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ハチ公の最後の恋人 の商品レビュー

3.9

185件のお客様レビュー

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2016/02/06

運命に導かれて出会い、 別れの予感の中で過ごす二人だけの時間 求めあう魂の邂逅を描く愛の物語 (作品紹介より) 正直言うと、思っていた以上に名作 上の文章はあまりにもアウトラインすぎる 宗教っていうきわどい題材をさらっと内包する 独特な文章の書き方や表現はやっぱりこの人ならで...

運命に導かれて出会い、 別れの予感の中で過ごす二人だけの時間 求めあう魂の邂逅を描く愛の物語 (作品紹介より) 正直言うと、思っていた以上に名作 上の文章はあまりにもアウトラインすぎる 宗教っていうきわどい題材をさらっと内包する 独特な文章の書き方や表現はやっぱりこの人ならでは 非日常の世界なんだけど、共感できる部分がいくつもあったり、 どの登場人物もどこか愛おしく思えてしまうあたりが 吉本作品の魅力なんだと思う 思い出の匂いで窒息して死にたい、とか とにかく名言が多すぎる・・・

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2015/10/15

2012.2読了。 自分の運命を受け入れて、期限付きの愛を全うしようとするマオとハチの生活と、そんな二人をそのまま受け入れる周りの友人達との交流が淡々と描かれていて、でもラストはすごく前向きで、読後感の良い話だった。

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2015/06/23

今ある日常を大切に。 終わりがあるからこそ気づくことができる。 終わりがみえないから、その当たり前さにスポイルされて気づけない。 同じような、違う毎日に感謝を。

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2015/06/03

終わりがみえてる恋だからこそみえるものがあるんだね。タイミングが合わないからこそ気が合うんだね。2人の恋は違う形で続いていくんだね。なんだかちょっぴり切なくなったけど読んでよかった。

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2015/01/12

私の1番の本。 何かが噛み合ったときに読むと大号泣する。そんなこともなくさらーっと読める時もある。 名作。 言葉が過不足なくて、美しい。 名言がたくさん。 ハチ公との荒削りなとろける日々。 マオちゃんの絵を描くときの心の動きと形、色彩。 これがとってもわくわく、きらきらして...

私の1番の本。 何かが噛み合ったときに読むと大号泣する。そんなこともなくさらーっと読める時もある。 名作。 言葉が過不足なくて、美しい。 名言がたくさん。 ハチ公との荒削りなとろける日々。 マオちゃんの絵を描くときの心の動きと形、色彩。 これがとってもわくわく、きらきらしてる。 世界は輝いてみえる。 おっきな話で、人生をゆったりのびのびと生きる勇気が湧いたよ。

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2014/11/17

宗教家の家に生まれたマオと、インドの山奥で修行するというハチ。スピリチュアルな2人の期限付きの恋。 相変わらずのよしもとばななワールド。あり得ない設定ながら、終わることが決まっているからこそ、今を大事にする2人の恋が切ない。「なんでこんなにすばらしいことをみんな、毎日してるのに、...

宗教家の家に生まれたマオと、インドの山奥で修行するというハチ。スピリチュアルな2人の期限付きの恋。 相変わらずのよしもとばななワールド。あり得ない設定ながら、終わることが決まっているからこそ、今を大事にする2人の恋が切ない。「なんでこんなにすばらしいことをみんな、毎日してるのに、みんな、特別には幸せそうじゃないの?」という言葉が印象的。

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2014/09/01

題名を見て、背表紙の「霊能者の祖母が残した予言通りに、インドから来た青年ハチと巡りあった私は、彼の最後の恋人になった。運命に導かれて出会い、別れの予感の中で過ごす二人だけの時間。求めあう魂の邂逅を描く愛の物語」というあらすじを読んで、「あっこれ私がイライラしそうな小説だ」と思った...

題名を見て、背表紙の「霊能者の祖母が残した予言通りに、インドから来た青年ハチと巡りあった私は、彼の最後の恋人になった。運命に導かれて出会い、別れの予感の中で過ごす二人だけの時間。求めあう魂の邂逅を描く愛の物語」というあらすじを読んで、「あっこれ私がイライラしそうな小説だ」と思った。それで本編読んで本当にイライラしたから、逆に清々しい。 筋書きが極めて共感しがたい。現実社会が舞台なのに、幽霊が当然いるものとして扱われていて、主人公は死んだ祖母としょっちゅう重要なことを話したり、一番の修羅場で、死んだ祖母が謎の霊力により主人公を助けたりするんです。何を伝えたいのかさっぱりわからない。  「青年ハチかっこいいなー」って思えばいいんでしょうか。青年ハチみたいな人がタイプじゃない場合、この小説はどう楽しめばいいんでしょうか。

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2014/08/25

初めて付き合った人に教えてもらった本。 昨年、十年ぶりくらいに見かけたけど、声をかけられなかったけれど。

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2014/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『嫌いな人がいたら、好きになるところまで離れればいいのよ。』 この言葉。今まで社会生活とかネットで何度も聞いたり目にした言葉だけれど、よしもとばななさんの言葉だったのか。 それともたくさんのひとが自分でそこにたどりついたのか。 はっきりとはわからないけれど、びっくりした。 こればかりが印象に残っている。 あと、朝日の中、裸で無防備にダイナミックに泣くハチ。そんな彼に対するマオの『くだらん、と思いながら胸打たれる』ところ。うつくしい。

Posted byブクログ

2014/05/11

ハチの目は、犬の目…やっぱセンスない。その程度の差別化で良いんだって。 表紙、横向けて、裏返して、よかったな。これってどうみても。アレだよね。 「濃い夏草みたいな思い出の匂いで窒息して死にたい。 ちょうどよい夏のある日に、私は逝きたい。」 最後の恋人は、おばあちゃん...

ハチの目は、犬の目…やっぱセンスない。その程度の差別化で良いんだって。 表紙、横向けて、裏返して、よかったな。これってどうみても。アレだよね。 「濃い夏草みたいな思い出の匂いで窒息して死にたい。 ちょうどよい夏のある日に、私は逝きたい。」 最後の恋人は、おばあちゃんが教えてくれるんです。

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