ホビットの冒険(下) の商品レビュー
原著の題名は「そのホビット 行きて帰りし物語」というのだそうな。 こちらの方が断然格好良いと樓主は思うのになぜ「ホビットの冒険」にしてしまったのか。(樓主のセンスがないのか?) 指輪物語と同じ作者。 指輪物語の主人公のおじに当たるビルボというホビットが主役になっ...
原著の題名は「そのホビット 行きて帰りし物語」というのだそうな。 こちらの方が断然格好良いと樓主は思うのになぜ「ホビットの冒険」にしてしまったのか。(樓主のセンスがないのか?) 指輪物語と同じ作者。 指輪物語の主人公のおじに当たるビルボというホビットが主役になっている。 指輪物語は巻が多すぎて読みにくさはある。 流行に乗って、ちょっかいかけて挫折するよりは、世界観を味わうために「ホビットの冒険」から入った方が安全だ。(なんせ二巻で終る) この話は主人公の気持ちがよくわかる。 冒険に出る羽目になったビルボはことあるごとに家を恋しがって、出てきたことを後悔する。今ごろちゃんと朝ごはんが食べられていたのにと巣穴に思いをはせる。 英雄でも勇者でもないから、親しみやすい。 けれど。 物語ぐらいには英雄や潔癖な勇者を求めるのも人の心。楽しめるかいなかは、求め方による。内容をいくらひらがなを多くして優しくしても、これは子供向けというよりは、現実的な大人向けだ。
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指輪物語のバックグラウンドをカバーする付属的な物語・・・・ではありません!これはホントに良いです。個人的には指輪物語より好きな本です。
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翻訳が時代を感じさせますが、指輪物語よりも読みやすくてあの話の前にはこんなことがあったのかーと面白い。
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ビルボ一行はドラゴンの守る宝を取り戻す事が出来るのか、エルフ、竜、人間、ドワーフ、魔法使い、ホビット、熊が入り乱れて壮絶な戦いを繰り広げる壮大な叙事詩。
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まさかあんな大事になるとは思ってもいなかった。人間(じゃないが)の意地汚さにちょっと考えされられた。最後、清々しく終わったのが自分的に救いだった
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J.R.R.トールキンのファンタジーの金字塔と呼ばれる『指輪物語』の「指輪」が発見されたことが明らかにされる物語です。瀬田貞二氏の素晴らしい訳を岩波書店が緻密な見直しをし、数回に渡る改定を行った読みやすい物語になっています。もちろん何回読んでも楽しめますが、物語の順序に従い、まず...
J.R.R.トールキンのファンタジーの金字塔と呼ばれる『指輪物語』の「指輪」が発見されたことが明らかにされる物語です。瀬田貞二氏の素晴らしい訳を岩波書店が緻密な見直しをし、数回に渡る改定を行った読みやすい物語になっています。もちろん何回読んでも楽しめますが、物語の順序に従い、まずは『指輪物語』の前に『ホビットの冒険』読む方がお勧めです。 一番安価。小さくなっていますが寺島竜一氏の挿絵もすべて楽しめます。
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指輪物語を読んでから読みました。ちょっとどころか完全に子供向けの本ですが、『指輪』の世界を知るためには必須の本。さくさく読めますよ♬
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