太陽の子 の商品レビュー
主人公が小学生の女の子ってところで、あんまり気乗りはしてませんでしたが、 前半の陽気な雰囲気に反して、後半沖縄の悲しみがあふれ出てくるに至って、胸が痛くなりました。
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読みながら、ただ、ただ、泣きました。 戦争が終わって巷には人や車があふれて、栄えて居るように見えるけれど・・・人々は過去の戦争や、戦争で亡くなった人のことは忘れて今日一日・自分個人の事だけを追いかけてせわしなく生きている。 今ある「生」がどれほどのたくさんの「死」や「悲しみ」の果...
読みながら、ただ、ただ、泣きました。 戦争が終わって巷には人や車があふれて、栄えて居るように見えるけれど・・・人々は過去の戦争や、戦争で亡くなった人のことは忘れて今日一日・自分個人の事だけを追いかけてせわしなく生きている。 今ある「生」がどれほどのたくさんの「死」や「悲しみ」の果てにあるかを考える人が極端に減ってしまった。 著者はあとがきでこう書いていました。 自分の「生」が「たくさんの人の悲しみ」に養われてきている。自分の命が数知れない生き物たちに養われてきていることに、ふうちゃんは気がつきます。 そしてふうちゃんが自分の机に書いて貼った言葉 かなしいことがあったら ひとをうらまないこと かなしいことがあったら しばらくひとりぼっちになること かなしいことがあったら ひっそりと考えること 何かスピード重視で、結果重視。 失敗した理由を無理矢理ひねり出し、言い訳して・・・ 誰かのせいにして・・・ 常に追い立てられて毎日を生きることで一杯一杯の私。 とても大切な事を思い出しました。
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「てだのふあ おきなわ亭」 ふうちゃんとお父さんの過去・・・『沖縄』について子どもでも考えられる良い本だと思います。 読んだ後、波照間島へ行きたくなりました。(行ってないけど。。。)
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何かそれらしいことを書くと嘘っぽくなるから、本の内容に対する感想だとか、レビューはしない。 灰谷健次郎、本物だ。 でもこれを読んで影響を受けたからといって、偽善めいたおせっかいはしたくないし、分かったつもりにもなりたくない。 本当の正しさだとか優しさというものは何かとい...
何かそれらしいことを書くと嘘っぽくなるから、本の内容に対する感想だとか、レビューはしない。 灰谷健次郎、本物だ。 でもこれを読んで影響を受けたからといって、偽善めいたおせっかいはしたくないし、分かったつもりにもなりたくない。 本当の正しさだとか優しさというものは何かという僕の青くっさい疑問にひとつの考えを与えてくれた。それが答えなのかは分からないけれども、少なくとも感銘は受けた。
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両親が沖縄出身の少女と、彼女を取り巻くやさしい人々。 お父さんは沖縄の戦争の後遺症で、心を病んでしまいましたが、 ふうちゃんは、そういうお父さんが大好きです。 沖縄での戦争のこと、日本という国が、沖縄にどんなにひどいことを してきたのか、読んでいるとつらくなります。でも、読んでよ...
両親が沖縄出身の少女と、彼女を取り巻くやさしい人々。 お父さんは沖縄の戦争の後遺症で、心を病んでしまいましたが、 ふうちゃんは、そういうお父さんが大好きです。 沖縄での戦争のこと、日本という国が、沖縄にどんなにひどいことを してきたのか、読んでいるとつらくなります。でも、読んでよかった。
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クローズドノートを見て きっと素敵な話なんだろうと気になり購入 人間の優しさ・強さ弱さ・心理描写 読んでよかった 出会えた事に感謝の一冊です。
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学校の夏休みの宿題で読んだ。(!) でもすごい泣いた。思いがけないほど泣いた。 方言が多少あれだけど、逆に味があって私は好きかな(・ω・)
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残念ながら わたしが持っていた出版社では画像がないため こちらで残しておきます。 小学三年生の時に読んだ。 正確に覚えています。 当時は灰谷先生の作品がわたしのバイブル。 ともいえるくらい読みふけっていました。 「兎の目」「先生けらいになれ」etc... ただ、この「太陽の...
残念ながら わたしが持っていた出版社では画像がないため こちらで残しておきます。 小学三年生の時に読んだ。 正確に覚えています。 当時は灰谷先生の作品がわたしのバイブル。 ともいえるくらい読みふけっていました。 「兎の目」「先生けらいになれ」etc... ただ、この「太陽の子」で沖縄の悲惨な戦争の傷跡を知り そして今 自分たちが住む この時代の基盤には こんなに悲しい出来事が積み重なってある「平和」なのかと。 小学三年生にしては 重いことを考えていました。
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ひめゆり平和記念資料館で、色々思い、それで選んだ本。 詳細は覚えてないけど、小さな少女(太陽の子)がいる家族を中心に、沖縄出身の人たちが集まって住んでいる話だったような。日常生活は普通に楽しく過ごしているのに、ふとした瞬間に戦争の傷跡が出てくる。辛い、暗い、見たくない。でも、読ま...
ひめゆり平和記念資料館で、色々思い、それで選んだ本。 詳細は覚えてないけど、小さな少女(太陽の子)がいる家族を中心に、沖縄出身の人たちが集まって住んでいる話だったような。日常生活は普通に楽しく過ごしているのに、ふとした瞬間に戦争の傷跡が出てくる。辛い、暗い、見たくない。でも、読まなくては!って思う本。
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灰谷さんは、子どもと大人の目線の違いを描くのがとても上手いと思う。今まで読んだ中で、1番心うたれた本です。
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