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秘密 の商品レビュー

4.1

196件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2009/10/04

東野圭吾その2。 図書館の書架に唯一残っていた東野作品がこれだったからです。 わたしは元々広末涼子が大好きで、映画を先に見たのですが、あまり印象に残っていないんです。たぶん興味が持てなかったのでしょうね。 そもそも。原作を超えるドラマはない、という言葉がぴったりハマると思います。...

東野圭吾その2。 図書館の書架に唯一残っていた東野作品がこれだったからです。 わたしは元々広末涼子が大好きで、映画を先に見たのですが、あまり印象に残っていないんです。たぶん興味が持てなかったのでしょうね。 そもそも。原作を超えるドラマはない、という言葉がぴったりハマると思います。だって映画には遺族会とかそういうお話省かれていたような?ちょっと見直してみようかな、とも思ったんですが小説読んでからじゃ苦しい気もする。うーん。と悩んでいるところです。 ラストにぎゃー!となりました。ヤラレタ!こういうの大好きなんです。 070304

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2009/10/04

東野圭吾氏の本はいっぱいありずぎて、正直何から読むか迷います。が、いまのところハズレはありません。 自動車部品メーカーの生産工場に勤める杉田平介の人生は平々凡々なものであった、その日妻と娘が乗り合わせたスキーバスが転落事故を起こすまでは・・・。妻・直子は重傷を負い、そのまま...

東野圭吾氏の本はいっぱいありずぎて、正直何から読むか迷います。が、いまのところハズレはありません。 自動車部品メーカーの生産工場に勤める杉田平介の人生は平々凡々なものであった、その日妻と娘が乗り合わせたスキーバスが転落事故を起こすまでは・・・。妻・直子は重傷を負い、そのまま帰らぬ身となってしまった。小学5年生の一人娘・藻奈美は外傷はなかったものの、意識が戻らず、植物人間になる可能性が高いと医師から診断されてしまう。しかし、奇跡的に藻奈美は目覚めたのだった。ただし、その意識は妻・直子のものとして・・・。その日から、夫婦のような、あるいは親子のような奇妙な二人の生活が始まる。 この作品のテーマはズバリ「愛」ですね。 見かけは娘だけれど中身は妻であるから、平介は夫として接して生活するも、「藻奈美」として小学校に通う直子には次第に新しい生活から得られる刺激や、子どもとしての楽しみに心奪われていってしまうのも仕方ないこと。 そんな藻奈美に「彼氏」ができそうになった時、平介が若さを再び手に入れた妻への妬みもあり、異常な嫉妬心を見せます。 この事件をきっかけに、平介は「藻奈美」を妻として接するか、娘として割り切るか、決断を迫られます。 そして最後は、バス事故を起こした加害者である運転手が、事故を起こすほどの激務をしていた理由を平介は知り、自分も「藻奈美」の気持ちを第一に考え、身を引く決意をします。 妻・直子もまた平介の決意を受けて、これから「藻奈美」として生活するために、あることをします。 これがまた・・・「愛」あるトリックです。 夫として、妻を二度失くした悲しみを考えると泣けます。

Posted byブクログ

2009/10/04

実に内容が薄っぺらい。大衆ウケしそうなエンタメ小説。 ドラマで見ればよかったかも。 主人公の心理描写は甘いし、曖昧。周りの人物たちの行動やセリフもとってつけたような典型的なもの。うならされる表現もなく、ただ筋を追うだけ。 特異な状況設定で始まる作品だからこそよりリアリティある筆致...

