くるぐる使い の商品レビュー
オーケンさんの小説で一番大好きな作品たちです。 どうしようもないろくでなしの男が 立場の弱い、(しかしけして頭がわるいわけでない)純粋な 女の子をだまして自分の都合のいい狂人にしたてあげて しまおう・・・というなんとも残酷なお話。 高橋先生のとても印象に残る表紙で一目ぼれして買い...
オーケンさんの小説で一番大好きな作品たちです。 どうしようもないろくでなしの男が 立場の弱い、(しかしけして頭がわるいわけでない)純粋な 女の子をだまして自分の都合のいい狂人にしたてあげて しまおう・・・というなんとも残酷なお話。 高橋先生のとても印象に残る表紙で一目ぼれして買いました。 他2つの短編もとてもいい味してると思います。
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くるぐる を始めとする言葉のセンスが、どろり、どくりとした感じで、ストーリーがどうのよりまず面白い。 自分でも意外だけれども、『春陽綺談』が気になる。一番イッちゃった感。
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まさにオーケン。オカルト。超常現象。 わたしも、狂うとかじゃなくても、 こっちの世界から離れてしまう可能性は十分ある。 それを理性がおさえて、さらにとどめておく要素、人がいるから、 今のとこ大丈夫なんだろう。 しかし、作り話であっても、「人はそもそも死んだあとに壺に入れられる...
まさにオーケン。オカルト。超常現象。 わたしも、狂うとかじゃなくても、 こっちの世界から離れてしまう可能性は十分ある。 それを理性がおさえて、さらにとどめておく要素、人がいるから、 今のとこ大丈夫なんだろう。 しかし、作り話であっても、「人はそもそも死んだあとに壺に入れられるためにつくられていて、人生とはそれまでのおまけ」ってのは、こわいよ。死にたくない。
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綾辻ブームが自分の中で再到来してまして、読みました。 大槻ケンヂの書く小説はイカレてておもろい! 憧れのあんちゃんです。
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我慢していたが、美耶の手紙のくだりで泣いた。嗚咽レベル。 収録作に捨てなし。 オーケンにはまった原因の本。
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オーケン小説の中で傑作揃いの短編集です。 オーケンは長編より短編の方が向いていると思うのですが・・
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サブカルというサブカルをこれでもかと雑多に詰め込みつつ、驚くほどの読みやすさ。いろんな点で初心者向け。
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短編集。あれ?ここで終わりもっと読みたいって話が多数。いわゆる超常現象は脳の異常によるという考えがそこらにちりばめられている。
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あいや、私が図書室で見かけたものはこんな可愛らしい表紙じゃなかったんだが・・・。 トラウマなパンクの九牡丹でお馴染みの方もいらっしゃる大槻ケンヂの本ですよ。 ミュージシャンが書いた本だからと言って油断する事無かれ。 アルミホイルは毒電波を遮るとても優れた道具なのですよジグジグ。
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うぇーんて泣いてしまいそう、いい話だ。江戸川乱歩が好きだからという理由がここまで書けるっていう裏づけではなくて、やっぱりこの人なりに自分の思いつきや心の中や人との向かい合い方というのがここに良く書かれているなと思う そしてそれが、誰かを傷つけたり傷つけなかったり、結局ただゆるやか...
うぇーんて泣いてしまいそう、いい話だ。江戸川乱歩が好きだからという理由がここまで書けるっていう裏づけではなくて、やっぱりこの人なりに自分の思いつきや心の中や人との向かい合い方というのがここに良く書かれているなと思う そしてそれが、誰かを傷つけたり傷つけなかったり、結局ただゆるやかに殺されながら許されながら、それでもステージに上がったり、コミュニケーションをしたりというところで現れていると思う くるぐる使いとか、人の欲と、愛情と、優しい心と、理性と、私欲とっていうのがもう絶対に絡み合ったり、うまい具合にまわっていくものではなくてそれらが別々に存在していながら、愛情とかがぽっかり浮き上がってきたり、優しい心が壊されてしまったり、っていう無常を感じさせてそこはくらい、でもゆるすしかない、ゆるされることもない、ゆるすこともできない、ってことがさらに理不尽に生きていくことに立ちふさがっているということの中での救いが書かれているように思う SFとかよりすごい愛の物語ってかかれていても不思議じゃない
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