嗤う伊右衛門 の商品レビュー
タイトルにすべて表…
タイトルにすべて表れています。伊右衛門は「笑」わないのではなく「嗤」うのです。
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『四谷怪談』=こわ~…
『四谷怪談』=こわ~いって思っていたのですが、この本で考えが変わりました。今まで知っていたお岩様の話しとはまったくちがいます。最後は切なくて涙でした。
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この世で一番怖いもの…
この世で一番怖いもの。それは、妖怪や幽霊などではなく生きた人間だ。つくづくそう感じた。
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とても切ない恋愛小説…
とても切ない恋愛小説です。幸せって何だろうなと考えてしまう。
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伊右衛門と岩のお互い…
伊右衛門と岩のお互いを思う気持ちの強さが、感情表現が下手な分、ジーンと伝わってきました。何度でも読んでみたい作品です。
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映画を見た後に小説を…
映画を見た後に小説を読んだのですが、どちらも感動しました。とてもせつない話です。離れていても思いあう絆を感じました。
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怪談として読むか恋愛…
怪談として読むか恋愛小説として読むかで評価が分かれそう?私は「岩」の武家の娘としての頑ななほどの意地に感情移入して読んだので満足。みんながみんな思い合っているのにすれ違うという昼メロのような展開と純粋ゆえの狂気を堪能できました。宮部さんの「龍は眠る」と並ぶくらいの純愛小説だと思い...
怪談として読むか恋愛小説として読むかで評価が分かれそう?私は「岩」の武家の娘としての頑ななほどの意地に感情移入して読んだので満足。みんながみんな思い合っているのにすれ違うという昼メロのような展開と純粋ゆえの狂気を堪能できました。宮部さんの「龍は眠る」と並ぶくらいの純愛小説だと思います。「怪談」を求めて読んだ妹にはこのしっかりとした「岩」像がかえって不評だったので、「強く純真な女・提灯お岩」を受け入れられるかどうかって感じでしょうか。
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怪談の中にあるしなや…
怪談の中にあるしなやかな愛を描きます すごく切ないです
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岩と伊右衛門の想いの…
岩と伊右衛門の想いのすれ違いがものすごくはがゆく感じました。小説最後のシーンでは涙が止まりませんでした。
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京極流「新四谷怪談」…
京極流「新四谷怪談」である。四谷怪談は様々な人が様々な形で描いているが主人公のお岩さんがこれほどまでに魅力的に描かれた作品を私は知らない。【嗤う伊右衛門】は究極の恋愛怪談小説だ。
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