実に内容が薄っぺらい。大衆ウケしそうなエンタメ小説。 ドラマで見ればよかったかも。 主人公の心理描写は甘いし、曖昧。周りの人物たちの行動やセリフもとってつけたような典型的なもの。うならされる表現もなく、ただ筋を追うだけ。 特異な状況設定で始まる作品だからこそよりリアリティある筆致が求められるのに、こんな陳腐な文章のために三文SFになってしまった。

Posted byブクログ

2009/10/04

精神と肉体の不一致という点では「スキップ」と共通点がありますが、「秘密」の方が登場人物達へ感情移入して読むことができました。読み始めてすぐに話に引き込まれました。とても切なく、幾つもの感動的シーンのある内容でした。

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2009/10/04

交通事故で妻と娘が重体に。妻は死んでしまったが、娘の体に宿ってしまった。新たな人生を頑張る妻との間に生じる様々な事件、葛藤を描いた作品。 妻と娘を失いそうになる序盤は感動、涙がでてきた。そして徐々に娘にやどった妻の生活に嫉妬を抱いて苦悩する父の姿が痛々しい。 色々考えさせられる…...

交通事故で妻と娘が重体に。妻は死んでしまったが、娘の体に宿ってしまった。新たな人生を頑張る妻との間に生じる様々な事件、葛藤を描いた作品。 妻と娘を失いそうになる序盤は感動、涙がでてきた。そして徐々に娘にやどった妻の生活に嫉妬を抱いて苦悩する父の姿が痛々しい。 色々考えさせられる…。

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2009/10/07

事故に遭った母子。妻は亡くなったはずが生き残った娘の魂として存在していて・・・。秘密の生活。本当の秘密はラストに!

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2009/10/04

内容は四日間の奇跡と似てます。たぶんあっちがパクりやと思われ。 僕としては断然こっちの方がおもしろいし好きです。 そんで深い…この深さはありえんて思った。 最後にこう来て、さらにどんでん返しみたいな展開。秘密…読み終わってタイトル見てああなるほどって思えた。 ん〜…と...

内容は四日間の奇跡と似てます。たぶんあっちがパクりやと思われ。 僕としては断然こっちの方がおもしろいし好きです。 そんで深い…この深さはありえんて思った。 最後にこう来て、さらにどんでん返しみたいな展開。秘密…読み終わってタイトル見てああなるほどって思えた。 ん〜…とにかくスゲーです。何て書いたらいいんかわからんけど、容疑者Xに次ぐ愛の最上級を見た感じ。こーゆうの書かしたら東野さんの右に出るものはいないですねホンマ。

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2009/10/04

最後が切ない、あまりにもせつな過ぎる。もうなんでこんな・・・題名の意味が分かったとき、あまりにも・・・

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2009/10/04

従兄弟のお父さんから母であるお婆ちゃんに渡り、お婆ちゃんから孫の私に廻ってきた一冊。家族の話。装丁もシンプルで伯父、お婆ちゃん、学生の誰が持っても調和する。 東野圭吾さんの考える設定って一貫としたものがある。自分のブランドをきっちりプロデュースしている。この本には秘密が二回でてく...

従兄弟のお父さんから母であるお婆ちゃんに渡り、お婆ちゃんから孫の私に廻ってきた一冊。家族の話。装丁もシンプルで伯父、お婆ちゃん、学生の誰が持っても調和する。 東野圭吾さんの考える設定って一貫としたものがある。自分のブランドをきっちりプロデュースしている。この本には秘密が二回でてくる。最初は秘密の家族生活、最後に家族で交わされる秘密。 父が電話の盗み聞きをしちゃったあたりからラストシーンまでがあまりに、悲しくて切ない。近親のギリギリの危険さもあって父の夫としての立場は救いがなくてすっごい苦しい。切なすぎて読み進めていくのをためらってしまう程ギュッとくる。もう1度読む気にはなれないなぁ。終わりは読者を裏切ってくれてます。

Posted byブクログ

2009/10/04

バスの事故で、小学生の娘の体に母の魂が乗り移る。夫と妻の関係は・・。 「夫婦愛とはなんぞやのぅ」と思わず考えモヤモヤ。驚きのラストが待ってるので、ぜひラストまで読んでください。 『容疑者X』より前に読むといいんじゃないでしょうか。 ちなみに映画は広末涼子です。けっこう良いですよ。

Posted byブクログ