風の万里 黎明の空(上) の商品レビュー

小野不由美(著者)

2012/09/11

雁贔屓のわたしですが、それはそれとして、やはり陽子のお話が一番「ああ、十二国記を読んでいるぞ！」っていう気持ちになる。頑張れ陽子。

鈴は、直視したくない自分の中のいや〜〜な部分を凝縮したような子なので読んでいて心底げんなりするけれど、それだけに今後が気になってしまう。どう変わっていくのかな。

下巻が楽しみ。

2012/08/05

景王となった陽子の物語。。。

今まで女王に恵まれず、しかも前の女王が傀儡であったことからも、陽子に対する風当たりが強い。。。
国のことが何もわからず苦労している陽子、父王が殺されて贅沢な暮らしを失った我侭公主ショウケイ、陽子と同じ異世界から突如この国に飛ばされ、自分を悲劇のヒロインだと思っている鈴。。。
それぞれの成長物語。。。

2012/07/31

陽子、祥瓊、鈴という３人の少女たちの物語、上巻では彼女たちの幼さにいらいらしてしまいます。

感想は下巻で。

2012/09/25

今回も陽子の物語はなんとなく暗いな‥。
鈴も祥瓊も自分に酔って、頑なに過信している姿が哀しい。
彼女達を諭してくれる人がもっと早くいたら良かったのに。
そして、鈴はそんな清秀を失ってしまった。
一方、盗みを働き出て行った祥瓊。
それに対する珠晶の言い分は最もで。
麒麟でもこうやって道を踏み外すことがあるんだなぁ。
誰にでも情けをかけていては理が傾いてゆく。
ひいては、国が傾き崩壊に繋がる。
王と麒麟はどちらかだけでは成らなくて、本当に二人でひとつでなければ成らない。
理に適った深い関係なんだな、と思いました。

2012/05/04

今までとは打って変わって、主人公３人のストーリーがパラレルに進行していく。

最初はそれぞれが違った生き方をしているので、
誰が何してるか、意識しながら読み進めないと混乱してしまう。

結は下に譲るも、徐々にそれぞれの運命が一つに縒り合されていくのは、読んでいて気持ち良い。
過去作品の話や人物も絡んでくるし。

人生の神秘に触れたいときに読みたい一冊。

2013/06/01

十二国記シリーズ四作目です！
話が動き始めてきましたねー。

沢山の人物が登場して、少し頭が混乱しそうでしたが
何とか耐えました！
下巻から一気に楽しくなりそう！

2012/04/04

陽子が主人公になるお話。最初の主人公だっただけに思い入れが強い。
特に楽俊が好き。

しかし、鈴と公主は嫌い。多分、同族嫌悪。
物凄く鈴よりだと思う。だからこそ嫌い。

最後にそれぞれが交わって終わった。なかなかいい。
しかし、男の子が死んでしまったのが残念である。

2012/04/02

上下読了。
挿し絵が無いのが心から残念。
ああ、おもしろかった！

圧巻のクライマックスがクセになる。

アニメ観てたしいろいろ思うところもあるけれど、楽俊かっこいいわ、マジで。

2012/03/21

鈴や祥瓊が考えることが自分に重なる。
人って自分を可哀想だと思い込みたくなるんですよね。

楽俊って本当に良い奴だなあ。

2012/03/04

再読。はー、やっぱこのあたりってば刺さるというか痛いというか…。今回は時間軸順に読んだことになる珠晶が王になっててもさすがというか。あー、それにしても楽俊が癒しだ。素敵だ。