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格闘する者に○ の商品レビュー

3.4

82件のお客様レビュー

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2013/07/14

エッセイのようにさらりと読める小説でした。炸裂する妄想が痛快な気持ちにしてくれます。個性豊かな登場人物たちも楽しく、特に友達二人ののんびり感が心地良かったです。

Posted byブクログ

2013/06/17

図書館にて。 ずっと読みたかった三浦しをんのデビュー作!本棚にあった時はびっくり。 主人公の可南子をはじめとして、どの登場人物も生き生きと描かれていて夢中になって読んだ。個人的には西園寺さん大好き(変態?)。 それにしても就職面接のシーン、特にK談社についてあんなにボロクソに書い...

図書館にて。 ずっと読みたかった三浦しをんのデビュー作!本棚にあった時はびっくり。 主人公の可南子をはじめとして、どの登場人物も生き生きと描かれていて夢中になって読んだ。個人的には西園寺さん大好き(変態?)。 それにしても就職面接のシーン、特にK談社についてあんなにボロクソに書いてしまって良かったのだろうか?ああいうことって本当にありそうで笑ってしまったけど…。

Posted byブクログ

2013/05/20

ほとんど家にいることのない入り婿政治家の父、本来政治家の血筋を受け継ぐ娘、窮屈な立場にある義母、そしてそんな環境から実の母よりも半分同じ血を持つ姉の方になつく弟。そんな複雑な家族構成と、就職活動に悩み苦しむ男女三人の友人グループを中心に、三浦しをんの大好きな漫画や、愛情こもるまな...

ほとんど家にいることのない入り婿政治家の父、本来政治家の血筋を受け継ぐ娘、窮屈な立場にある義母、そしてそんな環境から実の母よりも半分同じ血を持つ姉の方になつく弟。そんな複雑な家族構成と、就職活動に悩み苦しむ男女三人の友人グループを中心に、三浦しをんの大好きな漫画や、愛情こもるまなざしで描かれた家族像は、日常を描き名から笑いとともに、ホッとするような暖かい群像を描いていて、心地よい読後感。出版社の就職試験官の、それぞれの人物描写も見えるようで、主人公の同世代が読んでも面白いだろう。家族間に薄皮があるように、かたくなだった様子も、政治家の跡取りを嫌がり家出をした弟の事件から、一皮むけて、本当の家族に。家族の物語でもある。一気に読めた楽しい一冊!

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2013/02/25

一気に三浦しをんファンになった作品。 主人公に憧れをもった。呑気で子どもな性格のようなのにとても大人に感じた。 マイペースに充実した生活を送る彼女を羨ましく感じるし、でも馬鹿じゃないところが好き。むきになって感情をあらわにするところも魅力。等身大の少女で感情移入しやすく、スカッと...

一気に三浦しをんファンになった作品。 主人公に憧れをもった。呑気で子どもな性格のようなのにとても大人に感じた。 マイペースに充実した生活を送る彼女を羨ましく感じるし、でも馬鹿じゃないところが好き。むきになって感情をあらわにするところも魅力。等身大の少女で感情移入しやすく、スカッとする。 三浦しをんもこの作品も知らず偶然本屋で見つけて文庫を買って帰ると出版された当初にハードカバーですでに親が買っていた(笑)

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2012/12/26

漫画が大好きで、それに携われたら幸せ、という動機で出版社を目指し就職活動をする女子学生の話。と言っても、政治家の娘で、家庭は複雑。書道家のおじいさんと交際している。と、就職活動以外の要素がかなりあって、ただのシューカツ物語ではない。 家族も友だちも個性的なキャラぞろい。特に、姉よ...

漫画が大好きで、それに携われたら幸せ、という動機で出版社を目指し就職活動をする女子学生の話。と言っても、政治家の娘で、家庭は複雑。書道家のおじいさんと交際している。と、就職活動以外の要素がかなりあって、ただのシューカツ物語ではない。 家族も友だちも個性的なキャラぞろい。特に、姉よりしっかりした弟がよかった。 難関のマスコミを狙うわりには友だち共々、どこか呑気。でも、こんな面接に意味はあるのか、と憤ったり疑問に思ったりする心情はよく分かるし、誰でも1度は思ったことがあるのではないか。 肩肘はるわけではなく、あれこれともがいているうちに、就職活動でも家族関係でも、なにかを乗り越えふっきれていくようだ。 タイトルの意味は読んでいるうちに分かったが、もともとある人の読み間違いなんだけど、主人公たちにぴったりはまっていていいと思った。

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2012/10/01

終始「…?」という感じ。 就職活動で会社や世間の常識という洗礼、家庭内の跡取り問題、弟の家出、付き合っているおじいさんとのお別れ。 就活の悩みはまあいいとしても…全体的に共感しづらかった。 私が大人になりすぎてしまったのか?orz デビュー作ということですが、初めて読んだ三浦しを...

終始「…?」という感じ。 就職活動で会社や世間の常識という洗礼、家庭内の跡取り問題、弟の家出、付き合っているおじいさんとのお別れ。 就活の悩みはまあいいとしても…全体的に共感しづらかった。 私が大人になりすぎてしまったのか?orz デビュー作ということですが、初めて読んだ三浦しをん作品がこれでなくて良かった。

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2012/06/15

ずっと読みたかった本! やっと読めた! 大学四年生の女の子が就職活動する話。 でも中々上手くいかず、家族間にも問題が……。 主人公の性格がもろ、しをんさんで笑いました。 就職活動というちょっと堅苦しいテーマを扱ってるにもかかわらず、主人公の無気力なんだけどどこか芯が通ってポジテ...

ずっと読みたかった本! やっと読めた! 大学四年生の女の子が就職活動する話。 でも中々上手くいかず、家族間にも問題が……。 主人公の性格がもろ、しをんさんで笑いました。 就職活動というちょっと堅苦しいテーマを扱ってるにもかかわらず、主人公の無気力なんだけどどこか芯が通ってポジティブな性格が、それを感じさせません。

Posted byブクログ

2012/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藤崎可南子は就活中、だけどお気楽な女子大生。世間が就職難でも、マイペース。「平服で」の案内にヒョウ柄のブーツで説明会に行って、リクルートスーツの中で浮いてしまう。何の仕事につきたいかと言うと、マンガが好きだから出版社に入って、漫画家担当の編集になりたい。マンガ喫茶に通うのも、その勉強も兼ねているのだ。 書道家のおじいさんと付き合っていて、喫茶店のバイトもしている。 そして家ではさらに問題が・・・。入り婿の父は政治家でほとんど家には寄りつかない。普段は義母と血のつながらない弟と、3人で大きな家に住んでいる。しかし代々政治家の血筋。 父が突然、親戚や後援会を交えて、次の跡取りについての家族会議が開くと言う。 悩める青春物語。

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2012/02/09

読んでいくうちに、主人公の可南子にどんどん興味が湧いてきて、特殊な環境にある可南子に何故か共感するところも多かったです。 就職活動をする可南子をベースに、可南子の周囲に巻きおこる出来事が描かれているので…最後は少し物足りない感じが残りましたが、全体的に楽しく読めました。

Posted byブクログ

2011/11/17

「乙女だなあ」とおもう本・三浦しをんからはあえてこちら。「秘密の花園」をあげるべきなのは分かっております。。。 三浦しをん個人ベストは短編集「きみはポラリス」。

Posted byブクログ