パイロットフィッシュ の商品レビュー
【人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない】 って冒頭が印象的でデビュー曲が一番売れた歌手って感じにその文章だけ覚えてる。 アジアンタムブルーの後の話だけど、先に出てます。
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「人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない」冒頭の記憶の湖の話、納得だった。(2007/8/8)
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少し悲しさとか、 せつなさを含んだ、透明感のある文体。 哲学的な言葉や、考えも組み込まれていたり題名と内容との結びつきも、とても綺麗で 心の深い所に触れられたような とても惹かれる作品。 『人は、一度巡りあった人と二度と別れることは出来ない』 という冒頭の一文から始...
少し悲しさとか、 せつなさを含んだ、透明感のある文体。 哲学的な言葉や、考えも組み込まれていたり題名と内容との結びつきも、とても綺麗で 心の深い所に触れられたような とても惹かれる作品。 『人は、一度巡りあった人と二度と別れることは出来ない』 という冒頭の一文から始まり、 人間の『記憶』というものに関する哲学的な部分と、著者の信念みたいなものが上手く合わさって、ストーリーに組み込まれている感じ。 比喩表現が、実に巧み。 言葉の組み立てにも、とても惹かれる。 主人公の記憶と現在とを、行き来する為 読んでいると、時間軸が頻繁に変わって、 人によっては読みにくいのかもしれないけど、 でも、それが逆に小説の内容の記憶が、 まるで自分の記憶かのように感じて 一緒に記憶を探る感覚に陥ったりして、 個人的にはとても面白かった。 おそらく、もっともっと歳を重ねてから読んだら、また更に解釈に深みが増すんだろうなぁ〜って思える作品。 きっと、 今日と、一週間後とでも、 絶対に読み終わった感触が違うはず。 そして、今まで出会った本の中でも、おそらく一番!表紙が物凄く素敵☆
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とても、綺麗な本。何が。。。ただ、全体が。 「それは、どんな長い長い旅にも必ず終わる時がくるということに似ている」 「記憶の集合体ーーー僕は君とは別れてはいない。それが人と人が出会うということなんじゃないかな。一度会った人間は二度と別れる事はできない。」
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珍しく寝ながらではなく、ちゃんと座って読んだ。読み始めてすぐにちょっと中断したけど、その後一気に読んだ。 時々思うことがある。私は何かに見守られている。暗闇に突き進もうとすると、何処からともなく「助け舟」がやってくる。きっとこの本は「助け舟」となるだろう。
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表紙が凝ってるところがまず気に入った。 続編の(?)アジアンタムブルーも読んでみた。ポルノ雑誌編集者が主人公の恋愛小説だったような。環境を整える魚の話と傘の自由化の話が印象に残った。
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「アジアンタムブルー」とリンク 「人は一度巡りあった人と二度と別れることはできない」 忘れていた事がいきなり思い出されることは確かにあります。短期間のつきあいであっても、それは無意味ではないのです。
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すっごく良かった。 話の流れ・キャラクターの会話がとても落ち着いていて 読んでいて気持ちが良かった。 ただ、たまーにあるカタカナ語が間違っていたりして (Every Breath You Takeのbreathは「ブリース」でなく「ブレス」、とか) 気になって話の流れが止まった...
すっごく良かった。 話の流れ・キャラクターの会話がとても落ち着いていて 読んでいて気持ちが良かった。 ただ、たまーにあるカタカナ語が間違っていたりして (Every Breath You Takeのbreathは「ブリース」でなく「ブレス」、とか) 気になって話の流れが止まったりしちゃいました。 これって作者のせいじゃなくて、実際に世間はそうやって使ってたのかなぁ。
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初読:2007年8月25日 アジアンタム・ブルーとセットらしい。久々に大ヒット。淡々とした文章だけど、すごく伝わってくるものがあった。一度巡りあった人と別れることはできない。別れ、出会いを描きながら、とても後味の良い作品。
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"人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない。人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶と共に現在を生きているからである。"言ってることは凄くよくわかる…気がする。けど物語は理解しきれなかったような消化不良@
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