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くるぐる使い の商品レビュー

4.3

51件のお客様レビュー

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何気に読んでみたので…

何気に読んでみたのですが、結構、怖かったです。

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大槻ケンヂ屈指の名作…

大槻ケンヂ屈指の名作。「新興宗教オモイデ教」と並んで必読の、痛い青春の小説です。なお余談ですが、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で、この本のハードカバー版が読まれているシーンがあります

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5話収録の短編集。そ…

5話収録の短編集。それぞれオカルト・超常現象を題材とした内容だが、江戸川乱歩への影響も感じられオーケンのルーツを垣間見る事が出来る。電波受信しまくりである。

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UFOや冷媒等のカル…

UFOや冷媒等のカルト的要素を物語の要に置いた作品で、この着眼点は結構好きだ。収録作品の中でも、のの子の復讐ジグジグは相当ぶっ飛んでていい感じ

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オーケンの作品の中で…

オーケンの作品の中でも評価の高い、「くるぐる使い」や「のの子の復讐ジグジグ」の入った短編集。糸井重里との巻末対談もおもしろい。

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オーケン作品を初めて…

オーケン作品を初めて読みました。独特の世界観で、ハマる人にはハマります。ただ、グロ系が苦手な人にはちょっと辛いカモ…。

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キラキラと輝くもの、…

キラキラと輝くもの、くるぐる使い、憑かれたな、などがが収録された短編集。

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青春の残酷と、非日常…

青春の残酷と、非日常の彼方に見える現代のリアルを描く名作短編集。面白かったです。お勧めは「キラキラと輝くもの」。泣けます。

文庫OFF

2020/03/26

大槻ケンヂの初期短編集。大槻ケンヂの著作を読むのはものすごく久しぶり。持ってはいるんだけどね…。大学の頃以来か。 病院に入院していた老人が、「実は昔、くるぐる使いをやっていて、人を殺したことがある」と告白する。くるぐる使いとは、気の触れた、しかし未来や真実を見通す能力を持つ女性...

大槻ケンヂの初期短編集。大槻ケンヂの著作を読むのはものすごく久しぶり。持ってはいるんだけどね…。大学の頃以来か。 病院に入院していた老人が、「実は昔、くるぐる使いをやっていて、人を殺したことがある」と告白する。くるぐる使いとは、気の触れた、しかし未来や真実を見通す能力を持つ女性を連れて各地を巡り、予言などで儲ける職業である…。 1作め『キラキラと輝くもの』は読みかけて、ああ、大槻ケンヂだ。こういうのがずっと続くのは苦手だナアと思ったのだが、2作目以降は楽しかった。筋肉少女帯の歌詞やPVにも表れる、江戸川乱歩的なアナクロニズムと退廃をまといつつ色彩に富んだ作品群である。 昭和初期の乱歩時代にはよく見られた、「狂う」という感覚が段階的に、または突然現れる作品は、1990年代前半を最後にタブー化されている。一方で、「芥川龍之介の母親は狂死した」なんていうのが文献として普通に残されているわけで、単純に医学の進歩で別の表現になっただけではなく、やはり目をそらせようとする社会的抑圧があるのではないか。この本では、そういった物を正面から捉えようとしているように見える。 低年齢の主人公の作品では、狂気と復讐というところが重複しており、『キラキラ』はその間くらいに挟んでほしかったなあ。読後感からいえば。まあでも、この本で面白いのは、その狂気と復讐の2作である。『グジグジ』は、ナンセンスなギャグも交えた名作だ。 筒井康隆の読者あたりなら、もう当然のように読んでいるのだろうが、最初に読んだ『グミ・チョコレート・パイン』の印象があまり良くなかったので避けていた。もう一度読み直そうかと思っている。

Posted byブクログ

2018/10/28

【由来】 ・星雲賞受賞作品が2つも収納されてるってことで。 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・

Posted byブクログ