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文明の衝突 の商品レビュー

3.9

40件のお客様レビュー

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    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  5. 1つ

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2023/11/11

内容が難しい。 冷戦後の世界で起こっている紛争を「文明の衝突」と言っている。 日本を一国で「日本文明」ととらえているところに興味を惹かれたが、難しかった。日本の中間的な立ち位置というのはうまい捉え方だと思う。

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2023/11/06

世界を9つ?の文明にわけていて その一つとして日本が一つの文明に 定義されてる というところだけみて読みたくなった、 それはなぜなのか? アジアとしてじゃなくて日本を一つの文明とするのは? なんか日本って他の国とは違う気がする 何がどうかわからないけど。 読めば謎がとけるのかな。

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2022/06/09

怒涛の5冊買いの4冊目は、ハンチントンの文明の衝突です。 我らが日本は独自の文明を持っているのでしょうか。 持っているとしたら、日本国と日本文明が合致するユニークさ、孤立さは、文化的な紐帯を持たず文化的なパートナーシップは結べないが、他国にない行動の自由を欲しいままにできるのです...

怒涛の5冊買いの4冊目は、ハンチントンの文明の衝突です。 我らが日本は独自の文明を持っているのでしょうか。 持っているとしたら、日本国と日本文明が合致するユニークさ、孤立さは、文化的な紐帯を持たず文化的なパートナーシップは結べないが、他国にない行動の自由を欲しいままにできるのです。

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2021/07/30

特に九章の内容にある予想の精度の高さは目を見張る。1990年代後半に書かれたとは思えない。もちろん予想が外れた側面も見受けられるが、作者の主張と2021年現在の国際社会情勢は概ね合致しているように感じる。その上で、チュニジアから始まるアラブの春であったり、2019年からのコロナな...

特に九章の内容にある予想の精度の高さは目を見張る。1990年代後半に書かれたとは思えない。もちろん予想が外れた側面も見受けられるが、作者の主張と2021年現在の国際社会情勢は概ね合致しているように感じる。その上で、チュニジアから始まるアラブの春であったり、2019年からのコロナなど不測の事態が呼び起こす影響に注視したいと思う。

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2021/04/09

大学生になって初めて読んだ厚い本です。学生当時は目次で面白そうな部分だけ読んだ記憶があります。時間がある時に全部読んでおけばよかったと後悔していますね。 (総合文化学群(現:芸術文化学群)卒:呑兵衛オペレーター)

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2019/08/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

☆著者は、文明として、西洋、日本、イスラム、ヒンドゥー、スラブ、ラテンアメリカ、アフリカの8つに分類しているが、文明の概念が明確でない。地域なのか、宗教のような行動規範なのか?

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2022/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

覇権国の盛衰が学べる一冊。 冷戦後の世界像は世界七大文明圏における「文明と文明との対立」にシフトしていくという。

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2019/03/15

20年以上前の本であり、情報が古く現代の事実と異なる部分が見られるが、基本的な文明衝突の構造や、20年前の予想から世界がどのように動いていったかを比較するという意味で興味深く価値のある一冊だと思う。 以下、特に印象に残っている点について >日本・中国に関して 当時予想されていた以...

20年以上前の本であり、情報が古く現代の事実と異なる部分が見られるが、基本的な文明衝突の構造や、20年前の予想から世界がどのように動いていったかを比較するという意味で興味深く価値のある一冊だと思う。 以下、特に印象に残っている点について >日本・中国に関して 当時予想されていた以上に、中国の力が伸び、日本の衰退傾向が著しいことがわかる。まあ、アジアのインド等の他の国の勃興も著しいものだったことがわかる。 日本を独特の文化を持つ一国という位置付けであるが、これに関しては日本は筆者が予想するよりも深いコンプレックスが西洋に対して存在するし、西洋文化は根強く侵食してきている。このことは日本が特定の宗教に根付いた文明とは呼び難いことから起こっていると言えるだろう。 また、両国の関係はこの本で予想されているよりも良好ではない。 >西洋文化に関して 筆者が指摘するように、衰退傾向にあるものの、20年経った今でもその威力は他よりも強い。しかし、以前よりもそれに従うだけの態度を見せる非西欧諸国は少ない。 >イスラム文明 他よりも暴力的解決に頼り傾向にある理由を述べている点は興味深かった。若年層の未就職率の高さはイスラムの考え方からくる年上を重んじる、世襲制を重んじるところからくるのか、その文化的な背景への説明は欲しかった。イスラム文明の中でも、中東とそうではない地域に考え方を話変えることは可能であり、それに対する考察は欲しかった。特にアジアのイスラム諸国が非イスラム諸国と接する上で起こりうる摩擦や文化には変化があると言えるだろう。 20年経った今、本書の中で描かれる西欧対非西欧の構造は崩れかけていると言えるかもしれない。(非西欧諸国の力が急激に勃興しているため) ただ、国民レベルでの西欧へのコンプレックスや西欧への憧れは深く根強い。国の発展の速度と、人々の気持ちに乖離があるかもしれない。 また、ここではほとんど触れられていないが最後のフロンティアとしてのアフリカの立ち位置も考慮に入れる必要がある。各国がどのようにアフリカと関係を気づいていくか、中国・インドをどう関わるかが重要になる。 その一方で例えばカシミールの問題や日本とロシアの関係、南北朝鮮の問題など、二十年経っても停滞気味の問題も多く見られることは文明衝突が泥沼化し、各国が力をつける中で歩み寄る姿勢自体が欠けていることが示されると言えるだろう。 また、アメリカをエンジンとした資本主義システムはなおもその威力を増している。

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2019/01/12

近代史や世界情勢を把握していると非常に読みやすい 近未来の予想もされているため、現在読んでも楽しめる 1点気になったのは、筆者は日本がアジア文化圏のため中国寄りになると予想しているが、これは間違っていると感じた。 日本は単一の独立した文化圏にあるが、明治維新以降は西欧文化に価値観...

近代史や世界情勢を把握していると非常に読みやすい 近未来の予想もされているため、現在読んでも楽しめる 1点気になったのは、筆者は日本がアジア文化圏のため中国寄りになると予想しているが、これは間違っていると感じた。 日本は単一の独立した文化圏にあるが、明治維新以降は西欧文化に価値観が近いため、今後もアメリカ同調路線に行くものと予想される

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2018/10/28

【由来】 ・孫崎享「情報と外交」P88 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・糸井の柳井本でも。ちなみにビジネス本として売られてたんだって。

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