パイロットフィッシュ の商品レビュー

大崎善生(著者)

2013/02/24

水槽の中の環境を整える為の魚、
パイロットフィッシュ。
まさに、そんな役割の人間が居なくなって
しまった為に、主人公らの人生は
水槽の中の水のように、にごり始めた。
（ちょっと違うかな・・・？）

自分の人生は自分で切り開け。
人のせいにするな。

2013/01/25

大崎の将棋関連本が好きだが
おそらく彼はこの手の題材に向いていない
全体に無理感がる
2,5点

2012/10/01

友人に「絶対気に入ると思うから」と勧められた作品。
『孤独か、それに等しいもの』もそうだけど、文をゆっくり咀嚼しながら読もうと思わせるのは、筆者の力量か。

全体に装丁にあるブルーのような、寂しさ？かなしさ？が漂っている気がした。
その中で起こる様々な出来事。
雨が似合いそうな本だと思った。

2012/05/19

優しく、なんかせつない
ストーリーに泣かせる場面なんてないのに
すーっと涙がこぼれ　じいーんと余韻が残る

良い本に出会いました

2012/04/12

一言でいえば、淡く・やさしい。
大崎善生の小説はどれもそう感じるのだけれど。やっぱり好きだなー。
装丁も、毎度のごとく美しい

2011/10/14

とても透明な小説。
透明で、切なくて、いわゆる泣かせようとする展開ではないのに泣いてしまう小説だった。
読み終わって、ああ、良い本だった、とじんわり心が温かくなった。

2011/08/29

数年前に読んだものを 再読しました。
でも こんな大人の話だったかなぁ~と
ちょっとドキドキ。
大崎作品を いろいろ読み直してみようと
思っています。

2010/10/15

恋愛小説。
ストーリーは、村上春樹の作品に似てるな、と思った。
ただ、先が読めるので展開に驚く事もないし、例え話もいまいちピンとこない。
そして、主人公にあまり魅力を感じなかった。
しかし、表紙のデザインの美しさ、ストーリー自体の面白さは良かったと思う。
何かに影響されている感じは薄々感じるが、トータルでみると星３つ。

2010/10/08

19年前に別れた彼女からの電話。一度の浮気が彼女との決別となった。今でも彼女を思う気持ちは変わらないが、過去に戻ることは無い。本当に好きになった人への思いやその人の言葉は何年経ってもそれなりの影響を及ぼしている。

2011/07/23

一度出会った人とは別れることができない。

忘れてしまいそうな小さい記憶とか、お互いの人生がほんの一瞬交わっただけの人とか、きっと何か意味があるんだろうなーと思えました。
切ないけどなんだか温かくて、すごく勇気づけられる一冊です。
別れの淋しい気持ちも和らぐような気がして、大好きです。