風の万里 黎明の空(上) の商品レビュー
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この巻では、慶国での国主でもある「中嶋陽子」の即位の礼とその後の祭りの後からの話です。 その「中嶋陽子」のその国としての決まり事が解らないため、麓のしょうろうの所で「勉学」を学ぶために行ったが。
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分厚い……。どこで3人の運命がぶつかるんだろうと思いながら、とにかく読み進める。 以下、あらすじは新潮社サイトから。 --------------- 人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、芳国国王である父が簒奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだが──。
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この巻は考えさせられることが多い。 なんか外国に行ったみたいな気分になる。(途上国の人を、日本人の価値観で比べてしまうあたり) 「生きるということは、嬉しいこと半分、辛いこと半分なのです。心のありようで、幸せかどうかになる。」 「誰だって同じくらい辛い。生きることが辛くないやつがいたらお目にかかりたい。」 「自分を好きになれない人を、他人が好きになるはずはないでしょ」
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やっと陽子の話の続き。そろそろ各キャラに愛着が出てきた。しかし、祥瓊と鈴、今の世にも沢山いそうなうざい2人。これが下巻でどう変わっていくのかは楽しみ。
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祥瓊:自分を正当化。全部周りが悪い。自分に何か出来なかったかを考えない。公主の頃は楽しい事だけ選択する人だったのでしょう。夏休みの宿題をサボるタイプ。王族なのでプライドはベジータクラス! すず:不幸自慢の代表選手。自分程、不幸な人はいないと常に嘆いている。妄想大好き娘。不幸自慢...
祥瓊:自分を正当化。全部周りが悪い。自分に何か出来なかったかを考えない。公主の頃は楽しい事だけ選択する人だったのでしょう。夏休みの宿題をサボるタイプ。王族なのでプライドはベジータクラス! すず:不幸自慢の代表選手。自分程、不幸な人はいないと常に嘆いている。妄想大好き娘。不幸自慢や妄想に乗ってくれないと相手を嫌いになっちゃう。三日に一回は慰めてあげましょう。 というか二人とも仙籍に入ってるんだから、もっと自分を磨きなさい!!!!! それと、今回も景麒の言葉足らずがトラブルを産んでそう・・・
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再読。 今回も始まりから終わりまで陰々滅々。 そんな中でも楽俊が重苦しい雰囲気を救ってくれる。 ささ、下巻へ。
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祥瓊と鈴、精神的に未熟な二人が自己中心的な発現や行動をしたりして正直読むのが辛くもあった。 しかし楽俊や清秀の言葉には色々と考えさせられる。色々な国のあり方が描かれていることも魅力。陽子の、王としてどうしたらよいかという問いに、私も読みながら一緒になって考えてみるが頭が痛くなるば...
祥瓊と鈴、精神的に未熟な二人が自己中心的な発現や行動をしたりして正直読むのが辛くもあった。 しかし楽俊や清秀の言葉には色々と考えさせられる。色々な国のあり方が描かれていることも魅力。陽子の、王としてどうしたらよいかという問いに、私も読みながら一緒になって考えてみるが頭が痛くなるばかりだ。 人より不幸だと偉いのか。人より我慢していることが偉いのか。 ただ少し気になったのが、延王尚隆のある一言。今までの話で雁国は、終始治世五百年の豊かな国として描かれていたが、そんななかで彼が「雁を滅ぼしたくなる」と言ったのはなんだか胸に残るものがある。
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[ 内容 ] <上> 天命により慶の国、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。 目前で両親を殺され芳国公主の座を奪われた祥瓊は、父王の非道を知り自らを恥じていた。 蓬莱から才国に流されてきた鈴は華軒に轢き殺された友・清秀の仇討を誓った。 それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅の時を迎える―。 <下> 思うままにならない三匹の豺虎を前に自らの至らなさを嘆く景王・陽子の傍にはいつしか祥瓊、鈴、二人の姿があった。 “景王に会いたくて、あなたは人人の希望の全てなのだから”陽子は呪力をたたえる水禺刀を手に戦いを挑む。 慶国を、民を守るために。 果てしない人生の旅立ちを壮大に描く永遠の魂の物語。 [ 目次 ] <上> <下> [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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天命により慶の国、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。目前で両親を殺され芳国公主の座を奪われた祥瓊は、父王の非道を知り自らを恥じていた。蓬莱から才国に流されてきた鈴は華軒に轢き殺された友・清秀の仇討を誓った。それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅(であい)の時...
天命により慶の国、景王となった陽子は民の実情を知るために街へ出た。目前で両親を殺され芳国公主の座を奪われた祥瓊は、父王の非道を知り自らを恥じていた。蓬莱から才国に流されてきた鈴は華軒に轢き殺された友・清秀の仇討を誓った。それぞれの苦難を抱いて三少女はやがて運命の邂逅(であい)の時を迎えるーー。(裏表紙より) 久しぶりに十二国記シリーズの続きに手をつけました。 うーん、やっぱり面白い!読み始めたら止まらない! これから先の話がどう展開するかわからないので、全体の感想は下巻のほうに書こうと思いますが、それぞれ悩みを抱えた三人、そしてそれらを助ける人々がこれからどう関わっていくのか、続きがとても気になります。
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しばらく他の小説を読んでいたので、久しぶりにこのシリーズに戻って来ました。今までの巻の登場人物が色々出てきて楽しめました。色々学んで成長すると言うことが大事何だなと思える巻でした。
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