ウォーレスの人魚 の商品レビュー
「人魚」の実在を信じ…
「人魚」の実在を信じさせてしまう程の筆力で、どんどん進められていく内容には頭が下がります。ラストの美しいイメージは、映画とは違って読者の想像の中で補完するのが一番良い、と思います。
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読みながらどきどきし…
読みながらどきどきしました。史実を元にしたファンタジーと言えば良いのかわかりませんが、一気に読んでしまいたくなります。映画があるのなら是非見てみたい!
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「人魚」「進化論」と…
「人魚」「進化論」と難しいのかと思いましたが、大丈夫でした。個人的には、映画が好きです。美しいだけじゃない人魚の方が、素敵かもと思いました。
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「人魚は本当にいる」…
「人魚は本当にいる」とかかれた本からお話は始まります。本当に存在してたりしてと思わされた。
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テーマである人魚と人…
テーマである人魚と人間をつなぐ進化論が非常に興味深かった。この小説を読んだ後、何冊かアクア説関係の進化論の本を読んでしまったほど。小説は、ストーリーが面白いのはもちろんだけど、こんなふうに知的好奇心を刺激してくれるものに出会うととてもうれしい。
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テーマは人魚。情景が…
テーマは人魚。情景が浮かんでくるような描写にも注目してほしい作品です。
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作中に出てくる「人間…
作中に出てくる「人間の祖先は人魚」説は、非常に論理的でおもしろい。これを原作にした映画は、期待ハズレであったけど、原作はオススメです。
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人魚は実在するのか、…
人魚は実在するのか、、映画は見ていませんがとてもきれいな描写でした。一般的な御伽噺の人魚のイメージではなく、実際いたらこんな感じなのかな、とリアリティあふれる表現でいろんな意味で引き込まれます。
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進化学者ウォーレスの…
進化学者ウォーレスの史実があるから作品に深みがでている。
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初岩井俊二。こんな本も書くんだという感想。 1997年刊行。まだ香港がイギリス領だった時代の話か。人魚の進化と身体の仕組みに迫る(陰謀を隠す)科学者のSF仕立ての本。人間と人魚がものすごく近い生物のように書かれてる一方で高周波とか癒合とか人間とはかけ離れた宇宙人のように書かれてる...
初岩井俊二。こんな本も書くんだという感想。 1997年刊行。まだ香港がイギリス領だった時代の話か。人魚の進化と身体の仕組みに迫る(陰謀を隠す)科学者のSF仕立ての本。人間と人魚がものすごく近い生物のように書かれてる一方で高周波とか癒合とか人間とはかけ離れた宇宙人のように書かれてる場面もあってそのチグハグさや結局ミッシングリンクは?マリア1号はどこから来たの?そもそも海家の人の名前と関係が覚えづらい!とか細かな疑問はあるけど、そういうことも気にならないくらい骨太の構想でぐいぐい読んでしまった。クジラやアザラシが哺乳類でいながらあんなに進化して海に順応する生物になったように、人間も同じ方向に進んでいたらどうなったか興味深いなとロマンを感じた。
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