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彗星物語 の商品レビュー

4.1

78件のお客様レビュー

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2009/10/04

おじいちゃんがいい味出していて笑えました。みんなどこか変で、時には喧嘩になってしまうけど、一緒に悩んで一緒に笑って一緒に時を重ねている家族を羨ましいなと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

一つ屋根の下に暮らす大家族と犬と留学生の苦しみ、すれ違い。簡単には解決しないこの問題を、簡単には解決させていないあたりがリアルである。しかし全体としてテンポが遅く、迫力には欠ける気がする。

Posted byブクログ

2009/10/04

優しい、あたたかい、そして背中を押してくれるような本。 私が今まで読んだ宮本さんの作品の印象を大きく変える物語でした。 13人と自分を「犬」だとは思わない1匹の大家族・城田家に、ハンガリーから来た留学生のボラージュが加わり生活することになる。家族それぞれが悩みを抱え、衝突し...

優しい、あたたかい、そして背中を押してくれるような本。 私が今まで読んだ宮本さんの作品の印象を大きく変える物語でした。 13人と自分を「犬」だとは思わない1匹の大家族・城田家に、ハンガリーから来た留学生のボラージュが加わり生活することになる。家族それぞれが悩みを抱え、衝突し、そして成長していく。 沢山笑いました。考えさせられました。そして何より、感動しました。 これほどの大家族は、今の日本にどれくらいあるのだろう。沢山の家族と生活するのは確かに大変かもしれない。でも、やっぱり家族はいい。両親がいて、兄弟がいて、祖父母がいて・・・。その中で得られるものはとても大きなものだ。 人との出会いはどれも彗星のよう。たとえそれが家族であっても。そして人は強くなっていく。 最後は悲しかったですが、読み終えてとてもあたたかな気持ちになることができました。

Posted byブクログ

2009/10/04

おじいちゃんがいい味出してるのよね。 だてに長生きしてないぞって感じで、良いことをいろいろ言うの。 中学生の男の子が不良って言われてるグループに片足突っ込んじゃったり、年頃の女の子がかなり年の離れた男性と不倫したり、ちょっと横道に逸れちゃっても、家族の支えによって軌道修正されて乗...

おじいちゃんがいい味出してるのよね。 だてに長生きしてないぞって感じで、良いことをいろいろ言うの。 中学生の男の子が不良って言われてるグループに片足突っ込んじゃったり、年頃の女の子がかなり年の離れた男性と不倫したり、ちょっと横道に逸れちゃっても、家族の支えによって軌道修正されて乗り越えていく。 兄弟喧嘩なんてしょっちゅうだけど、喧嘩ができるのってそれだけ相手を信頼してるからなんだろうなぁと思う。 普通の家族の、よくありそうな出来事を書いてるだけなんだけど、その分話に入り込みやすいし自分と比較したりできる。 家族って、大切なんだなぁとしみじみ。

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2009/10/07

舞台は関西。ある家にハンガリーからの留学生がやってくる。そこから始まる家族劇なのだが、ドタバタあり、泣きあり、シリアスありと飽きさせない展開で進む。登場人物は十人以上に及ぶので、全員を把握するのが最初は大変だったが、ハンガリーからの青年とペットの犬が一匹、これがポイントになり、す...

舞台は関西。ある家にハンガリーからの留学生がやってくる。そこから始まる家族劇なのだが、ドタバタあり、泣きあり、シリアスありと飽きさせない展開で進む。登場人物は十人以上に及ぶので、全員を把握するのが最初は大変だったが、ハンガリーからの青年とペットの犬が一匹、これがポイントになり、すぐに慣れてしまう。関西弁も僕にとっては良い効果をあげていた。あとは感動のラストまで一気読みだった。

Posted byブクログ

2009/10/04

1980年代、共産国だったハンガリーからの留学生、ポラージュ・ボラーニを迎えた13人+1匹の大家族城田家の物語。  一家のムードメーカーであるけったいな犬、フックが愛しい。

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2009/10/04

城田家(ペットの犬含む)とそこにやってきたハンガリーからの留学生ボラージュの話。人が人と出会う事によって成長する様を描いている。愛が満ち溢れているが、ちっとも押し付けがましくない。 メインの主人公はお母さんだが、その時によって主人公が家族の誰かに変わるので飽きさせない。長編だが身...

城田家(ペットの犬含む)とそこにやってきたハンガリーからの留学生ボラージュの話。人が人と出会う事によって成長する様を描いている。愛が満ち溢れているが、ちっとも押し付けがましくない。 メインの主人公はお母さんだが、その時によって主人公が家族の誰かに変わるので飽きさせない。長編だが身構えずにぜひ読んで欲しい。 ちなみに、この作品はかなり実話に近い。著者は実際ハンガリー人の留学生を預かった経験があるからだ(しかも、学費も著者が出しているらしい)。 ハンガリー訳を誰か作ってくれないものだろうか。ハンガリー人にもこの小説を読んでもらいたい。そして、共に泣こう。

Posted byブクログ

2009/10/04

ハンガリーからの留学生を受け入れた12人家族と一匹の物語。 家族それぞれのエピソードが楽しく、興味深く、考えさせられます。そして犬の存在が◎。

Posted byブクログ