太陽の子 の商品レビュー

灰谷健次郎(著者)

2009/10/04

神戸にある沖縄料理店「てだのふあ」に集まるお客さんとふうちゃんのハートフルストーリー。

お父さんの心はどうやったらなおるのか。ふうちゃんは沖縄の戦争のことを知ろうとする。

2009/10/04

人の家に行って、とても退屈で、でも本がこれしかなくて読んだ。だけど久々に読んだらおもしろかった。
あらすじは覚えてたけど、細かい部分までは覚えてなかった。
なにしろ驚いたのが、お父さんの最後！初めて知った。

初めて読んだのは小３くらいだったっけ？知らない言葉もたくさんあったんだろうなあ。

2009/10/04

泣いた。考えさせられた。
戦時の沖縄はひどかった、という知識はあった。でも、戦後の沖縄の人が、本土に渡ってきて「沖縄もんが。」なんて言われていたなんて知らなかった。痛かった。
解説の中に書かれている灰谷氏の初版版のあとがきの引用にも泣いた。先生という仕事についても考えさせられた。

しばらく、軽い感じで読める本ばかりだったので、心を揺さぶられたのは久々だった。

2009/10/04

長編小説だけど、ふとしたときに手にとって読んでしまいます。

『てだのふあ』に集まる人々、そしてふうちゃん。

ふうちゃんみたいに、あったかくて優しい人になりたい。

読むたびに新しい発見があり、いろいろと考えさせられる本です。
すばらしい。

灰谷さんのご冥福を心からお祈りします。
この本に出会えてよかった。

2009/10/04

ふうちゃんがすごくいい子です。そして、強い子です。
いろんなことを考えることができる作品だと思います。

2009/10/04

漠然と沖縄に興味を持つきっかけになった本。
戦争を正当化するような世論形成の盛んな今こそ、もっと読まれるべき作品でしょう。

2013/08/17

ふうちゃんを中心に、神戸にある沖縄のお店で流れていくお話。
ふうちゃんの純粋さに誰もが心打たれ、戦争の話もでてきながら沢山ふうちゃんに学ぶ本。
ふうちゃんに泣かされる本。
ふうちゃんが発す言葉は全て純真で綺麗。

2009/10/04

神戸で暮らす沖縄の家族・人たち・沖縄戦争のお話。

とても。とても。やさしいお話。

だけど、とても考えさせられる事がいっぱい。

『かなしいことがあったら、ひとをうらまないこと
かなしいことがあったら、しばらくひとりぼっちになること
かなしいことがあったら、ひっそり考えること』

2009/10/04

戦争についてと聞くとどこか入りにくいというか敬遠しがちなのだが、これは本当にせつなく、あたたかく、そして考えさせられる本だと思う。きっと灰谷氏自身も、ふうちゃんの周りにいる大人たちのような温かい友人達に囲まれて生きていたのだろうと思わせる。

2009/10/04

生涯で一番の愛読書ですね。出てくる人々はみんな暖かくて優しいけれど、みんな厳しい現実を生きています。奇麗事だけでは済まされない人間の本質が描かれている作品です。