プラチナ・ビーズ の商品レビュー
自分の中にヒーローっていますか? ウルトラマンでもスーパーマンでもいいんですけど。 私の場合、この作品のサーシャがそうなのかもしれません。 これまでの少ない読書経験のなかで、 あんなに鮮やかに何もかも掻っ攫って行った人はいません(笑) まぁ、この人、主人公ではないんですが。 それ...
自分の中にヒーローっていますか? ウルトラマンでもスーパーマンでもいいんですけど。 私の場合、この作品のサーシャがそうなのかもしれません。 これまでの少ない読書経験のなかで、 あんなに鮮やかに何もかも掻っ攫って行った人はいません(笑) まぁ、この人、主人公ではないんですが。 それでも第一印象が強すぎて未だに私の中のヒーロー記録更新中です。 日本、アメリカ、北朝鮮、韓国それぞれの思惑が絡んだ国際小説として お楽しみください。
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夢中で読めます。とまらない!ハードボイルドですが登場人物が魅力的なので、あまりこういったジャンルに興味のない人でもぐいぐい読めるのでは?シリーズものだそうで、登場人物たちの経歴やこれからの対決がとても楽しみ!情報とは、分析とは、アナリストとは…のくだりがカッコいい。もと外務省勤務...
夢中で読めます。とまらない!ハードボイルドですが登場人物が魅力的なので、あまりこういったジャンルに興味のない人でもぐいぐい読めるのでは?シリーズものだそうで、登場人物たちの経歴やこれからの対決がとても楽しみ!情報とは、分析とは、アナリストとは…のくだりがカッコいい。もと外務省勤務の五條さん、こういう哲学をお持ちなのでしょうか。感動すら覚えます。葉山はなんという愛されヘタレ、エディは何というドS。嫌味もあそこまでいくと一種の愛、典型WASPなキャラクターもあそこまでいくと一種の芸。謎すぎるサーシャ、葉山とは対照的な意味でアイデンティティカオスな坂上、洪も気になるぞ。
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大好きな 『鉱物』シリーズの第一作目。 タイトルの『プラチナ・ビーズ』の 意味を知った時切なくなりました。 自国を知りたいと思う きっかけにもなった特別な本です。
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米軍情報部の上司と、上司大嫌いなアナリストの部下との会話が見所。 人に勧めていただいて「スノウ・グッピー」を読んだのですが、それがあまりにおもしろかったので引き続きこちらも読んでみました。 これにははまりました。 結構長いこと二次創作サイトを運営していたと思います。 防衛庁に勤...
米軍情報部の上司と、上司大嫌いなアナリストの部下との会話が見所。 人に勧めていただいて「スノウ・グッピー」を読んだのですが、それがあまりにおもしろかったので引き続きこちらも読んでみました。 これにははまりました。 結構長いこと二次創作サイトを運営していたと思います。 防衛庁に勤めていた人物が書いただけあっていろいろとリアルです。 ここからエスピオナージュのおもしろさを知ったのでした。 ただ、この作者はあまり文章が上手ではありません。
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北朝鮮なんて興味ないよ〜とか思いつつ読んだら、もぅ・・!! 登場人物が魅力的だし、国防についても色々考えさせられるお話でした。 つーか、1度読んだ後にすぐ読み直したら複線の張り方がこまやかでそちらにも感動した。
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国際事情について考えたことなかった私にとって、 この本はすごくインパクトありました。 祖国って何だろう、家族って何だろう。 あとは、エディの謎めいた魅力にノックアウトされました…! 葉山のネクタイ結びなおすところや 某有名な口説き文句(笑)に悶えました…。かっこいい…!
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すべての情報のかけらがプラチナ・ビーズへつながっていく話の展開は圧巻。日本という国の無防備さにぞっとした。
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日米北朝諜報小説。緻密なスパイ合戦だけかと思いきや、そこに関わる人々の人間としての意味も問われてしまうような、奥の深いお話です。このシリーズもお勧めですし、他の本もお勧めです。群像劇好きだとはまるかも。
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む、むずかしかった。グダグダ3か月くらい鞄に入ってた。。北朝鮮政府のお話。はまるつもりでこの人の本大人買いしちゃったけど、もう読めなさそう・・・。
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色々な読み方が出来る本だと思いました。題名の意味や随所にちりばめられたヒントからプラチナ・ビーズの正体を探るのもいいし、登場人物が魅力的なのでその成長(?)を追うのもいいし、題材について考えながら読むのもいい。面白かったです。 2008/1/20
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