FBI心理分析官 の商品レビュー
殺人の描写自体はさほど何とも思わなかったのだが、 幼年時代のトラウマから発展した妄想を実現化した結果が、 快楽殺人になるという見解にはぞっとした。 誰でもそうなりうる、そうなった可能性はあるのだから。
Posted by
世界一有名なFBIプロファイラーのレスラー氏の著書。 本著は「羊たちの沈黙」の題材となり、また氏はXファイルのモルダー捜査官のモデルになっています。 凶悪犯罪犯シリアルキラーにはある特定の傾向があることを見抜き、捜査に一役買う。 犯行状況からプロファイリングを作成する手法が...
世界一有名なFBIプロファイラーのレスラー氏の著書。 本著は「羊たちの沈黙」の題材となり、また氏はXファイルのモルダー捜査官のモデルになっています。 凶悪犯罪犯シリアルキラーにはある特定の傾向があることを見抜き、捜査に一役買う。 犯行状況からプロファイリングを作成する手法が詳しく書かれており、人の心理を洞察する上で大変参考になった。
Posted by
犯罪心理学、行動分析のはしり?第一人者?の人の本。犯罪の事だけでなく、著者の遍歴などもあり、私にはちょっと邪魔でした。
Posted by
心理分析官の手記。 ノンフィクションみたい。 ずっと事件について羅列してあるような感じ。 連続殺人やレイプの話がずっと続いて 途中からうんざりしてくる。 CSIのドラマとか好きだったから 面白いかなぁと思ったけど、 ストーリー性はない。 残虐な事件はホンの一握りしか出ていないけれ...
心理分析官の手記。 ノンフィクションみたい。 ずっと事件について羅列してあるような感じ。 連続殺人やレイプの話がずっと続いて 途中からうんざりしてくる。 CSIのドラマとか好きだったから 面白いかなぁと思ったけど、 ストーリー性はない。 残虐な事件はホンの一握りしか出ていないけれど なんだかしんどかった・・・ 真実は小説より奇なり
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカの犯罪心理捜査ドラマ クリミナルマインドの大ファンとして興味を持った。 読んでいるうちに引き込まれてしまう。異常犯罪者の犯行の数々。 引き込まれる自分が怖くなってしまった。
Posted by
羊達の沈黙のモデルになった、FBIのプロファイルの話。 連続殺人犯の形質は思春期から10代にかけて作られ、何らかのきっかけで現れる。処罰に効果はなく、心理を理解し原因を見つけるべきと説く。
Posted by
犯罪者の心理は、複雑である。 なぜ犯罪者になるのか。 心理分析をして、事実に基づき、プロファイリングする。 犯罪者 「頼むから、また誰かを殺さないうちに、 私をつかまえてくれ。自分を抑えられないんだ」 自分の中にある 他人と闘う。 連続殺人は「普通と違って、終わりで満足が得ら...
犯罪者の心理は、複雑である。 なぜ犯罪者になるのか。 心理分析をして、事実に基づき、プロファイリングする。 犯罪者 「頼むから、また誰かを殺さないうちに、 私をつかまえてくれ。自分を抑えられないんだ」 自分の中にある 他人と闘う。 連続殺人は「普通と違って、終わりで満足が得られず、 逆に緊張が高まる。」 「早く殺しすぎた。 もっと苦しめてから、もっと楽しんでからにすればよかった。 もっと別のやり方で被害者に近づけばよかった。 もっと違った暴行の方法を考えればよかった。」 連続殺人犯は、空想にとらわれ、 挫折体験とでも呼ぶべきものを繰り返す。 「実際の殺人行為では 空想ほどの 満足感は得られなかったし、 永久に得られることはないだろう」 一番気に入っている話題は自分自身なのだ。 自分自身をどう見ているのか。 「われわれはどこから来たのか? われわれは何者か?どこへ行くのか」 「孤独な環境と、孤独につきものの過度な空想」 「殺人犯の空想の特徴は、視覚的な要素が強く 支配、復習、性的虐待、服従の強制がテーマとなっている。 正常な人は性的な冒険について空想するが、 彼らはセックスと暴力を結びつける場合が多い。 しかし、人格異常者の空想では、 本人が楽しめば楽しむほど、相手には危険な目に会う」 「普通の人がセックスを愛情表現の一部と考えるのに対し、 彼らは性的衝動を愛情とは無関係なものとして考える」 精神医学が患者の自己報告に頼っていること、 つまり患者が医師に真実を語り、 積極的に治療に参加する と 想定していることから生じる問題。 根拠のある 行動科学の原則。 秩序型と無秩序型。 合理的な理由のない殺人。 殺人のための殺人。快楽殺人。 動機が自分でもわからないから 頭がおかしかったのだろう。
Posted by
アメリカ犯罪関係が好きな私。 Investigation Discovery Channel(ID)は録画して毎日何かしらみる。こっちの本屋で犯罪物の本もチェックする。 ほんと、もっと英語が達者だったら、もっと若かったら、絶対にプロファイラーや犯罪心理学の先生になりたいと必死に勉...
