ホビットの冒険(下) の商品レビュー
2015/01読了。2014のホビット映画を観て読み直し。後書きの、第二次世界大戦を反映した物語、という解説に納得。伝承と現実世界をファンタジーで紡いだ物語である、と。なるほど。 2014/04読了。映画ホビット2を観て再読。映画化は下巻の中ほどまで。まあ、やっぱり映画は盛り過...
2015/01読了。2014のホビット映画を観て読み直し。後書きの、第二次世界大戦を反映した物語、という解説に納得。伝承と現実世界をファンタジーで紡いだ物語である、と。なるほど。 2014/04読了。映画ホビット2を観て再読。映画化は下巻の中ほどまで。まあ、やっぱり映画は盛り過ぎではあるけど、原作に忠実だとあそこまでの迫力は出ないかもしれないし、原作は原作、映画は映画ってことで楽しむのが良いんだろうなあ。 (五軍の戦いは映画化されたらグロテスクだろうな…) 2013/2/26読了。まだ映画化されてない部分。宝を見つけてからの心理描写が生々しく… ほろ苦い読了感だった。この生々しさ、人間臭さが魅力なんだと思う。
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下も読み終わったー。 名作ってやっぱり名作に足る理由があるんだなあ。 映画版の指輪物語でも思ったんだけど、大河ドラマというか歴史小説のようです。
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ラストをすっかり忘れてましたwうん十年ぶりに読んだので仕方ないか。 映画ではちゃんと最後までやってくれるかな?
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映画を見る前に予習したくて読みました。 独特の雰囲気は変わりないのに、指輪よりもコンパクトでとっかかりやすいです。 この本が書かれた時点では、エルフやガンダルフも小人族として描かれていたのは驚きで、旅の一行みんなが小馬に乗って移動する挿絵が入っています。 児童向けではありますが、...
映画を見る前に予習したくて読みました。 独特の雰囲気は変わりないのに、指輪よりもコンパクトでとっかかりやすいです。 この本が書かれた時点では、エルフやガンダルフも小人族として描かれていたのは驚きで、旅の一行みんなが小馬に乗って移動する挿絵が入っています。 児童向けではありますが、登場人物たちはみな、竜もドワーフもビルボも、人間的で憎めないキャラクターばかりです。 最後の最後で『指輪物語』の序盤で、ビルボやフロドが何故サックビル・バギンズ夫妻を毛嫌いしていたのかが分かりました。
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元祖・行きて帰りし物語。決してハッピーエンドではないこの旅は、確実にのんきな中年ホビットを成長させた。恐るべき怪物も、悲惨な戦争も、避けようと思えば避けられるけど、経験することは決して悪ではない。世界の始まりの頃に起こった冒険はビルボの甥に引き継がれ、我々人間の世界にも合わせ鏡と...
元祖・行きて帰りし物語。決してハッピーエンドではないこの旅は、確実にのんきな中年ホビットを成長させた。恐るべき怪物も、悲惨な戦争も、避けようと思えば避けられるけど、経験することは決して悪ではない。世界の始まりの頃に起こった冒険はビルボの甥に引き継がれ、我々人間の世界にも合わせ鏡となるのだ。
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上巻から下巻まで一気読みしました。最後ちょっと想定外な展開に。 ファンタジーっていいな。想像を思いっきり広げて仮想世界を旅できる楽しさ。 映画ももちろん面白かったけど、画集とかあったら見てみたいなぁ。
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感想はこちらでひとまとめ。 http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4562070005
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この物語は私のファンタジーの原点。何度目かの再読だが、細かい所はすっかり忘れていた。大好きなガンダルフが、こんなに人間的に描かれていたのも忘れていた。しかし映画のガンダルフ役イアン・マッケランは合わない。もっと眼光鋭い人でないと。
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映画公開に向けて、何度目かの再読。 ガンダルフ曰くの「ほんの小さな平凡なひとり」であるビルボが冒険を通じて成長する、というところは王道な児童書だなと思う。 でも決して、それだけに収まらない部分がたくさんあって、「平凡」ゆえの愚かさやうっかりを持ち合わせているところが、ビルボの良さ...
映画公開に向けて、何度目かの再読。 ガンダルフ曰くの「ほんの小さな平凡なひとり」であるビルボが冒険を通じて成長する、というところは王道な児童書だなと思う。 でも決して、それだけに収まらない部分がたくさんあって、「平凡」ゆえの愚かさやうっかりを持ち合わせているところが、ビルボの良さであり、この本の良さなのだと思う。 それはドワーフもエルフも人間も同じ。欲に目がくらんで酷いことを言うこともある。それでも、最終的にはそれを悔い改め、相手を認め尊敬の念を新たにするところが、大人になった今読んでも学ぶべきところだなぁと思った。
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