月の森に、カミよ眠れ の商品レビュー
右下領域における変容が引き起こす世界観の戦いと、そこに生きる個人の内面の葛藤を描く。 狩猟・採集から稲作への生産様式の進化は、同時に新たな構造の顕現であり、新たな神との接触である。 読了
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流石この人らしい、「土」の匂いのする骨太ファンタジー。児童書のようにも見えるがなかなか難解かもしれない。20080318
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守り人ですっかりやられ、シリーズ読了、ついで奏者シリーズ読了、精霊の木、狐笛のかなたと読み進み、とうとう最後の一冊、読み終わってしまいました・・ あと数冊、エッセイ的な本はあるようですが、物語はこれでたぶんおしまい・・・・ 時代は古代、どこの国かはわからないけどアジアのどこかの...
守り人ですっかりやられ、シリーズ読了、ついで奏者シリーズ読了、精霊の木、狐笛のかなたと読み進み、とうとう最後の一冊、読み終わってしまいました・・ あと数冊、エッセイ的な本はあるようですが、物語はこれでたぶんおしまい・・・・ 時代は古代、どこの国かはわからないけどアジアのどこかの国、日本ではないかとも思わせる・・ 切り口の異なった神話、神と精霊と動物と人が暮らした最後の辺りでしょうか・・ カミはなんのためにいるのか、掟はなんのためにあるのか・・ カミと契るのは何故か・・ 物語とわかっていても、ふんふんと納得させられてしまいます。 人が生きるために狩猟だけでは足りなくなり、カミの地に田を作り、少しでも豊かになるよう、人らしく生きられるよう、帝に男衆を取られぬために・・そのために、神聖な場所に人が踏み入るとして何が悪い・・? 岩に染み出た泉は、最初はちょろちょろとした小さな流れでも、いずれは岩を侵食して山を崩す・・それがカミの地に入れぬ理由なのか・・・ 上橋氏の本は、読むたびに考えさせられます・・・
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さすが若い時に書いただけあって、だいぶ話がややこやしい。最近のエリンの話とかと比べると、全然洗練されていない感じだ。それでもはなしにすーっと入っていかせるのがこの人の話かなぁと。でも、最後がハッピーエンドではない気がする。ちょっと残念。どうしたら良かったのかは分からないけれど、そ...
さすが若い時に書いただけあって、だいぶ話がややこやしい。最近のエリンの話とかと比べると、全然洗練されていない感じだ。それでもはなしにすーっと入っていかせるのがこの人の話かなぁと。でも、最後がハッピーエンドではない気がする。ちょっと残念。どうしたら良かったのかは分からないけれど、それぞれの気持ちが散り散りになってしまった気がします。
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カミがまだいるとされていた世界。「精霊の木」よりはとっつきやすいけど、それでもこれ、児童書なんだよね。。すごいなぁ。。
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