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太陽の子 の商品レビュー

4.5

206件のお客様レビュー

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2009/10/04

私が中三の頃の読書感想文で、この小説についての感想を規定枚数を大幅に超えるまで書いた記憶があります。 この本には、沖縄の人たちの『ことば』がたくさん詰まっています。 それを一つずつ拾いながら読み進めていくと、思わずほろりと涙を流してしまうくらい切なくて、思わず笑ってしまうような温...

私が中三の頃の読書感想文で、この小説についての感想を規定枚数を大幅に超えるまで書いた記憶があります。 この本には、沖縄の人たちの『ことば』がたくさん詰まっています。 それを一つずつ拾いながら読み進めていくと、思わずほろりと涙を流してしまうくらい切なくて、思わず笑ってしまうような温かさがあります。 キヨシ少年の叫び、ふうちゃんのお父さんの深い悲しみ、ふうちゃんの一途な姿が目に浮かぶようです。

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2009/10/04

戦争の悲惨さ・悲しさを声高に叫ぶのではなく、それが人々の温かい交流の中から滲み出るように描き出されている。 ふうちゃんの素直さと健気さや、彼女を取り巻く人々の温かさと優しさに何度読んでも涙が出ます。手に取ったことの無い人にぜひ読んで欲しい。後世に残さなければならない大切な作品だと...

戦争の悲惨さ・悲しさを声高に叫ぶのではなく、それが人々の温かい交流の中から滲み出るように描き出されている。 ふうちゃんの素直さと健気さや、彼女を取り巻く人々の温かさと優しさに何度読んでも涙が出ます。手に取ったことの無い人にぜひ読んで欲しい。後世に残さなければならない大切な作品だと思います。

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2009/10/04

衝撃を受けた。戦争の本質は試験勉強するだけじゃわからない。ひとりの人間の心に大きな影を落とし、人生を狂わせる。それを自分や家族、大切な人に置き換えて考えなければいけない。中高生にぜひ読んで欲しい。

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2009/10/04

衝撃的だった。戦争の本質は近代史を勉強するだけじゃだめだ。ひとりの人間に影を落とし、人生を狂わせる。それを自分や家族、大切な人に置き換えて考えなければいけない。

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2009/10/04

舞台は神戸の料理屋「てだのふあ・おきなわ亭」。てだのふあとは太陽の子という意味で、一人娘のふうちゃんとその家族・周りの人々が描かれています。元気でまっすぐなふうちゃんは皆との交流の中でたくさんのことを学んでいきます。

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2009/10/04

戦争は消せない歴史だからこそ今の私たちが伝えないといけないなーと思います。 そんなときこれを読むと自分の知識の少なさを実感。もっと勉強しなければ。 でもすっごく心の温かくなる作品です。

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2009/10/04

小6のふうちゃんかお父さんの病を治してあげたいと言う思いから沖縄の戦争を学んでいく物語。戦争のことはもちろん、沖縄の人々から悲しみを知ることで本当のやさしさが生まれると言うことを学びました。

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2010/01/01

高校生のときに貸してもらって、深い悲しみ(語彙力がなくて表せません)に陥りました。社会人になってふと本屋で手にとって読みかえし、子供ができたら必ず読ませようと思ったのです。 ふだん戦争からほど遠い生活を送っている私たちにはふうちゃんのお父さんの心の奥底にある苦しみに気づかないので...

高校生のときに貸してもらって、深い悲しみ(語彙力がなくて表せません)に陥りました。社会人になってふと本屋で手にとって読みかえし、子供ができたら必ず読ませようと思ったのです。 ふだん戦争からほど遠い生活を送っている私たちにはふうちゃんのお父さんの心の奥底にある苦しみに気づかないのでした

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2009/10/04

これは泣くよ…!!「さとうきび畑の唄」なんかよりかなりきついです。読んでてつらくなるくらい。でも感動する…!!

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2009/10/04

永遠に読み継いでいってほしい灰谷作品の一つ。戦争による沖縄の悲しみ、苦しみ、それでも失わない優しさ全てを包み込むように描く言葉の力強さと温かさに、何度読んでも最後大泣きしてしまう。時代が移り変わろうとも、人間の原点は変わらないのだと教えてくれた。小学生の頃からもう10年以上、何度...

永遠に読み継いでいってほしい灰谷作品の一つ。戦争による沖縄の悲しみ、苦しみ、それでも失わない優しさ全てを包み込むように描く言葉の力強さと温かさに、何度読んでも最後大泣きしてしまう。時代が移り変わろうとも、人間の原点は変わらないのだと教えてくれた。小学生の頃からもう10年以上、何度も読み返している作品。

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