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邪馬台国はどこですか? の商品レビュー

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187件のお客様レビュー

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    55

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/04/23

「え、マジで?」と言いたくなるようなお話。 一番おもしろかったのは、信長の回かな。 黒幕は誰だ? なんていう話は他にもいろいろ読んでいて、「なるほど、そうかも」と思えるものもあったけど、まさかそうくるとは! 考えつきもしませんでした。 でも宮田さんに滔々と説明されると、「そう...

「え、マジで?」と言いたくなるようなお話。 一番おもしろかったのは、信長の回かな。 黒幕は誰だ? なんていう話は他にもいろいろ読んでいて、「なるほど、そうかも」と思えるものもあったけど、まさかそうくるとは! 考えつきもしませんでした。 でも宮田さんに滔々と説明されると、「そうかもしれん…」と思えてくる。 この様々な説は、学会とやらではどのような評価なのかしら。 こういう風に小説形式だと、すごく読みやすい。 「実は邪馬台国は◯◯にあった!」なんてタイトルの本だったら手に取らなかったな。

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2015/03/13

読んでると、そうとしか思えなくなるほどの説得力www もう、ワタシには、そうとしか思えませんwww

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2014/12/27

壬申の乱をとりあげた歴史番組をみたので,本書のレビューを書くことにした。 そもそも本書の表題でもある邪馬台国がどこにあったか?が表テーマだとすれば,裏テーマは聖徳太子や蘇我氏の系図が捏造されたもので,渡来人による別の王家が存在した!という主張だと思う。 魏志倭人伝から白村江の戦い...

壬申の乱をとりあげた歴史番組をみたので,本書のレビューを書くことにした。 そもそも本書の表題でもある邪馬台国がどこにあったか?が表テーマだとすれば,裏テーマは聖徳太子や蘇我氏の系図が捏造されたもので,渡来人による別の王家が存在した!という主張だと思う。 魏志倭人伝から白村江の戦いまでの約400年間に,いったいこの日本で本当は何があったんだろう?空想をかきたてられる物語の数々。 桶狭間の戦いは偶然の産物で信長の自殺行為だった!というのはどうだろうねぇ。 釈迦の悟り、邪馬台国の位置、聖徳太子の存在、本能寺の変や明治維新の首謀者、キリストの奇蹟。これらのテーマについて夜な夜な歴史バトルを展開する若き歴史学者の静香と謎の中年宮田。それを見守るバーテン松永と老学者の三谷。この設定も面白いし幾多の仮説もまた然り。学問とは既成の価値を破るもの、仮説をフィールドワークやシミュレーションや実験で実証するしかない。刑事事件の捜査で証拠捏造と断罪された今日の地裁決定に、日本書紀の矛盾点を指摘し聖徳太子は実は・・・と論じる本書を思い出してしまう。ずばり歴史捏造について。

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2014/12/08

随分前に友人に薦められた本。タイトルからして不思議で、ずっと興味がありましたが、ようやく読むことが出来ました。歴史に疎いわたしには、本書の内容はとても面白かったです。

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2014/05/26

歴史ミステリーというジャンルを読んだのは初めてかな? 邪馬台国は東北にあったとか、聖徳太子の正体とか、与太話といえばそうなんだけど、妙に説得力がありました。 でも、私だったらバーでお酒を呑みながらこんな面倒くさい話をするのは嫌だな(笑) 雑談程度なら楽しいけど。

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2014/06/17

日本史の助教授・早乙女静香と日本史専門のライター宮田が歴史上の謎についてディベートするお話が6編収録されています。 宮田の唱える仮説は固定観念を打ち破る荒唐無稽なものですが、妙に信憑性があり納得させられてしまいます。歴史に詳しい人が読めば違った印象を持つと思いますが、すっかり著者...

日本史の助教授・早乙女静香と日本史専門のライター宮田が歴史上の謎についてディベートするお話が6編収録されています。 宮田の唱える仮説は固定観念を打ち破る荒唐無稽なものですが、妙に信憑性があり納得させられてしまいます。歴史に詳しい人が読めば違った印象を持つと思いますが、すっかり著者の術中に嵌ってしまいました。 ベストは【邪馬台国はどこですか?】。最後に明かされる邪馬台国の場所は、かなり意外で面白かったです。 【維新が起きたのはなぜですか?】と【奇蹟はどのようになされたのですか?】は著者の都合の良い情報だけを集めた感があり、やや無理があるかなと思いました。

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2014/02/15

なんと邪馬台国が我が県のあの場所とは…!!今までの説が覆される爽快感。そういえばテレビで見た龍馬伝でも勝海舟は何なんだ???と思っていたら…この本と同じでなぜか嬉しくなったり。ページを開くとあっという間にタイムトラベラーになれます♪

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2013/12/17

誰でも知ってるネタを、トンデモ仮説なんだけど、 わかりやすく、事実に基づいて解説してくれるので、 その説もあり得ると考えさせられてしまう。 読みやすいし、とっつきやすい話なので、 飲み屋での話のネタには困らないであろう。 ただ話の作り方が、パターン化されていて飽きる。 暇つぶ...

誰でも知ってるネタを、トンデモ仮説なんだけど、 わかりやすく、事実に基づいて解説してくれるので、 その説もあり得ると考えさせられてしまう。 読みやすいし、とっつきやすい話なので、 飲み屋での話のネタには困らないであろう。 ただ話の作り方が、パターン化されていて飽きる。 暇つぶしにサラっと読む本かな。

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2013/11/10

好きだ。専門家ではないので、説の是非は置いといて、常識を覆される快感と、理屈立てが心地よい。逆説の日本史、QED好きな人や、ハッタリ好きな人なら楽しめる。 歴史という学問の曖昧さと同時に、楽しさ表現している作品だと思う。マジで中学生ぐらいに読ませたい。 静香さんが新進気鋭の学者...

好きだ。専門家ではないので、説の是非は置いといて、常識を覆される快感と、理屈立てが心地よい。逆説の日本史、QED好きな人や、ハッタリ好きな人なら楽しめる。 歴史という学問の曖昧さと同時に、楽しさ表現している作品だと思う。マジで中学生ぐらいに読ませたい。 静香さんが新進気鋭の学者とは思えない固さなのは置いといて。

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2013/11/05

小説と呼んでも良いのか少し迷う作品。 バーテンダーとお客3人が ひたすら誰もが知っているのような 歴史の共通認識を覆すような議論を 展開するお話。 宮田(=著者)の発想がトンデモなものだけれども、 根拠を説明してありえる話のように納得させるのは見事。 全部はあたってなくとも ...

小説と呼んでも良いのか少し迷う作品。 バーテンダーとお客3人が ひたすら誰もが知っているのような 歴史の共通認識を覆すような議論を 展開するお話。 宮田(=著者)の発想がトンデモなものだけれども、 根拠を説明してありえる話のように納得させるのは見事。 全部はあたってなくとも 部分的には真相にヒットしてそう。 著者の鯨統一郎さん、覆面作家だそうで。 著者ご自身がミステリー。 twitterとか普通にやってるみたいだけど。

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