アメリカ犯罪関係が好きな私。 Investigation Discovery Channel(ID)は録画して毎日何かしらみる。こっちの本屋で犯罪物の本もチェックする。 ほんと、もっと英語が達者だったら、もっと若かったら、絶対にプロファイラーや犯罪心理学の先生になりたいと必死に勉強してたと思うよ~。 シリアルキラーが何で次々と殺人をしていくのか?そう駆り立てたのは何なのか?どんな状況でどういう形で殺していったのか。犯人の心の奥底に眠ってる物は何なのか?逮捕されるまでどんな境遇でどんな人生を送ってたのか? そういうことに、すっごい興味がある。 この本は正にそれらについて書かれた本。 出版初めはすっごい話題になったよね~。あの当時は、「プロファイル」なんて言葉はあまり聞かれなくて、衝撃的な出版だったと思う。 20年経って、今では「プロファイル」で犯罪のほとんどを解決するのが当たり前のようになったね~。 そして、世の中もシリアルキラー・サイコパスがもっともっと増加してきた。 もちろん殺人は悪いことだけど、これを読むとシリアルキラーだけを責めることが出来ない気がする。 やっぱり子供の頃の出来事や親の育て方がそういう人格を生み出してしまったことは事実で、そのキラーたちの親にも責任があると私は思う。 世の中、切れる若者やシリアルキラーが増え続けるのは、親たちの子供に対する愛情不足や育て方の間違いが増えてるからと解釈してもおかしくないと思う。 今後、サイコパスやシリアルキラー、切れる若者が罪のない人を殺すことがないようにそういう人が増えないように、幸せな子供を育てることから、心のケアをすることが大事なんだな~。とつくづく思った。
Posted by
第一章を読む前に、是非ともヨーグルトできればイチゴヨーグルトを食すあるいは食しながら読んでほしい。うゎ~…てなれます。少し昔の事件が多いかな。
Posted by
実に興味深かった。凶悪な連続殺人犯の殆どが機能不全家庭に育っている事が印象的だった。自分も似たような境遇だったので、男性に生まれなくて本当に良かったと心から思った。親の責任は重い。しかし、暴力と性的衝動が妄想に結びつき妄想が繰り返されて何らかのストレスというきっかけを得ると凶行へ...
実に興味深かった。凶悪な連続殺人犯の殆どが機能不全家庭に育っている事が印象的だった。自分も似たような境遇だったので、男性に生まれなくて本当に良かったと心から思った。親の責任は重い。しかし、暴力と性的衝動が妄想に結びつき妄想が繰り返されて何らかのストレスというきっかけを得ると凶行へ走り出す訳だが、似たような不遇な少年みんながそうなるわけではない…どうして残虐な行為で性的衝動が生まれるようになるのか?それは生命が何処から来たのかという事と同じ位謎だと思う。そして死なないと永遠に治る事はない。 凶悪な連続殺人は全て性と密接に繋がっている。 そして例えば自転車で通りがかりの女性に切りつけるなどの事件も、巨大な妄想の氷山の一角であり、数年後には殺人へ繋がるので見逃してはならない。 本書で一番痛感したのは、親の責任がいかに重いかという事だった。全ての人の親に本書を読んでもらいたい位だ。人間を育てるという事がいかに責任重大で、最高に重要な事か、今一度改めて考えて欲しいと思う。
Posted by