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天国の本屋 の商品レビュー

3.8

84件のお客様レビュー

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温かいお話です。心の…

温かいお話です。心の傷が癒えるにはすごい時間はかかる、でも、それを受け止められるときに大切なものに気付くのかなーって思いました。

文庫OFF

2023/08/04

『天国の本屋』シリーズ第1弾。 将来のことが考えられずに就職に失敗しているさとしは、コンビニでおかしな老人に声をかけられ、「天国」の本屋で働くことに…。 無愛想なレジ担当のユイや、さとしの朗読を楽しみにしてくれるお客さんとのふれあいの中で、自分に自信を持てるようになっていく。 こ...

『天国の本屋』シリーズ第1弾。 将来のことが考えられずに就職に失敗しているさとしは、コンビニでおかしな老人に声をかけられ、「天国」の本屋で働くことに…。 無愛想なレジ担当のユイや、さとしの朗読を楽しみにしてくれるお客さんとのふれあいの中で、自分に自信を持てるようになっていく。 これを読んでいると、本屋への憧れがますます強まる。 1冊1冊の本に思い入れを抱いて扱うこの物語の登場人物たちがすてきだなぁと思う。

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2023/07/13

その薄い書籍からは想像できないほどの満足感を得る。 母が繰り返し読んでいた姿をなんとなく覚えている。 自分を見つめ直すとか、他者との距離の取り方とか、そんなものをじわじわ感じる作品。 映画化しているが、驚くほど駄作で哀しくなるのでおすすめしない。 この作品は書籍だけで十分。

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2023/03/28

感想 何もない自分を嘆く。何かを見つけるための第一歩。他人の言葉に耳を傾ける。ヒントはどこにでもある。見つけたらあとはひたすら行動する。

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2021/08/21

人生のからくりの楽しさを思わせてくれる本。 この話のように、そうだったのかと思わせる自分の将来をとても楽しみにしている。(HPの日記より) ※2002購入@読書のすすめ  2002.12.23読了  売却済み

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2019/08/04

〝なんにもない〟青年が、天国で大切な人、事に出会い、生きる道を見つける。 これは、いい。 ずっと読み継がれて欲しい。

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2019/07/01

昔から大好きで、疲れた時に読みたくなる本。この本のおかげで、前以上に本が好きになって、本屋さんで働きたくなった。(全然違う職に就いたが) 大切な人が死んでしまった時も、この本のような天国に行ってるんやろなぁって安心した。 大事な大事な1冊。

Posted byブクログ

2018/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなにも薄い本なのに、実写化もされてるとのことで期待して読みました。 絵本のように話が進み、ふわっとする場面もあったのだけれど……。 天国がほんとうにそんな場所ならいいな。

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2016/11/06

天国をご存じですか?そこには、本屋さんも喫茶店も、小さな公園もあります。 もちろん、恋だって。 この世からアルバイトに雇われたさとしは、縁色の目をしたユイを好きになります。 でも、ユイには人に言えない秘密が… はたして、ふたりの恋のゆくえは?悲しいことも、死にたいほど辛いことだっ...

天国をご存じですか?そこには、本屋さんも喫茶店も、小さな公園もあります。 もちろん、恋だって。 この世からアルバイトに雇われたさとしは、縁色の目をしたユイを好きになります。 でも、ユイには人に言えない秘密が… はたして、ふたりの恋のゆくえは?悲しいことも、死にたいほど辛いことだって楽しくなるラブ・ストーリー。

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2016/02/09

映画化されて気になっていた本。 薄い文庫本で、読みやすいうえに、あっという間に物語の世界に入り込みました。 つまらない毎日を送っていた主人公が命を落とし、天国に来た時から話は動き出します。 天国に本屋があるという意外性。ほぼパラレルワールドのようです。 いやいやながらも店員とし...

映画化されて気になっていた本。 薄い文庫本で、読みやすいうえに、あっという間に物語の世界に入り込みました。 つまらない毎日を送っていた主人公が命を落とし、天国に来た時から話は動き出します。 天国に本屋があるという意外性。ほぼパラレルワールドのようです。 いやいやながらも店員として働くうちに、彼は同じ店員の少女のことが気になりだします。 そう書くと、お決まりのラブストーリーのようですが、この彼女が最初はあまりにひどい描かれ方をされています。 周りにも毒を吐かずにいられない、攻撃的な性格。 平和そうな天国の中でのひっかかり箇所です。 人が死ぬというシステムが、この物語なりにわかりやすくまとめられています。 あちらとこちらの世で、人口比率のバランスを取りながらあり続けているということ。 どうやら死後の世界には、年取った人ばかりではないらしく、若くして亡くなる人も意外と多いということを伝えます。 いつしか、客からのリクエストで、店内で読み聞かせをするようになった主人公。 それが人気を呼び、恒例化します。 天国の人々がこちらの人よりも読み聞かせに反応するわけは、かつての自分の記憶と重ね合わせるからでしょう。 天国の人々は、一見穏やかに見えますが、みんな生きていた時の思い出を抱えており、懐かしんでも戻れずにいることがわかります。 そして、静かに語られ出す自殺者の話。 意志が介在する死は、病死よりも生々しいもので、美化しすぎても、悪く描きすぎてもいけない難しいところですが、物語の中に上手に取り込まれていました。 泣けるところもあり、とても優しい気持ちになれる本。 最後の一文で、最後の最後にまたグッときました。 映画を見なくても、十分映像を想像できる、頭に入りやすい物語。 淡い水彩画調のイラストも、ストーリーの雰囲気に合っています。

Posted byブクログ