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猫背の王子 の商品レビュー

4

45件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2014/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙の過激さに買うのを躊躇いもしましたが、なにも悪いことなんてしていない‼そう言い聞かせて購入。買って良かったです。中山さんのデビュー作ということですが表現の綺麗さがよく出ていて引き込まれました。無垢な自分には刺激的〜。

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2012/05/07

ミチルの魅力にどハマりする。オンナたらしのオンナ。 このミチルは、名前は違えど、中山作品によく登場する。作者自身も気に入っている人物像なんだろうか。

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2011/06/24

主人公の真っ直ぐさというか、がむしゃらさが伝わってくる。 ちなみに彼女はレズビアン、で良いのかな?

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2010/10/06

中山さんらしい、勢いのある文章、そしてストーリー展開でした。 ぐいぐい引き込まれて、気が付いたらあっというまに読み終わってしまう。 読みやすさ。それが中山さんの力なんだと思います。 この人の本は、いろいろ読んだけど 私はこのお話が一番面白かったかな。 演劇に命をかける気持ち、私...

中山さんらしい、勢いのある文章、そしてストーリー展開でした。 ぐいぐい引き込まれて、気が付いたらあっというまに読み終わってしまう。 読みやすさ。それが中山さんの力なんだと思います。 この人の本は、いろいろ読んだけど 私はこのお話が一番面白かったかな。 演劇に命をかける気持ち、私もかつて通った道なので分かります。

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2010/04/24

きららという雑誌に紹介されていて購入した。表紙の斬新さもさることながら内容の過激さも私には衝撃であった。破滅的な内容で身体を壊しそうだなと思った。世界観は表現するのは難しいかもしれないが映画化希望!

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2010/04/02

私も猫背矯正を考えていたのだ、ちょうど。 そんなきっかけで選んだ一冊。 『自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた』 なんとも衝撃的な冒頭です。刺激的、とも言うべきかな。 確かに内容も刺激的で、官能的な部分は多くあるけれど、 私も一読者として主人公ミチルの魅力に魅かれてしま...

私も猫背矯正を考えていたのだ、ちょうど。 そんなきっかけで選んだ一冊。 『自分とセックスしている夢を見て、目が覚めた』 なんとも衝撃的な冒頭です。刺激的、とも言うべきかな。 確かに内容も刺激的で、官能的な部分は多くあるけれど、 私も一読者として主人公ミチルの魅力に魅かれてしまったような気がする。 それが彼女のユニセックス的な部分なのか、 それとも彼女自身の徳の部分なのか、 たぶん彼女の向う見ずな強さなんかに 魅かれたのかな。

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2010/02/10

主人公の芝居に対する情熱が、それ(演技)を好きな人間にはありきたりな感じがした。イマイチ主人公の思いが伝わってこないため、その破天荒な行動に納得がいかない上に、少し嫌悪感を抱いた。 この作品を読んで何を感じろというのか…分からない。

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2009/12/05

コレは面白かった。リアルに。 いやまぁいつもの如くエロいっちゃぁエロいんだけど、主人公の演劇に対する猛烈な執着がゴリッと書かれてて、本気で応援したくなった。 まぁ思い出と言えばアレですよ。 棚差しになってたのを背表紙だけ見てレジに持って行ったら、表紙があんなで俺も店員もびっくり...

コレは面白かった。リアルに。 いやまぁいつもの如くエロいっちゃぁエロいんだけど、主人公の演劇に対する猛烈な執着がゴリッと書かれてて、本気で応援したくなった。 まぁ思い出と言えばアレですよ。 棚差しになってたのを背表紙だけ見てレジに持って行ったら、表紙があんなで俺も店員もびっくりして、目が合っちゃった時の気まずさですよ。

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2009/11/10

一番初めに読んだ中山可穂さん。 彼女の書く女の人は恋に生きている。すごく繊細でかわいらしい。 私の中山さんブームの発端。

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2009/10/25

王寺ミチルは、劇団カイロプラクティックを主宰する演出家であると同時に、舞台上で熱狂的なファンを持つ、永遠の少年でもあった。女であるが故に、理想的な少年として、性別を超えた美貌を持つミチル。ミチルは淫蕩な女たらしとして何人もの女の肌を渡り歩く――「舞台」ただそれだけのために。 表...

王寺ミチルは、劇団カイロプラクティックを主宰する演出家であると同時に、舞台上で熱狂的なファンを持つ、永遠の少年でもあった。女であるが故に、理想的な少年として、性別を超えた美貌を持つミチル。ミチルは淫蕩な女たらしとして何人もの女の肌を渡り歩く――「舞台」ただそれだけのために。 表紙からしてかなりの曲者なのは、一瞬で理解できるでしょう。その通り。この小説はかなり強烈な味わいを持った小説なのです。何より印象的なのは、主人公のミチル。女でありながら永遠の少年。淫蕩な同性愛者。女たらし、そして劇団に命を捧げる求道者でもあります。彼女の存在は、時に猥褻で、時に美しく、痛々しい。それがまた、この小説に鮮やかな彩りを与えているのです。 正直、このタイプの主人公は設定だけを見ると嫌いな部類です。個人的に。けれど読み終わって、どうしても嫌いになりきれない自分がいる。それはミチルが、最後の最後まであまりにも必死だからかもしれません。読んでいて痛々しくなる程、己の身を削り、捧げ、救いはない。このひりつくようなドライブ感は、他の本では中々味わえないものでしょう。 この本は、きっと人を選びます。けれど、読んだ人間の心に何がしかの爪痕を残す本です。興味のある方は、是非ご一読をおすすめします。

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