沈まぬ太陽(2) の商品レビュー
恩地さん…がんばれ!と思わずにはいられない一方、会社の仕打ちに応戦するエリートサラリーマンとはこんなに頼もしいのか!と、背広を見直すところです。 重厚な社会派作品だけに、読むのには体力がいりますが、やっと日本への帰還が決まった時の「さらば、アフリカよ!」は一緒に涙ぐみます。 恩地...
恩地さん…がんばれ!と思わずにはいられない一方、会社の仕打ちに応戦するエリートサラリーマンとはこんなに頼もしいのか!と、背広を見直すところです。 重厚な社会派作品だけに、読むのには体力がいりますが、やっと日本への帰還が決まった時の「さらば、アフリカよ!」は一緒に涙ぐみます。 恩地さん、よく耐えた!
Posted by
恩地元がテヘラン、ナイロビへと赴任している間、国民航空は度重なる飛行機事故を起こしていた。ハインリッヒの法則よろしく国民航空の安全に対する姿勢が疑問視されてきた。 報復人事で海外赴任です。と言われた瞬間に、自分だったら即謝罪すると思う。いつ日本に帰れるか不明なまま遠いアフリカ...
恩地元がテヘラン、ナイロビへと赴任している間、国民航空は度重なる飛行機事故を起こしていた。ハインリッヒの法則よろしく国民航空の安全に対する姿勢が疑問視されてきた。 報復人事で海外赴任です。と言われた瞬間に、自分だったら即謝罪すると思う。いつ日本に帰れるか不明なまま遠いアフリカで一人暮らしの主人公。そのモチベーションは待っている仲間の為に、筋を曲げないの一言に尽きる。 香港~パース~エアーズロックの飛行機内で読破。
Posted by
スカッとした~ 続きが楽しみ。 恩地がしとめた野生動物の剥製は2000 万円くらいの価値があって、売ったら大儲けじゃんと思ったけど、これで一儲けしたら恩地のキャラに合わないので、狂気の中で自分で破壊するってオチでしたね。 勿体無いと思っちゃった。 マイホームの頭金になったのに...
スカッとした~ 続きが楽しみ。 恩地がしとめた野生動物の剥製は2000 万円くらいの価値があって、売ったら大儲けじゃんと思ったけど、これで一儲けしたら恩地のキャラに合わないので、狂気の中で自分で破壊するってオチでしたね。 勿体無いと思っちゃった。 マイホームの頭金になったのに~笑
Posted by
ついに帰国できるがその代償は10数年のたらい回しによる家族に与えた傷と社会的偏見と会社内での差別であり計り知れない。 尊敬に値するがもう少しうまく立ち回れないものかと見ていて辛くなる
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
よくぞここまで詳細に取材出来たものだと感心すると共に、サラリーマンとしての自分の人生のあり方を考えさせられる内容だった。会社は違えど現代の自分の会社員としての立ち位置の背景には、このような先人達の強い意志と、真実を追求するジャーナリストの弛まぬ努力があったことを忘れないようにしたい。御巣鷹山事故のパートに入るまでが長く、当初は多少冗長に感じたが、読み進めていくうちにそんなことは気にならなくなる位、深い内容だった。
Posted by
2 アフリカで主人公の孤軍奮闘。ガンバレ!!しかし、ここにきて、少し山崎の小説のテーマによくでてくる嫉妬がみえかくれする。 九州大学:Φ
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
組合からアフリカまで。組合、の重みがいまとは違う。こういう重みを体験している世代と、平成世代。これは小説だし、違うのは当たり前だけど、違うことは知っていたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。 やっと恩地さんが日本に戻れた。苦節10年。 でも会社の待遇にはホントに腸が煮えくりかえる。ほぼノンフィクションだというから驚き。 やっぱりアフリカの描写が素晴らしい。広大な大地、夕日、野生の動物たちが目に浮かぶよう。馬の出産シーンには読んでるだけで感動だった。 次は御巣鷹山編。気合いが入る。
Posted by
面白かった。正義をとるか?出世をとるか?信念を貫き通すか?家族をとるか?仲間をとるか?じぶんならどうする?悔いのない生き方って何だろう?非常に考えさせられる作品でした。期待の三部目へ突入します。
Posted by
なかなかストレスを感じる物語だわ。 疲れる。 アフリカでの主人公の趣味にはどうしても抵抗感を感じてしまうなあ。
Posted by