秘密 の商品レビュー
バス事故で妻と娘を失った男に起きた奇跡の物語! ずっと死んだ妻が娘に乗り移ると言う内容なんだと思って 今まであまり興味がなかったんだけど 読んでびっくり!面白かったです!!!!! 死んだ妻が娘に乗り移るという単純な事じゃなくて すごく奥が深い話でした。 ちょっとせつなく泣ける...
バス事故で妻と娘を失った男に起きた奇跡の物語! ずっと死んだ妻が娘に乗り移ると言う内容なんだと思って 今まであまり興味がなかったんだけど 読んでびっくり!面白かったです!!!!! 死んだ妻が娘に乗り移るという単純な事じゃなくて すごく奥が深い話でした。 ちょっとせつなく泣けるシーンもあり。 ラストもよかったし。 さすが東野圭吾さんですね。 サポーロが出てくるのも嬉しいかな♪
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ハードカバーで重みがある。初めて読んだのが小3で、生々しい描写にビビった覚えがあるけど、東野ワールドに惹き込まれ読了。今読み返してもやっぱし面白い。
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すらすら読んじゃった。テーマ設定が非常に面白かった。 具体的には ・母と娘の精神の入れ替わり ・父の高校生になった娘=母に対する葛藤 ・秘密を守り母の人格を捨て娘として生きる決意 そんな感じです。
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東野圭吾作品3つめ 杉田平介の妻・直子と5年生の娘・藻奈美がバスの事故に会い、直子は死亡、奇跡的に一命をとりとめた藻奈美であったが、その中身は直子だった!!! 平介と直子の生活に大きな変化が生じる。 始まりも衝撃だったが、最後まで一気に読んでしまった。 平介の父親...
東野圭吾作品3つめ 杉田平介の妻・直子と5年生の娘・藻奈美がバスの事故に会い、直子は死亡、奇跡的に一命をとりとめた藻奈美であったが、その中身は直子だった!!! 平介と直子の生活に大きな変化が生じる。 始まりも衝撃だったが、最後まで一気に読んでしまった。 平介の父親としての立場、夫としての立場の苦悩がよく伝わる。タイトルの秘密であるが、単に入れ替わったという意味だけではない。 最後に本当の意味での『秘密』が分かる。 『秘密』を知った時、なんとも言えない気持ちになった。家族の愛、夫婦の愛を感じた。 将来結婚してからもう一度。本作品を読んでみたいと思う。 東野圭吾作品の中でNo1と言われる理由がよく分かります。
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スキーバスの転落事故により、母は娘を体で庇い失血状態、娘は窒息による脳障害という事態に陥る。結果、娘の体に母の精神が宿るという異常事態に。夫であり父である平介は娘・藻奈美の体を持つ妻・直子と暮らすことになるが…。タイトルの「秘密」は途中とラストでは違う意味を持ちます。女のしたたか...
スキーバスの転落事故により、母は娘を体で庇い失血状態、娘は窒息による脳障害という事態に陥る。結果、娘の体に母の精神が宿るという異常事態に。夫であり父である平介は娘・藻奈美の体を持つ妻・直子と暮らすことになるが…。タイトルの「秘密」は途中とラストでは違う意味を持ちます。女のしたたかで悲しい決断に、読後は「うぅ」と唸ってしまいました。
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これは、おもしろかったなぁ。最初は北村さんの「スキップ」を思い出したけれど、けっこう残酷な話よね。妻が娘を守って死んだ…と思ったら、娘の体に妻の魂が乗り移ってたって。けっこう現実的に書いてあるんだけど、妻、そんなにいきなり前向きに「人生をやり直す!」とか思えるんだろうか。娘が成長...
これは、おもしろかったなぁ。最初は北村さんの「スキップ」を思い出したけれど、けっこう残酷な話よね。妻が娘を守って死んだ…と思ったら、娘の体に妻の魂が乗り移ってたって。けっこう現実的に書いてあるんだけど、妻、そんなにいきなり前向きに「人生をやり直す!」とか思えるんだろうか。娘が成長するにつれて、主人公の切ないつらい気持ちが、いっぱいいっぱい胸に伝わってきた。妻、だけど娘。すごく残酷なことだよな。ハッピーエンドと読みたいけれど、ラストは悲劇のよう。
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母とその娘が事故に遭い、母は亡くなり、娘は助かった。 しかし、その娘の中身は母の意識に変わっていたという話。 もう、切ないです。 父が切ないです。 少し泣きそうになってしまいました。 すごく読みやすく、一気に読んでしまいました。
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大好きな話。身近な人を突然失う悲しみや、相手の幸せの為に自分を犠牲にする切なさが、とてもよく描かれている。ほんまラストにはやられたー!という感じ。泣ける。
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最後どういう結末になるのか読みながらワクワクしよったけど、直子として生きることを捨て、藻奈美として生きる・・・という最後のシーンにじんわりした。平介は直子を裏切らないと決めたのに、直子は平介を裏切った形になってしまった感はあるけど、でもすごく面白かった。
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読ませるね。と思った本。 途中なんとなく結末には気づくが、まさしく題名の「秘密」がぴったりと当てはまる。
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