格闘する者に○ の商品レビュー
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三浦さんの文体ってデビューした時から変わらず面白くて、登場人物もなんだかみんな愛したくなるキャラでのめり込んで読んでしまう。 主人公の付き合ってる彼氏が書道家のおじいちゃんって最高だろ。 足にペディキュアを塗るのが趣味とかある意味凄くセクシーだった。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA46643319
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女子大生加南子の就職活動中心とした生活が描かれる。加南子自身も友人・恋人・家族など、加南子を取り巻く人たちもちょっと変で、おおらかだ。問題は起こるけれど、解決しないけれども人生は大丈夫なんだなーと感じます。 就活の話なので、個人的には2年前にパジャマのような服を着て出版社の面接に...
女子大生加南子の就職活動中心とした生活が描かれる。加南子自身も友人・恋人・家族など、加南子を取り巻く人たちもちょっと変で、おおらかだ。問題は起こるけれど、解決しないけれども人生は大丈夫なんだなーと感じます。 就活の話なので、個人的には2年前にパジャマのような服を着て出版社の面接に臨んだ娘を思い出した。大学院生になった娘は今はインターンシップのエントリーシートを書いたり面接に行っています。
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ちょっと粗削りな感じはしますが、フェチやBLや妄想が満載なしをんワールドでした。マクドナルドをマクドと記したのはなんでやろ?可南子か砂子はモト関西系な設定なんか?
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表紙のデザインにも起因するのかもしれないが、漫画っぽいコミカルさのような展開だったように思う。もう一度読もうとはしないかなという意味を込めての★★。
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やはり時代もあってか、同じ就活の渦中にある若者を描いた作品であれば朝井リョウの『何者』の方がえぐってくる。でも、14年前の小説とは思えないくらい、登場人物の言葉と私の実感は同じだ。そうそう、そうよね、と思いながら読む。 ソフトでほっくりとした青春小説。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(2013/12/6読了) 雑誌の三浦さん特集記事で見かけてチェック。以前からこの本の存在は知っていたけど、タイトルから勝手に格闘技を連想して敬遠していた。(タイトルについては、中盤に種明かしが突然、さりげなく書かれている) だけど全く格闘技とは関係ない内容だった。大学四年生の可南子の就活に絡めて、家庭の事情、恋愛、友人達について。登場人物は皆個性的。可南子より社会的に大人の人達は、かなりいい加減な考えのもの達ばかり。 そんな中で、飄々と自分に正直に生きている、ニキくんと西園寺さんに好感を持った。 とても読みやすく、映像化より漫画化が合う感じの本だった。 (内容) 藤崎可南子は就職活動中。希望は出版社、漫画雑誌の編集者だ。ところがいざ活動を始めてみると、思いもよらないことばかり。「平服で」との案内に従って豹柄ブーツで説明会に出かけると、周りはマニュアル通りのリクルートスーツを着た輩ばかりだし、面接官は「あーあ、女子はこれだからなー」と、セクハラまがいのやる気なし発言。これが会社?これが世間てもの?こんな下らないことが常識なわけ?悩める可南子の家庭では、また別の悶着が…。格闘する青春の日々を、斬新な感性と妄想力で描く、新世代の新人作家、鮮烈なデビュー作。
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就活中の女子大生、可南子の奮闘?記。 私的に好きなのが 可南子が妄想するシーン。 でてくるキャラがみんな個性的で おもしろかったです。
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