっくに離婚していると思う。りつ子さんは本当に、強い人だ。そして2人の子供も。 これから3巻に突入するがまた、一筋縄ではいかないかと思うとやるせないけれどとにかく先が読みたくて仕方ない小説だ。
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アフリカ編を読み終えました。時代感があるのですが、その古さが心地良い(文面)。歴史や社会の勉強になり貴重な本だと思う。実話なのかはとりあえず置いといて、孤独に打ち勝つ力や真面目さが非常に感銘を受けた。
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72年から73年に掛けてなので、私は高校時代。こんな苦労されてた方がいたのは本当に大変だと思う。しかし、ひどい仕打ちにここまで耐える必要はあったの?って気がしないでもない。ちとかたくな過ぎることないですか?
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見せしめとして僻地に飛ばされ、苦渋を味わった恩地。反対に志を共にしたはずの行天はトントン拍子で出世していた。人はここまで卑しくなれるものなのか。現実にも日本社会では、こういう状況はいつ現れてもおかしくないと思えることが恐ろしい。
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矜持を重んじる主人公の、職場での義理立てが強すぎるあまり、家庭を疎かにする部分については共感できないが、卑劣な会社の上層部に挑む心意気や情熱がアツい。まるで体感したかのような緻密な描写は作者の徹底した取材のなせる技であり読み物としての面白さにも寄与していると大いに感じる。
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