嗤う伊右衛門 の商品レビュー
これも、ジャンルは微妙ですが、 新説 四谷怪談です。 切ない。切ないよ・・・ そして美しいよ。 あれ?私なんか悲恋物が好きみたいじゃない?
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京極版・「四谷怪談」。 こんな四谷怪談があっただなんて!凛とした女、岩のまっすぐな生き方に、憧れる。そして、岩と伊右衛門の愛に、心うたれた。文句ナシの一冊。
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四谷怪談とはまったく違うお岩の物語。初めて読んだ時、岩に感情移入どっぷりしすぎて終着駅(目的地)についたことに気付かなかった。しかも、泣きながら。怪しい人。すっごく切ないのです。夫婦になっても、片思いを続ける岩と伊右衛門。お互いのためを思って別れ、そして、狂気と傾いてゆく。泣きた...
四谷怪談とはまったく違うお岩の物語。初めて読んだ時、岩に感情移入どっぷりしすぎて終着駅(目的地)についたことに気付かなかった。しかも、泣きながら。怪しい人。すっごく切ないのです。夫婦になっても、片思いを続ける岩と伊右衛門。お互いのためを思って別れ、そして、狂気と傾いてゆく。泣きたくなるほど純粋な愛なのです。 これも夏に読みたくなる。 映画はイマイチ。唐沢、色黒いよ。伊右衛門のイメージは椎名拮平だった
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四谷怪談のお岩さんの話。 巷説の又市も出てきます☆ 映画では小雪がお岩さん。とっても芯のある女性です。
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長編だけど其々の章が大分独立している感じなんで集中でき一気に読み終わりました。 愛というものが持つ意味は表層だけに捉えるものではないですよね。もっと深遠な意義を持つ愛というのも存在するということですか・・・・
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http://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/3132688.html
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よく知られている四谷怪談とはちょっと違ったキャラクター設定で、別の物語として読めます。 見た目ではなく心の美しさ・正しさを追い求める岩、そんな岩をそっと思いやる伊右衛門。 相手の幸せを思いやるがゆえに、すれ違い傷つけあう二人。 2回、3回と読み返したくなる物語です。
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な、なんだよ・・・!泣いちゃったじゃないかよ!下手したらセカチューや今会いより純愛です。二人とも不器用で愛しい。ラストにはぼろぼろ泣いてしまいました。こういうのすごい、弱いんですよ・・・。
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四谷怪談をモチーフにした新お岩さんとか。これはもう純愛って感じで。無愛想ながらも思いやってる伊右衛門さんも素敵だし、気高い感じのお岩さんも素敵。なので最後は涙涙でした。コッソリ又市さんも出てるんだけど…。
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京極夏彦の本を読むのは初めて。 ただの怪談モノじゃなくて、もっと別なところが心に残りました。面白かった。 各場面が印象的。文体が面白いなと思った。
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