読書術 の商品レビュー
読書術なるものを何冊もよんでわかった。 やはりというべきか、優れた読書術というのは、いくつかのパターンのどうも収斂されていくらしい。共通点が多く見受けられた。自分よりはるかに知的に勝っている人物から、いまの自分の読書方法でいいのだというお墨付きをもらったようなもので、自信につな...
読書術なるものを何冊もよんでわかった。 やはりというべきか、優れた読書術というのは、いくつかのパターンのどうも収斂されていくらしい。共通点が多く見受けられた。自分よりはるかに知的に勝っている人物から、いまの自分の読書方法でいいのだというお墨付きをもらったようなもので、自信につながった。
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本をほとんど持っていなかった父の本棚で見つけたのは中学生の時だった。加藤周一が誰かはもちろん知らなかった。何度も読み、その後の僕の人生に大きな影響を与えた。
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父親の書斎にあった物を拝借して読んだ。昭和37年10月25日初版発行となっていた。 確かに古いが、内容はまったく古く無い。それは新書として復刻されていることからもわかるであろう。
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この「読書術」が私にとって初めて読む読書の方法についての本であった。一番気になったというより、これから実践してみようと思った読書の方法は精読術だ。
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日本の読書の達人のひとり。その達人の本なのでためになります。情報をどのように活かすか!深い知識を身につけるための読書術について書かれています。必読書。
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様々な種類の本を読むに当たって、それぞれの心構えや読み方について書かれた本。帯にもありましたが、本を「愉しむ」という意識で書かれた本だと思います。研究などで本を読む人ではなく、趣味として本を読む人向けかと。
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最近読書術に関する本ばかり読んでいるせいか、目新しい内容というのはあまりありませんでした。 しかしこの本が最初に出版されたのが1962年ということを考えると、この時点で言われていたことが今でも通用しているということに驚くべきなのかも知れません。 例えば「難解な本を読む技術」(20...
最近読書術に関する本ばかり読んでいるせいか、目新しい内容というのはあまりありませんでした。 しかしこの本が最初に出版されたのが1962年ということを考えると、この時点で言われていたことが今でも通用しているということに驚くべきなのかも知れません。 例えば「難解な本を読む技術」(2009年)を読んで凄く感心した「思想」と「科学」の違いについてもちゃんと書かれていました。 ・自然科学の場合には、一度確認された事実がその時以来、万人の所有物になる。どうしてその事実が確立されたかということを、あとから来た研究者がたどってみる必要はない。結核の原因が結核菌であることを確かめたコッホの論文を読まなくても結核の治療はできる。 ・哲学や文学の場合には、自然科学と同じ意味で万人の所有になるということはない。その仕事は作者の個性に結びつき、作者の個人的な経験と絡み合っている。シェークスピアの芝居が書かれたからといって、次の世代の作家はシェークスピアのやったことの先へ進めばよいというわけにはいかない。 読書術に関してどの本にも書いてある共通の原則みたいなのが見えてきました。 これがいわゆる「類書読み」の効用なのでしょうか。 読むスピードも上がってきて四時間ぐらいで読み終えることができました。
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遅読な僕にはまさに勉強になった。 ところどころニヤリとしたり、じーんとしたり。 なるほどなぁと思ったり。 これを活かして今年は本、読むんだ…!!
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本編ももちろん大満足。しかしあとがきの「読書の愉しみ」にガツーーンとやられた。そうだ、そうなんだ、本をたくさん読むということは、美しい日本語にたくさん触れてるってことなんだ。さらに本が読みたくなってきた。やっぱり本大好き!!!
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[関連リンク] 読書術 - 情報考学 Passion For The Future: http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/11/post-1103.html
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