レヴォリューションNo.3 の商品レビュー

金城一紀(著者)

2010/02/20

ゾンビーズシリーズ！！

熱い想いとか、くだらなさとか、一生懸命さとか、もどかしさ。

こっぱづかしい台詞とか。

美しさも。これは自分の中で外せない、とても好きな作品です。

映画化されるとすれば、誰が抜擢かと考えたりします。

2010/02/14

どういうわけか有名進学校ばかり集まっている新宿区において、陸の孤島のごとくたった一校だけ存在している典型的オチコボレ男子高。しかも周りの有名進学校の連中には、（1）偏差値が脳死と判定されてしまうくらい血圧値しかない　（2）学歴社会において『生ける屍』に近い存在だから　（3）『殺しても死にそうにないから』、という理由から『ゾンビ』と呼ばれている。そんな男たちが集まって結成されたのが、ザ・ゾンビーズだ。
　そもそもは、まだ一年坊主だった二年前のある日、生物の授業中のドクター・モローの言葉が発端だった。
「君たち、世界を変えてみたくはないか？」
「遺伝子戦略で高学歴の人間たちが群れ集まって形成している窮屈な階級社会に、風穴を開けてやるんだ」「勉強が得意な女の子の遺伝子を獲得しろ」「努力だ」
ドクター・モローの言葉に感電してしまった連中が自然発生的に集まり、風穴を開けるために、ザ・ゾンビーズは結成された。狙うは、偏差値も美女占有率も高い女子高『聖和女学院』の学園祭に潜り込み、ナンパをすること。さっそく潜入作戦の準備は始められた！

発想がくだらなすぎてまそれでいて真っすぐで青春を思い出させてくれます。バカなエネルギーっていくつになっても大切ですよね。

2010/01/30

人間味があるいい作品だった

あがいてでも、みっともなくても
自分も踊り続けていられたらいいな

2009/12/11

今まで何度も読みました。
これからも何度も読むんでしょう。
忘れてはいけない気持ちがこの本の中にはあります。

2009/12/10

めっちゃくちゃ面白かったあああ！好みどストライクな小説でした！うわーこれもっと早く読めばよかった。10代のころに読みたかったなー。爽快でちょっと切ないのがまたいい。

2009/11/22

ゾンビーズシリーズの第1弾と言うことですが、自分は第2弾の「フライ，ダディ，フライ」の方を先に読んでいました。
個人的には「フライ，ダディ，フライ」を読んでから「レヴォリューション No.3」を読むのもいいんじゃないかなあと思います。
オチコボレ男子高校生たちがあの手この手を考えて、若さと勢いだけで馬鹿みたいに笑って、楽しんで、突っ走っていく姿は爽快で痛快。
ああ、こんな高校時代いいなぁと思ってしまうほどのキラキラと輝いた青春で、馬鹿ばかしくって、力強くて、勇気付けられて、切なくて、格好良かったです。
満足度は★★★★☆。
「史上最弱のヒキを持つ男」山下が最高です。

2009/11/17

ゾンビーズシリーズ１作目。
SPEEDから読んだのですが、相変わらずのメンバーで読んでて面白かった。
SPEEDではあまり語られなかったヒロシについても読めたので良かった。
ヒロシの死には色々考えさせられるものがあった。
前にも書いたかもしれないが、こんな青春を自分も送ってみたい。
読み終わってスッキリする作品だった。

2011/07/12

友達に借りて読んだと思ってたら、読んでない本だった。

2007.02.26 読了

2011.07.08 再読

2009/10/07

りーくんに借りて読んだ直木賞受賞作品。
先生の「君たち世界を変えてみたくないか？」という一言によりオチコボレ男子高校生たちが奮闘するお話。
男の子のパワーってすごい。そして若さと熱さは失いたくないなって思った。

2010/07/21

高校生の刹那的な輝きがまぶしい。
高尚な芸術とは違くても、友達が亡くなった夜に傍にいてくれるのはこの本。

ピータン！！！
ギョウザ大好き！！