彗星物語 の商品レビュー
大家族にやってきたとぼけたハンガリー人留学生。彼らを見つめる小学生の視点から・・・。最初に読んだ時はそうでもなかったけど、何度も何度も読み返したくなる一冊でした。笑えるし泣けるし熱い気持ちになります。犬のフック、大好きです。そして、何度読んでも「努力する」って素敵だなぁって思える...
大家族にやってきたとぼけたハンガリー人留学生。彼らを見つめる小学生の視点から・・・。最初に読んだ時はそうでもなかったけど、何度も何度も読み返したくなる一冊でした。笑えるし泣けるし熱い気持ちになります。犬のフック、大好きです。そして、何度読んでも「努力する」って素敵だなぁって思える作品です。頑張る人ってキラキラしてるね。最後も最高。とっても気持ちよい作品。彼らに何度でも会いたくなります!!!!
Posted by
うちの愛犬・ヒッポと 我が家に1年ホームステイしていたチリからの留学生:カルロス がとってもリンクした。わかるわかる~って共感して おじいちゃんの愛情に心動かされて。
Posted by
僕は犬を飼っています。 名前はモクといいます。木曜日に拾ったからです。 そんなモクも中1の冬にうちに来て、もう10年が経ちました。 何度か病気したり、今も耳がかゆそうですが、元気でやっています。 モクがもし死んだら、僕はこの本を間違いなく読み返すでしょう。 そして、キセルの...
僕は犬を飼っています。 名前はモクといいます。木曜日に拾ったからです。 そんなモクも中1の冬にうちに来て、もう10年が経ちました。 何度か病気したり、今も耳がかゆそうですが、元気でやっています。 モクがもし死んだら、僕はこの本を間違いなく読み返すでしょう。 そして、キセルの「君の犬」も何度も聞くでしょう。 高校3年生で受験失敗して浪人になるのが決まった2月〜3月に 通っていた公民館にあって、槇原敬之が薦めていた本。 多分本を読んで初めて号泣した本だと思います。 犬を飼っている人は是非。 ps今、モクはちょっと盛りです。なんだかその辺を考えるとせつなくなります。 たかはしなおゆき
Posted by
三世帯12人+犬1匹の大家族の中に、 突然彗星のごとく現れた、 ハンガリー人の留学生。 異国人を住人に迎え入れた家族の、 不協和音や融合を繰り返しながらの生活は、 やがて家族愛を見い出してゆく。 この小説の大きなテーマは、平凡と成長だと思う。 13人と1匹の家族によ...
三世帯12人+犬1匹の大家族の中に、 突然彗星のごとく現れた、 ハンガリー人の留学生。 異国人を住人に迎え入れた家族の、 不協和音や融合を繰り返しながらの生活は、 やがて家族愛を見い出してゆく。 この小説の大きなテーマは、平凡と成長だと思う。 13人と1匹の家族による笑えて泣ける物語だ。 ドラマ化しやすいような気がして検索してみたら、 2007年にすでにドラマ化されていた。 舅(おじいちゃん)が伊東四朗とは、 ナイスキャスティング!! 爽やかな読後感に大満足。
Posted by
ドイツへ来て、一番辛く苦しい時期に読んだ。 あの頃の私は、自分に負けないことが最重要課題だった。 そんなときに読んだ大切な本。 あの時の気持ちにシンクロするような、 いくつかの言葉に、泣きました。
Posted by
宮本作品の中で一番のお気に入り♪ 笑って泣けて、とてもいいお話でした。 関西弁なのもよかったんだと思います。 登場人物が気取ってなくてイキイキしてるのは 宮本さんが自分の言葉で書いているからだと思いました。 犬が家族の一員である私には、フックが絡むともう 笑った...
宮本作品の中で一番のお気に入り♪ 笑って泣けて、とてもいいお話でした。 関西弁なのもよかったんだと思います。 登場人物が気取ってなくてイキイキしてるのは 宮本さんが自分の言葉で書いているからだと思いました。 犬が家族の一員である私には、フックが絡むともう 笑ったり泣いたりの大忙しでした。 登場人物も、年齢・国籍さまざまなのに 心理描写は的を得ていてよかったと思います。
Posted by
☆3半 上下巻を読んだが下はとっても内容が濃かった。 何だか客観的に考えれば分かる人の気持ちが当事者であるとなかなか見えなくて、苦しかった事が母、敦子の視点から良く見える。似たような境遇にあってお互いの言葉足らずな部分が生む摩擦を補う事が難しい事は、実を持って知っている為共感する...
☆3半 上下巻を読んだが下はとっても内容が濃かった。 何だか客観的に考えれば分かる人の気持ちが当事者であるとなかなか見えなくて、苦しかった事が母、敦子の視点から良く見える。似たような境遇にあってお互いの言葉足らずな部分が生む摩擦を補う事が難しい事は、実を持って知っている為共感する部分が多かった。似たような時期に読んでいればもう少し冷静に自分を見れたのかもなどと思い、人の思いって複雑。目に見えてる部分ってほんの少しなのねなどと思った。 本の中に出てくる色々なフレーズが心に残る一冊。 あとがきに書かれている、”気になったページを折っていったら、本が二倍のサイズなった”と書かれていたが、分かる気がした。
Posted by
今の時代にはほとんどありえない大家族で暮らしている城田家、 その城田家にホームステイするハンガリーから来た若者。 異文化、異世代へのとまどいあり、愛憎あり、衝突あり。 いろいろぶつかりながらも互いを理解し成長していく家族の物語でした。 ビーグル犬のフックがとてもいい味をだして...
今の時代にはほとんどありえない大家族で暮らしている城田家、 その城田家にホームステイするハンガリーから来た若者。 異文化、異世代へのとまどいあり、愛憎あり、衝突あり。 いろいろぶつかりながらも互いを理解し成長していく家族の物語でした。 ビーグル犬のフックがとてもいい味をだしています。 宮本輝さんの本のなかでもこれは特に読みやすいですね、お勧めの一冊です。
Posted by
作者のドナウ川取材記「異国の窓から」を先に読むと、「ドナウの旅人」からの一連の作品群だな、と思わされる。
Posted by
犬を含む登場人物がそれぞれ鮮やかに表現されてて引き付けられた。タイトルにある「彗星」の如く現れる人や出会いは、貴重なものを乗せてやって来るよ。
Posted by