ホビットの冒険(下) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
スマウグを倒すのは、トーリンじゃないのかい!と思わずつっこんでしまいました。予想外の展開でおもしろかったです。宝の力は恐ろしい。そして、ビルボも、みんなに尊敬される展開じゃないんだねー。意外と辛口のお話だと思っていたら、あとがきに大人向けのファンタジーだとあり、妙に納得してしまいました。現実は厳しい‥。でも、幸せでよかったです!
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竜退治が終わったらそこでめでたしめでたしとはいかず、宝をめぐっての対立が始まり、さらにまた別の敵が現れて……という流れにひねりがあるし、児童文学らしい教育的な面もあってよく出来てるなと思った。 主人公であるホビット、ビルボ・バキンズは力もないし、臆病だし、しょうもない失敗も多いし...
竜退治が終わったらそこでめでたしめでたしとはいかず、宝をめぐっての対立が始まり、さらにまた別の敵が現れて……という流れにひねりがあるし、児童文学らしい教育的な面もあってよく出来てるなと思った。 主人公であるホビット、ビルボ・バキンズは力もないし、臆病だし、しょうもない失敗も多いし、危なっかしくてしょうがないのだけど、その分、窮地をどう切り抜けるかという部分にわくわくさせられ、仲間たちとわいわい冒険する様子は楽しそう。 竜との戦いが終わったあとの展開や、屈強なドワーフがいっぱい登場するあたり、あるいは行きて帰りし物語である点など、作者が第一次世界大戦の帰還兵であることを踏まえると、その体験が強く反映しているのかもなという気持ちに。 それはそれとして、ドラゴン、ゴブリン、魔法使い、エルフ、ドワーフと、原始的とさえ言えるようなファンタジーの住人たちが生き生きとこの世界では生きていて、原典に触れているような楽しさがありました。
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冒険心に火がついた。序盤の素朴で意外性のある展開の方が好きだったな。大量の宝を目前にして変わってしまったドワーフが切ない。遺産相続争いで仲違いする兄弟を連想させた。
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指輪物語、いわゆるロードオブザリングを読んだ、見たことがないのでわからないが、おそらくその前日譚。 ホビットのビルボがドワーフたちの冒険に巻き込まれる話。 途中でビルボが指輪を拾うので、それが指輪物語に繋がるのだと、勝手に思った。 ホビットの中では好奇心旺盛でちょっと変わり者...
指輪物語、いわゆるロードオブザリングを読んだ、見たことがないのでわからないが、おそらくその前日譚。 ホビットのビルボがドワーフたちの冒険に巻き込まれる話。 途中でビルボが指輪を拾うので、それが指輪物語に繋がるのだと、勝手に思った。 ホビットの中では好奇心旺盛でちょっと変わり者のビルボ。だが、それは「ホビットとして」であって、ドワーフなどの他の種族にしてみたら、弱い存在である。 そんなビルボが時には機転を利かせて、勇気を振り絞って、運が良くて、何度もある窮地を脱して、ドワーフたちの宝物を取り戻す。
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読むべき名作。ファンタジーの原点のような作品。ドラゴンを倒したあともまた物語がさらに盛り上がり、ワクワクが続く。 どのシーンもドラマチックで素晴らしかった。
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小説を読んで涙する、という経験があることに驚いた。 ビルボがエレボールを後にする際に「お茶は四時。 とはいえ、いついらっしゃっても、あなたがたなら大かんげいですとも!」と言ったところだ。 ホビットのほら穴での大騒ぎから始まった物語がとうとう終わってしまう。 物語が終盤に差しかかり、愛すべき登場人物達との別れが近づいている。 ビルボが霧降り山脈の峠に着いて一度だけ振り返り、その冒険に背を向けたところは印象的だった。 以降の帰り道を読み進めながら、巻頭にある荒地の国の地図をしばしば開き、彼らの冒険を思い返す。 ビルボはホビット庄を前にして歌を歌った。 彼の背(過去)に浮かぶ数々の冒険はこれ以上ない勇気と機転と根性を育み、彼を他の誰でもないビルボ・バギンズたらしめたのだ。 ホビット庄を飛び出す前の彼なら、アーケン石の処遇に対するあの偉大な決断ができたであろうか? 自らの目で見た世界から物語性を持った歌を自身の言葉と心によって彫り出すことができるようになった彼の成長を、多くの読者が誇らしく思っていると、私はそう考えている。
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ホビットが最初は弱くてあんまり目立たない感じだったけど、最後らへんはとても勇敢で役に立っていた。 トーリンとキーリとフィーリが最後死んでしまうのは悲しかったです。
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上巻に比べてぐっと大人向けになった印象。 悪い奴がいて知恵と勇気でやぶるという王道の展開をあえて捻じ曲げている。 ドラゴンを倒した後のドワーフと人間が戦争寸前になる展開は目を見張るものがある。 ただ逆に言うと結局最後にゴブリンという共通の敵を倒しておしまいという展開は鼻白んでしま...
上巻に比べてぐっと大人向けになった印象。 悪い奴がいて知恵と勇気でやぶるという王道の展開をあえて捻じ曲げている。 ドラゴンを倒した後のドワーフと人間が戦争寸前になる展開は目を見張るものがある。 ただ逆に言うと結局最後にゴブリンという共通の敵を倒しておしまいという展開は鼻白んでしまった。
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夢中で読破! ビルボの成長と、 登場人物たちの葛藤と戦いが、 実に人間臭くてリアル。 痛みなくしては帰れない旅の先にあるのが、 わかりやすいハッピーエンドではないところにも、 幾重にも感度し、唸ってしまう。 久しぶりに映画版を観よう!!
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あれ?もしかして自分もいつの間にかすっかり世の中に染まってつまらない大人になっちゃった? 作者が大人にこそ読んでほしいと言う訳が分かる気がする。 子供の頃はあんなに夢中になって読んだのに 大人になって読みかえすと感じ方が変わる。 特に親になった大人には必読書だ。 いつの間にか子供...
あれ?もしかして自分もいつの間にかすっかり世の中に染まってつまらない大人になっちゃった? 作者が大人にこそ読んでほしいと言う訳が分かる気がする。 子供の頃はあんなに夢中になって読んだのに 大人になって読みかえすと感じ方が変わる。 特に親になった大人には必読書だ。 いつの間にか子供の頃に大嫌いだったつまらない大人になっているぞ さあ、この本を読んでホビットのビルボ・バギンズと冒険に繰り出すのだ。 子供の頃を思い出せ! 余談だがこのビルボが作中で手に入れた指輪が指輪物語に繋がる。
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