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食う寝る坐る永平寺修行記 の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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2024/06/06

YouTubeで永平寺の雲水の修行の様子を見て興味を持ち読んでみた。 動画以上の情報があり大変ためになった。 (参拝者として)永平寺は好きです。

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2024/01/07

初めて物事に目的も方法も無いことの意味を知った。 何かのためにするわけではなく、ただするのである。 ある形になることで、全てを脱ぎ捨て、ただこの一瞬の時にまみえること。

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2023/08/26

あぜやんリリース 5年前、会社の旅行に永平寺に行く前に予習で読んだ本。 著者は1年間、永平寺で雲水を経験したことを 本書に詳細に書いている。 あの立派なお寺での生活が活き活きと描かれていて、 本書を読んだら永平寺に行って坐禅を組みたくなる。

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2022/08/19

理不尽、暴力が非日常的で興味深い。そして、同時に仏教(曹洞宗)の持つ厳格なまでの戒律がなぜ生まれたのか。なぜ今も続いているのか。 現代の感覚で言えば、体罰、つまり暴力による組織の統制は許されないものだろう。しかし、至る経緯、歴史、背景、想像を働かせ、相手の気持に立ってみる。 人間...

理不尽、暴力が非日常的で興味深い。そして、同時に仏教(曹洞宗)の持つ厳格なまでの戒律がなぜ生まれたのか。なぜ今も続いているのか。 現代の感覚で言えば、体罰、つまり暴力による組織の統制は許されないものだろう。しかし、至る経緯、歴史、背景、想像を働かせ、相手の気持に立ってみる。 人間の多様性は、こういったものを必要としてきたのだろう。なければ、ふるい落とされてしまう人々が居たのだろう。 現代の快適な生活からは想像ができない過酷な世界を知れる。

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2021/11/30

永平寺の修行がこれほどまで激しいものとは想像もしていなかった。 著者の体験から既にかなり年月は経っているけれど、現在も同様に厳しい修行が行われているのだろうか。 「信じる」「救われる」ということは、「理不尽に耐える」ということと表裏一体なのだと感じた。 厳しい修行をされている雲水...

永平寺の修行がこれほどまで激しいものとは想像もしていなかった。 著者の体験から既にかなり年月は経っているけれど、現在も同様に厳しい修行が行われているのだろうか。 「信じる」「救われる」ということは、「理不尽に耐える」ということと表裏一体なのだと感じた。 厳しい修行をされている雲水の方々には敬意しかない。

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2021/11/13

穏やかなものだと思っていたら、理不尽と思われることばかりな激しい毎日に読んでいるこちらまで飲み込まれそうになる。ページをめくるたびに、時間が経ち日々が過ぎて、全てのことに理由があることが分かる。読む前の想像とは違っていたけれど、とても良かった

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2021/09/03

現在の永平寺での修行記だが、その厳しさが壮絶だ。 全ての行為にきっちりと形が決められており(トイレでさえも)、また節制も徹底的だ。 修行内容の是非はともかく、飽食の時代をのほほんと生きているのが恥ずかしくなるくらい。(HPの日記より) ※2001.12.25横浜市のO氏からプレゼ...

現在の永平寺での修行記だが、その厳しさが壮絶だ。 全ての行為にきっちりと形が決められており(トイレでさえも)、また節制も徹底的だ。 修行内容の是非はともかく、飽食の時代をのほほんと生きているのが恥ずかしくなるくらい。(HPの日記より) ※2001.12.25横浜市のO氏からプレゼント  2002.1.26読書開始  2002.1.29読了  2008.1.19売却済み

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2021/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一万円選書(2回目)①。「修行=厳しい」というイメージはあったものの、どちらかというとひたすら座禅をする“静”なイメージだっただけに、かなり予想を超えていました。雲水初期の手荒な指導は、読んでいるだけでも緊迫感ありましたが、指導側も隙を見せられない、厳しさを貫かないといけないという別の重圧の中で過ごさないといけなかったんだなぁと、魯山さんの視点を通じて気付かされました。立場が変われば見え方も変わる。ネットで近年の著者の記述を読んで、厳しさとは何か、と言うことも考えさせられました。(体罰肯定とかではなく)

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2019/12/07

永平寺に行く前に読んで、想像して、 実際、現地を観たら雲水の生活がわかった気がした。 とても面白い本。

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2019/09/18

その日、僕は出家した、彼女と社会を捨てて――。道元が開いた曹洞宗の本山・永平寺。ひとたび山門を潜れば、そこは娑婆とは別世界。東司(トイレ)にも行鉢(食事)にも厳格な作法がある。新入りは、古参僧侶に罵倒され、規矩を徹底的に叩き込まれる。さらに坐禅に日々打ち込んだ末、30歳の著者が会...

その日、僕は出家した、彼女と社会を捨てて――。道元が開いた曹洞宗の本山・永平寺。ひとたび山門を潜れば、そこは娑婆とは別世界。東司(トイレ)にも行鉢(食事)にも厳格な作法がある。新入りは、古参僧侶に罵倒され、規矩を徹底的に叩き込まれる。さらに坐禅に日々打ち込んだ末、30歳の著者が会得したものはなにか? 雲水として修行した一年を描いた体験的ノンフィクション。(裏表紙) 修行のパートには閉口。著者がその意味を書いてくれているけど、門外漢にしてみれば到底納得できるものじゃあない。 一方、著者の心情や周囲とのやり取りはすこぶる面白かった。寺を去る際の手洗い送迎がとても良い。

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