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ハードボイルド/ハードラック の商品レビュー

3.7

107件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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挿絵も紙質もすごく好…

挿絵も紙質もすごく好きな本。ハードカバーで買ってよかった。 丁寧に作られている感じがする。 話の内容は重いところもあるけど、お別れ場面がなんか好き。

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2話からなる物語なん…

2話からなる物語なんですがかなり重たいです。あたしは大好きですが!イラストもかわいくて読んでみる価値ありだとおもいます。

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よしもとばななさんの…

よしもとばななさんの作品は、例外なく読んだ後に心にしこりができる。でもそれは嫌なものではなくて、むしろ心に必要なものなんじゃないかと思う。この作品ももちろんそうでした。

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別れの話。というより…

別れの話。というより、別れた後の不思議な体験?真夏の夜に読みたくなる小説。

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関わりの深い女性の死…

関わりの深い女性の死によって、主人公の世界がぐらぐらしたり何かを悟ったり見えないものを見たりする、根源的には癒しがテーマであろう中篇ふたつ。彼女にしては珍しく文章ががさついている感じで、かつて書き続けていたことと主題は同じだと思うのだけど、どうも胸に入ってこない。「白河夜船」や「...

関わりの深い女性の死によって、主人公の世界がぐらぐらしたり何かを悟ったり見えないものを見たりする、根源的には癒しがテーマであろう中篇ふたつ。彼女にしては珍しく文章ががさついている感じで、かつて書き続けていたことと主題は同じだと思うのだけど、どうも胸に入ってこない。「白河夜船」や「サンクチュアリ」の圧倒的な癒し感とはえらい違いだ。心のどろどろをさらっと掬い上げることに失敗している気がする。

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二つの物語になってい…

二つの物語になっていて、一つが、女性でありながら、一度だけ女性とお付合いした話。彼女の不思議な能力。そして死。旅先での気味悪い場所。数々の夢。ホテルでの出来事。彼女のことを繰り返し思い起こす。。どっぷりと入ってしまうので、体験したかのように不思議な気持ちになります。もう一つは、お...

二つの物語になっていて、一つが、女性でありながら、一度だけ女性とお付合いした話。彼女の不思議な能力。そして死。旅先での気味悪い場所。数々の夢。ホテルでの出来事。彼女のことを繰り返し思い起こす。。どっぷりと入ってしまうので、体験したかのように不思議な気持ちになります。もう一つは、お姉さんが植物状態になり、呼吸器を外すときを待つ話。父、母、妹。婚約者の彼とその兄。死を待つしかない。理解をするための時間。人って理解して受け止めて供養するんですよね。。きっと。。

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近しい人の死をテーマにした2編を収録

近しい人の死をテーマにした2編を収録。日常と非日常の、曖昧な境目をただよいながら、2人の女性が大好きな人(恋人、姉妹)の死を見つめる。死と闇の匂いが色濃いのに、読後に希望が残る本。

zxc

2024/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「世界はなんていい所なんだろうね!」という境くんのセリフを読んだ瞬間、なぜだか急に感情の波が押し寄せてきて、鼻の奥がツンとしました。

Posted byブクログ

2024/02/22

よしもとばななさんを読む時には、覚悟が必要だということを忘れていたな…。あまりにも好きな作家さんなので軽々と読み進めてしまったけれど、読み終わったあとも考えてしまうたちの私には重く暗いものがのしかかってくる、それすら作品の一部として楽しめるのだけれど、、、。時間がある時に読むべき...

よしもとばななさんを読む時には、覚悟が必要だということを忘れていたな…。あまりにも好きな作家さんなので軽々と読み進めてしまったけれど、読み終わったあとも考えてしまうたちの私には重く暗いものがのしかかってくる、それすら作品の一部として楽しめるのだけれど、、、。時間がある時に読むべきでした

Posted byブクログ

2023/09/03

吉本ばななの本、そんなに陽を求めて読むことはないけどそれでもこの本は陰の要素が強め。8月の真夏に読むような本じゃないなと(ある意味涼しくなるような不気味さ)。なかなか、前に進められなかった。 でも9月に入ったしと思って、残り一気読みして本を閉じたとき、読み始めたときには想像もして...

吉本ばななの本、そんなに陽を求めて読むことはないけどそれでもこの本は陰の要素が強め。8月の真夏に読むような本じゃないなと(ある意味涼しくなるような不気味さ)。なかなか、前に進められなかった。 でも9月に入ったしと思って、残り一気読みして本を閉じたとき、読み始めたときには想像もしていなかった温かさが残った。ただ過ぎ去る毎日にスッと一筋の光が差すような。それは、真っ暗な部屋に、カーテンの隙間から太陽の光が差し込んで、その部分に手を当てたら、そこだけ温かい、微かだけどそこに確かにある温度を肌で感じるような本。

Posted byブクログ