社長失格 の商品レビュー
最後のほうで「これだけの人に損害を与えたんだから、罪は重いよね」という記述があるんですが、とても違和感があります。 儲け話に乗ったところ、ポシャっちゃった、ってだけの話なのでは、と考えるからです。 もちろん、本のタイトル通り、社長失格のような経営もあったかもしれませんけれど、...
最後のほうで「これだけの人に損害を与えたんだから、罪は重いよね」という記述があるんですが、とても違和感があります。 儲け話に乗ったところ、ポシャっちゃった、ってだけの話なのでは、と考えるからです。 もちろん、本のタイトル通り、社長失格のような経営もあったかもしれませんけれど、それも含めての投資、のような気がしますね。 起業を志す人は一読するとよいかもしれません。 いずれにしても、今はネットでお金を集めることもできる時代になりました。銀行屋がデカイ顔をしていられるのもそう長くないかもしれませんね。 払ってもいい金額:1,200円
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資金繰りの重要性が学べる一冊。意思決定者であり、0→1を生み出す役割にあった社長が資金繰りに翻弄されて、hン来の役割を果たせず倒産まで追い込まれるまでの記述のリアルさを疑似体験できた。
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小林の顔を見た。仕事をやり遂げた顔だ。いい顔をしていた。 当社はこの時はじめて社員に対する遅配をせざるをえなくなった。
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ハイパーネット社の元社長の書いた本。南場さんの不恰好経営の中に出てきた本だったので、読みました。 ITバブルの絶頂期に至るまでの過程と、失敗におちていく過程のつらつら本。「大学は受かったら、もう行く意味がない」という判断をされたり頭は非常によい、という印象を受けましたが、全体的に...
ハイパーネット社の元社長の書いた本。南場さんの不恰好経営の中に出てきた本だったので、読みました。 ITバブルの絶頂期に至るまでの過程と、失敗におちていく過程のつらつら本。「大学は受かったら、もう行く意味がない」という判断をされたり頭は非常によい、という印象を受けましたが、全体的に自己顕示欲が強く出ている本。 銀行の貸し渋りによる不渡り。株主、取引先(アスキー等)との関係性などは本当に赤裸々に書かれているので、企業欲のある方は一度読んでみたほうがよいかもしれません。
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経営者、経営者になりたいかたのみオススメ ・起業の興奮、倒産の過酷さを味わえる一冊 身の引き締まる思いで読みました。勉強になりました。 読むと、起業なんて危ない橋は渡らないようにしようとなるかも。
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実におもしろい! "シリコンバレー・アドベンチャー" を読んだ時のように、ドキドキしながら楽しませていただいた。現実に破産している物語に対して不謹慎だと思わないでもないが、文や構成がまるで小説のようで、迫力のあるジェットコースター物語をリアルに感じる内容となっ...
実におもしろい! "シリコンバレー・アドベンチャー" を読んだ時のように、ドキドキしながら楽しませていただいた。現実に破産している物語に対して不謹慎だと思わないでもないが、文や構成がまるで小説のようで、迫力のあるジェットコースター物語をリアルに感じる内容となっている。 時代は第一次インターネットバブルとでも言うべき頃の話。当時としては革新的なアイデアを引っさげて事業を開始し、あっという間に膨大な資金を調達するものの、銀行の不良債権という言葉がテレビのニュースで騒がれる中、貸し渋り時代へと突入する。そして、資金繰りが悪化して、倒産。この間、わずか二年。負債総額は 37 億円だ。 冷静に考えれば異常だ。個人資産のない社長のベンチャー企業が無担保で二十億円の融資を受けられるだなんてあり得ない。社会が熱病にかかっていたのだ。そして社長の板倉氏も。他人事だからピボットが見えるが、同じ立場に居たら、たぶん見えない。誰しもが熱病にかかってしまう状況だったことだろう。 --- 日本における経済のうねりを世間一般に分かりやすく見せる「狂言回し」と役割を図らずも演じていたようだ。 --- あとがきより 本書は、起業を目指す多くの若者が読むべき一冊だと思う。なぜならば、どれだけポテンシャルのあるビジネスでも、思わぬ出費や市場の成長速度の遅れなどから、資金に関する問題に遭遇するリスクは常にあるからだ。銀行や企業、投資家がどのような意思決定をするのか仮想体験しておくことで、その準備ができる可能性が高まるだろう。 --- 「経営者の失敗」をケーススタディとして伝承する文化が米国の社会にはある、そこに僕は強く興味を引かれた。 (中略) そしてすぐに決意した。ここに至るぼく自身の経緯を文章に綴ってみよう。 --- あとがきより なお、板倉氏の考えた "広告収入による無料の ISP" のビジネスモデルは、その後、ライブドアが類似のビジネスモデルで、百万人を超える会員数を獲得している。もし、もう少し資金が続いていれば、あるいは…。
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まず読み物として面白く結果は倒産と分かっているものの内容に引き込まれて読み進められる。 社長としてなぜ倒産の道へ向かったかを企業から細かく描かれており、また本人や登場人物の人柄も見えてきて面白い。
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並の小説より余程面白い。このベンチャー社長らしい傲岸不遜さこそ、冒険潭の主人公に相応しい。結末が判っていても、次々と起こるイベントの数々に踊らされる。特にビル・ゲイツとの会議(破滅の序章)、終盤の銀行の掌返し(リアル大和田常務)のくだりは抜群に面白い。
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非常に面白かった。自分も規模や立場はことなるが、ある意味同じような状況で試行錯誤した経験をもっていたので、共感がつのったと同時に、一つ一つの転落エピソードが笑えるくらい同じで、びっくりした。板倉さんは、魅力的な人間で、人たらしなんだろうな。期待感をもたせてしまうため人や金が集まっ...
非常に面白かった。自分も規模や立場はことなるが、ある意味同じような状況で試行錯誤した経験をもっていたので、共感がつのったと同時に、一つ一つの転落エピソードが笑えるくらい同じで、びっくりした。板倉さんは、魅力的な人間で、人たらしなんだろうな。期待感をもたせてしまうため人や金が集まってしまう。ただ、それに知らず知らずのうちに甘えてしまい足下をすくわれていく。さらに、コロコロ変わる金融業界の都合と重なる。人も金も離れていき、自信もなくなる。金だけでなく色んなものを失ってしまう。ひとごとではない。教訓にとんだ良書。
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南場さんの書籍不格好経営にて、茂岩さんに読むよう勧めていた書籍。1980年代のITベンチャー社長である板倉雄一郎さんが著者。まさにITベンチャーの社長というような感じで、仕事に熱心に取り組む傍ら自信家であり、女遊びもかかさない。高家賃の家に住み、高級車を所有する。本書では、「人」...
南場さんの書籍不格好経営にて、茂岩さんに読むよう勧めていた書籍。1980年代のITベンチャー社長である板倉雄一郎さんが著者。まさにITベンチャーの社長というような感じで、仕事に熱心に取り組む傍ら自信家であり、女遊びもかかさない。高家賃の家に住み、高級車を所有する。本書では、「人」と仕事をすることと「会社」と仕事をすることの違いを肌で感じることができた。
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