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竜馬がゆく 新装版(五) の商品レビュー

4.3

154件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2019/03/16

公器に生きる。 妻子おいて国のために死んでいく浪士。 その上に今生きている幸せを感じざるをえない。 目の前のことがすべて小事に思える。

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2018/10/08

この巻のハイライトは、竜馬と西郷隆盛の顔合わせであろう。京都で蛤御門の変により長州が朝敵となり、勝海舟と竜馬が運営する海軍操練所は、そこから幾人もの浪士が変に参加したことによって幕府の咎めを受ける事となる。操練所は閉鎖、勝は謹慎となる。時代は一旦、勤王派が弱体化し佐幕が優勢となり...

この巻のハイライトは、竜馬と西郷隆盛の顔合わせであろう。京都で蛤御門の変により長州が朝敵となり、勝海舟と竜馬が運営する海軍操練所は、そこから幾人もの浪士が変に参加したことによって幕府の咎めを受ける事となる。操練所は閉鎖、勝は謹慎となる。時代は一旦、勤王派が弱体化し佐幕が優勢となりかける。

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2018/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/9 5冊目(2018年通算131冊目)。池田屋事件、龍馬の後見人だった勝海舟への江戸への帰還など龍馬にとっては暗い話題が多い時期。また西郷隆盛との出会い、長州藩と薩摩藩を味方同士にしようと画策するなど、幕府討伐に向けての布石が揃い始める。この後、歴史はどう動くのか。続けて読んでいきたいと思う。

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2018/08/03

池田屋事件、禁門の変、軍艦操練所の解散、そして西郷との出会い。ちょうど「西郷どん」を見てることもあって、違った側面から幕末を眺めることができて面白い。主だった人物がどう動いたかをリンクさせた幕末年表があると面白そうだけどどっかにないかな?「○○年、西郷が××をしていた時に龍馬は~...

池田屋事件、禁門の変、軍艦操練所の解散、そして西郷との出会い。ちょうど「西郷どん」を見てることもあって、違った側面から幕末を眺めることができて面白い。主だった人物がどう動いたかをリンクさせた幕末年表があると面白そうだけどどっかにないかな?「○○年、西郷が××をしていた時に龍馬は~~をしていて、桂は△△をしていたのかぁ」とかね。

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2018/06/07

幕末が本格的に動き出す『禁門の変』。 西郷どんに詰め寄る中岡慎太郎がカッコ良かった!! ٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)

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2018/04/28

池田屋の変で、幕府、薩摩、会津により長州の勤王派がことごとく壊滅。勤王派には脱藩した土佐仲間も多数いたがみんな命を投げ出してしまう。 さらに浪人たちの面倒を見ていた竜馬の神戸の海軍塾も幕府から危険だとして解散命令が下り、勝も帰らされる。 居場所がなくなった竜馬は、西郷の助けを借り...

池田屋の変で、幕府、薩摩、会津により長州の勤王派がことごとく壊滅。勤王派には脱藩した土佐仲間も多数いたがみんな命を投げ出してしまう。 さらに浪人たちの面倒を見ていた竜馬の神戸の海軍塾も幕府から危険だとして解散命令が下り、勝も帰らされる。 居場所がなくなった竜馬は、西郷の助けを借りて京の薩摩藩で時を待つ。お田鶴様は京を追い出され長州にいるが、まだ長州に助けにはいけない、と断言する竜馬。 一方薩摩の西郷は今は幕府と手を組んでおいて幕府の弱みを握り、時が来たら倒幕を考えている点で少し竜馬と共通する部分がある。そんな西郷と竜馬は勝の計らいで出会うった。

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2018/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池田屋事件、禁門の変を経て、長州の暴発は抑え込まれる。この激動の間でも、竜馬はより冷静に時勢を読み自分の志を揺るがさない。だがその意志とは裏腹に、神戸海軍塾は解散となり、竜馬の師である勝と一時の別れとなる。勝は幕臣でありながら、竜馬と西郷になら幕府を倒されても良いとまで言う。勝の天界から日本、世界を見下ろすような視野とそれを所以とした言動には驚かされるばかりだが、その勝にそこまで言わしめた竜馬と西郷も常人でなかったことがよく分かる。そして竜馬と西郷が勝の紹介により対面したのである。初対面の場で無邪気に鈴虫を捕る竜馬。一ヶ月後に竜馬が来る時も鈴虫がいるよう取り計らう西郷。大きな身体で偉大な歴史を残す二人と小さな鈴虫の対比の描写が可笑しかったが、西郷の言葉を借りると「大事をなすには無邪気で私心がないことが肝要じゃ。」と教えてくれる印象的な場面だった。この二人がいよいよ共に歴史を動かしていく。

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2017/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長州が一転佐幕派となり、竜馬が介入する手前までの5巻。やや余談が多いがやはり面白い。幕府と天子との関係を恋愛に例えるところとかがとても印象的です。この後の展開でどのように薩長の密約が成るか、竜馬はどのように絡んでいくのかが楽しみです。作者が思う竜馬はとても先見の明があるというか、とても俯瞰的にものを見ることができて、尚且つ腕が立つところが英雄の気風たっぷりで物事の判断におけるお手本にもなる人物ですね。維新後の戦争にも登場する人物も多く登場してなお興味は尽きません。

Posted byブクログ

2022/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わずか150年前の事だが、50歳を過ぎれば老人で命に対する考え方も風習も全く異なる。 坂本龍馬は大胆にして意外と思慮が深く、常に目標達成を考え抜いている。海軍、貿易、経済と幅広く知識を吸収し、吸収した知識で行動している。交渉術も相手の利益も考えてwin-winを目指している 西郷隆盛の鈴虫の対応はなかなか出来ない

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2017/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

勝が一旦表舞台から去る。そして、西郷吉之助、満を持して登場。大久保一蔵の影が薄いのは止むを得ないが、ようやく役者が揃った感がある。しかしまぁ、お竜の「女」の部分は、善悪はともかく、どうにも引いてしまう。幕臣最後の一言居士大久保一翁については、中公新書を読みかえそうかな。

Posted byブクログ